転スラ

転スラ/リムルは怒るとガチで怖い3場面 都度覚醒もして迫力満載なのでアニメで見れないのが残念で仕方ない

世の中のファンタジー作品の男性主人公にお人好しは多いですが、リムルはというと、さすがに年齢相応といったところ。

鈴木悟(37)の姿で序盤に見せてくれていましたが、いい先輩だな~くらいのいい塩梅のレベル。

ただしリアクションはちょっと過剰気味。(笑)内心、思念伝達ともに、ツッコミもなかなかの激しさです。転生したら主人公の内面が態度や言葉として表層化しているのはよくあることですが、この辺りは結構ゼネコンらしさが反映されてるのかもしれません。(ゼネコンの人は温和だし交渉も上手だけど、ストレス多くて、声が妙に張ってるイメージ)

▲ タコの形?これ?w

そんなリムルですが、怒るときは怒ります。で、怒るとめちゃくちゃ怖いです。

序盤の頃には温厚な性格、苦労性な感じが強くて、アニメでもお人好し感が3割増しくらいになっているので、アニメから激怒シーンを見た人は結構驚くかもしれません。


▲ マジでこんな感じ

作中では大きく分けて3回ほど激怒するのですが、うち2回はそのまま“実力行使”にいってます。つまり、自らの手による殺戮・戦闘行使ですね。

どのシーンも迫力がありますし、アニメで見れないのが本当に残念ではありますが、今回の1期の和やかな雰囲気ないし、各話のクオリティが若干上下しているいささか不安の残る作りでは、ある意味しなくてよかったのかもしれませんね。(オークロード辺りまではよかったとは、残念ながらちょくちょく見かけるコメント内容でした)

さて今回はそんな見ることの叶わなくなりそうなリムルの激怒シーンをざっくりではありますがご紹介です。

シオンと仲間たちが無情にも殺されたとき

「いいか、貴様(ゴミ)。相手を見て、物を言えよ。
俺が優しいからと、調子に乗るな。
発言を許す。続けろ」(web69話

リムルが初めて激怒した一幕ですね。リムルは1万5千のファルムスの軍勢をファルムス王を残して文字通り「全滅」させます。しかもたった一人、自らがこのために開発した防御不可の広範囲物理魔法【滅之神(メギド)】で。上の発言は、自分の命が危機的状況になっていても傲然と振る舞う愚かなファルムス王に対する発言です。ちなみに直前に王の腕を切り落としました。

結果だけを見ても3つの激怒シーンのなかでも一番凄惨な結果をもたらしていますが、この話は魔王化してシオンたちを蘇生させるという目的(希望)があって、そのためには「1万の人間の魂」が必要だっただけにすぎないということで、リムルは妙に冷静です。

また、シオンや仲間たちが、「人間には手を出すな」「仲良くしてくれ」というリムルの命令ないしテンペスト国の決まりを守ったがために襲撃に対してこれといった抵抗をしなかったという事実は、三日三晩リムルを責め立てもして、その辺りの葛藤があったことも冷静さを失わせない理由になっています。

「リムル様いかがいたしますか?」
「できれば争うのは避けたいんだが…」

「問題ありません。蹴散らせばよいのです」
(あぁ…)

▲ 至らない子ほどなんとやら…(´-ω-`) 

シュナやベニマルの「頼むから魔王になってから暴れないでくれよ……」という初めてリムルの怒り(しかも変化が急激すぎ&冷徹すぎる怒りっぷり)を目にしたがための悲痛な願いや、【智慧之王(ラファエル)】へと進化した大賢者が操作するリムルの荘厳な一幕もあり、この話は転スラのなかでも神エピソードの筆頭に挙げられそうなお話です。

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帝国との戦いで仲間たちがやられているのを見たとき

場面は少し進んで東の帝国との戦い。まずはと、先発部隊として出していたホブゴブリンやリザードマンたちが数名やられていたのを見、ベニマルが想定内だと涼しい顔をしているのをみて、リムルはカッとなります。

「お前、犠牲者が出ているじゃねーか! だから俺が出て”神之怒”(メギド)で――」

リムルの胸の内には、かつて散々苦しまされた喪失感と恐れが去来していて、かなり不安定ななかでの怒りでした。初めての激怒シーンと比べると割とポピュラーな怒り方ですね。

ですがこのときの怒りは、すぐに収まりました。というのは、ベニマルがすぐにも諭したからです。兵の命を預かる総大将らしい力強い言葉で。

我らを信じてください、というベニマルの言葉や、真剣な顔、正論っぷりはリムルを少し落ち着かせて、シオンやソウエイ、ディアブロたちをはじめとする仲間たちの戦争に臨む覚悟をもくみ取る結果に。そして、自分の覚悟が足りなかったのだと謝りもします。リムルと仲間たちの成長がうかがえもするシーンです。

『聞け! 全力で敵を叩き潰せ。
容赦する必要は無い、そして手加減の必要も無い。
お前達の持てる力の全てで、速やかに敵を排除せよ!!』(web152話

そうしてリムルは、「持てる力の全てで速やかに排除せよ!!」と、配下たちを鼓舞する言葉を送るのでしたが、“力の全て”がミソ(笑)で、「……うちの軍強すぎへん?」なギャグになるのが楽しい一幕でもあります。とはいえ、それでも主力数名を倒すには至らず、帝国は強い国でした。

ヴェルドラとの魂の回廊が破壊されたとき

「好きに暴れて構わない。
ただし、死ぬ事は許さん。
奴等に、俺の邪魔をさせる事も許さん。
俺がヴェルドラを開放するまでの間、あの蚊トンボ共の相手をしていろ!」
「ヴェルドラ様の姉君は、どういたしましょう?」
「あ? 俺が相手する。わかったら、行け。奴等を殺しつくせ!」(web173話)

引き続き、帝国戦。強化人間たちや、アルティメットスキルを配下に譲渡のできる帝国軍は猛者揃いで、リムルの配下たち(主にテスタロッサたち)はかつてないほど苦戦します。

そんななかで訪れた、魂から引き剥がされる感覚を覚えながらのヴェルドラの魂の回廊の破壊されたとの報告。管制室のモニターで見ていたリムルは激昂し、シオンやディアブロの静止を無視して現場に向かいます。

上のセリフは、ヴェルドラが相手をしていたヴェルドラの姉ヴェルグリンドと邪魔されずに戦うため、ディアブロが拉致連れてきた強すぎる悪魔三人を呼び出した際のもの。

3つの怒りのシーンのなかでは、一番短気であり、苛烈な一幕ですが、ヴェルドラに対するリムルの友情が垣間見えるシーンでもありますね。

吸収後は会話こそありませんでしたし、解放してからも「やれやれ…w」なシーンが多いヴェルドラでしたが、ヴェルドラがいたからこそ、ここまでリムルはこれました。

WEBの描写では、絶賛怒り沸騰中なのでそういう悲痛さの描写はありませんが、もしヴェルドラと最初に会って、または喰らっていなければ、今のリムルの存在はないに等しいのを考えると(ヴェルドラの名づけにより魔物として強くなりまくったし、名づけのときも魔素をヴェルドラから借りてる)、勝率無視で飛び込んだリムルの必死さも納得の名戦闘シーンになっています。

「なんだと!?スライムの分際で暴風竜と恐れられるこの我と友達だと!?」
(嫌ならいいんだけど!)

「バ、バカっ!誰も嫌だと言っておらぬだろうが!」