2017年春アニメのラノベ枠、ロクでなし魔術講師と禁忌教典。
1話は良くも悪くもラノベアニメらしかったんですが、2話は、スカっとさせてくれながら、先生ものらしく、おぉ~なるほどって思わせる内容(講義)でしたねw
「ちなみにこうして五節にすると射程が落ちる」
「一部を消すと出力が大幅に落ちる」
▲ 魔法の成り立ちなど、魔法そのものについての説明は必ずあるし、詠唱シーンも当然あるけど、“詠唱の文そのもの”にスポットをあて、しかも「文節の区切りを変えることでどう魔法の状態が変わるか」とか、多分見た覚えない
「ま、極めたっつーならこれくらいできねーとな」
1話はそれほどでなくても、2話で視聴決定した人は結構多いんじゃないかなと思います。
▲ そしてこの顔である
先生ものらしさ
個人的に、アニメ1話を見たときはぬ~べ~を思い出して、2話は劣等生が浮かびました。
1話はもちろん、そのダメな教師っぷり、ろくでなしっぷりから。
2話は、魔法学園アニメだけど魔法は使えない、けど無力化はでき、物理最強というグレンの設定から。
アニメの先生ものってそこまで数は多くないけど、ぬ~べ~しかり、GTO、絶望先生、暗殺教室などなど、なにげに面白い作品多いですよね。
そもそも、(一応)主人公が人に物を教える立場にあるわけだから、導入部分の説明描写で退屈にならずにすむのかもしれないなぁとは、主人公の精神年齢的な部分でも、それから作者の作家の力量的な部分でも思いもするところ。
演技派ズドン先生
そして、“ズドン先生”もやってくれました。
「実は俺ルミアちゃんみたいなの嬲っても面白くねぇんだわ。ありゃか弱く見えるが心は折れねぇタイプの人間だ」
「だがお前は強がって見せてるが自分の弱さに仮面付けて隠してるだけのお子様さ」
「俺はお前みたいなちょろい女壊すのが一番楽しいんだ~」
「ふざけないで!私があなたに屈するとでも!」
いわゆるラノベ的に言えば、序盤のヒロインを脱がせる役&主人公を立てる役ではありますけどね。うん、経験則からくる分析も垣間見える短いながら秀逸な台詞とともに、その道の玄人っぷりを披露してくれました。(笑)
「キックじゃねぇか」
顔芸もほどほどにしてくれていて。結構演技派だったと思います、彼。ほい( ´∀`)つ「男優賞」
システィーナの祖父もそうだったけど、作画もひとまず安心かな?