ポケモンZA

ポケモンZA/ひどい、ダサい言われるメガシンカデザインを“覚醒度合い”でランキングにしてみた

ポケモンのデザインは面白いな~と常々思わされてます。

とりもげはSVだとウネルミナモやテツノイサハなどが好きでした。パラドックスポケモンのデザインないし変化は興味深かったです。

アルセウスではバサギリとかヒスイガーディとか、いい感じに垢抜けてないのが表現できていてこういう忖度の少ない、設定された時代に準じたものもデザインできるんだなと感心しました。

▲ レジェンズアルセウスはポケモンのデザインはもちろん、UIやフォントまでゲーム全体で江戸~明治初期あたりの時代設定が細かく遵守されていた。開発資金がかさんだというのも分かる話。慣れないことをすれば予定の帳尻合わせは難しい

今作のZAではメガのみ追加という異色作ですが、いつも通りデザインは見ていて面白かったです。ただ、一部のデザインに関してはひどいとかダサいとかなんのかんのと言われているようです。

いつものことながらある程度は仕方ないよなぁとは思います。ポケモンは「自分の好み」を選び放題のゲームで、これに関しては世界でも随一のゲームです。その規模は1000匹以上にものぼります。

▲ 30周年を記念した動画。昔のピカチュウはぽっちゃりだったことから、「デブチュウ」とファンの間では呼ばれる。

1000匹が一気に登場したわけもなく、発売から30年の月日が流れていてその頃の流行のデザインもここにはあります。デザインの振れ幅は広いです。IPはあくまでも子供向けなので、さすがに着手していない部分はありますが。

いつからか、この世代のポケモンが好き、この世代のポケモンは受け入れられない、という声をよく聞くようになりました。一般的な人一人が受け入れられるデザインの振れ幅は既に超えています。ポケモンは今や親子でファンができる規模です。デザインの支柱となるものはもはや1つや2つではないはずです。

なんにせよ、今作の新しいポケモンはメガシンカだけです。

とりもげは上記の理由からデザインランキングは意味がない、徒労に終わりそうだと認識していましたが(世代ごとなら意義は見いだせそうかな)、メガならランキングに指向性を持たせられそうだと思いました。そうなると内容が気になってきますし、実際にデザインがひどいのか、逆に良いものはと、色々と気になりました。

というわけで、ランキングとして可視化して個人的に調査してみました。

メガシンカにおけるデザインの方向性

メガシンカとは

まず、「メガシンカとは何か」という部分からです。デザインするにあたっての方向性ですからね。そのままランキングの方向性にもしています。

メガシンカとは何かというと、「進化の限界を超えた進化」です。

数多あるゲーム、アニメ、漫画の世界でそのキャラクターが臨界点を突破して、一定時間容姿まで変えて敵を蹴散らすシーンがあると思いますが、ようはアレですね。覚醒です。

スーパーサイヤ人3とか、とりもげは未読ですが、ナルトの仙人モードとか、ルフィのニカとか、各々思い浮かぶものはいろいろあると思います。

なので、「大きな容姿の変化があること」をまず重点に置いてます。ないなら順位で下にいきます。あと形態の変化ですね。立ち姿とか構えとかがはっきりと変わっているなら高ポイント。

トレーナーとの絆

設定的には

トレーナーとポケモンとの間で強い絆がある

というものがありますが、今回はこの設定は重視しなくてもよさそうです。

ZA内でもコルニないしDLC編でちょろっと言及されてるくらいの規模で、別に絆を確認するシーンがあるわけでもなく、デザイン方面でもとくに昇華されていませんしね。

それに、(アルセウスを除く)元々ポケモンと人は仲良しというのがポケモンシリーズの根幹にはあるので。メガシンカにおいての絆方面の描写はアニメや映画の役割なんでしょう。

進化前より迫力や力強さを得たか

▲ なんとなくハルジオその2

話を戻して、「覚醒」なので、つまりメガシンカにおけるデザインの方向性とは「迫力や力強さ」です。

とくに進化前と比べて、ですね。この進化前とメガシンカ後の容姿の迫力の差が激しいほど要点は満たしていると言えます。

もちろん満たしているだけではダメです。満たしたうえで、良いデザイン、完成度の高いデザインに仕上げなければなりませんし、様々な基準はあれど最終的には見た目の良し悪しです。

この辺のバランス感覚はとりもげ主体のものにはなるので、その辺は主観ではあります。

進化前より豪華・華やかであるか

▲ なんとなくユカリ

迫力や力強さを追求すると、かわいい系統のポケモンは不利になります。

迫力や力強さを考慮すると男性的なデザインに寄ります。実際寄ってます。ポケモンはかわいさを抜きには語れません。

ただ、かわいいポケモンにもメガシンカの表現方法はあって、その1つが「豪華さ」や「華やかさ」です。もしくは「神秘的さ」とかですね。

数は少ないですが、かわいい路線のポケモンはこれを満たしているかが重要になってきます。華やかであればかわいい需要も満たしやすくなるでしょうね。

暴走形態

メガシンカは一種の暴走形態であるという解釈も存在していました。

SM、USUMの図鑑説明ですね。アニメでもそのような演出はあったようです。

ただ、絆パワー的なものと同じで、アンジュによるメガエネルギーの放出の影響という後天的なものはあれど、ただメガシンカしたことによる暴走の描写は本編ではなかったように思います。

なので、かつてメガシンカが生まれ、ユーザーに受け止められる過程で紆余曲折があった、という程度の認識でいってます。

今作のデザイン面では一部メガで暴走形態を考慮したような「溢れる過剰なパワー」感があるようですが、デザインの方向性の参考にしているのだと、その程度の認識で見ています。

結局はここは深く考えず、総合的に見て、かっこよかったりかわいかったり、完成度が高ければ加点しています。

デザインの良し悪し

▲ メガシンカのデザインお手本例メガレックウザ。模様が入るのはデザインの基本だけど、ポケモンでは稀な方になってる。

デザインの良し悪しも重要です。

ポケモンにおけるキャラクターデザインの能力は、(現段階での)ポケモンという世界観と折り合いをつけて調和を取る能力とも言えます。妖怪ウォッチには妖怪ウォッチの、モンハンにはモンハンの世界に合ったキャラないしモンスターがいます。これは英語圏でも聞き取りやすさに差があるような、微妙なニュアンスの差でもあります。

デザイン界隈でもよくある話で、有名なデザイナーに外注したからといって、そのキャラに人気が出るわけでもないです。あくまでも主役はそのゲームの世界。その世界に異邦人がやってきたことに近いのかな。デザイナーにも自分のデザインの世間との接し方で器用な人と不器用な人がいます。さすがに着眼点が斬新だったり、個の完成度が高いことは察せられますけどね。

あえてデザイナーの個を出して、ポケモン全体のデザイン範囲を広げるといった思惑が見えないこともないです。話題呼びやIPの延命も含めて。

そういった大人の事情もポケモンのデザインにはしっかりあるので、きちんと相対的に見た上で、ポケモンとして良いデザインかどうかを判断材料としています。

どう頑張ってもとりもげの主観も含んでしまうところですが、なるべく主観(少なくとも好みや愛着)は排除するように努めました。出るところは出てしまうと思うんですが、気になる部分は注釈を入れてみています。

加点:ゲーム内モーション

あと、ふんわりと加点要素として、ゲーム内モーションも含めました。

立ち絵がいまいちでも動くと迫力があるなら、加点要素です。メガシンカ前との変化の度合いも含めて。なので3Dデザインのランキングになるのでしょうね。

排除項目:ゲーム内での強さ、人気度(愛着)

あと、排除項目についても触れておきます。

まず、「ゲーム内での強さ」ですね。強いからという理由で加点はしませんし、弱いからといって減点もしません。

この辺はとりもげは良い判断者ですね。今作は少しやっていますが、コマンドバトルの方は配信は見ていますが、ランクマは一切してませんし。

もう1つは「人気度」です。

ようは大衆人気が高いポケモンだからランキングも上げる、ということもしないということです。

公式が推しているポケモンも同様です。あくまでも見るのはメガシンカとしての変化ないしデザインです。それと完成度。

ランキングの方向性のまとめ

軽くまとめておきます。

・姿の変化の度合いが大きい
・形態変化がある
・迫力、力強さがあるか
・あるいは豪華さ、華やかさがあるか
・デザインの完成度が高い
・ゲーム内強さと人気度は無視
・ゲーム内モーションも加点要素

と、順位付けで重視したのはこんな感じです。

ところでメガシンカという事象を形容する言葉で、ゲーム内で好きな言葉が1つあります。

「命、爆発」。覚醒ってまさにそう。短いながらポーズと合わせてよく表れてるなぁと思います。なかなかいいキャラですよね、コルニ。

では、ランキング表です。

ランキング表

このような感じになりました。ちなみに左右差はありません。

各ランクをざっくり説明すると以下のような感じ。

S:デザイナーのセンス爆発、完成度高い
A:驚ける完成度と変化、異色変化
B:正統派進化、こういうのでいいんだよこういうので、もう少し攻めてもよかった
C:普通、あまり変化なし、微ダサもある
D:ダサい、意味の分からない変化、そもそもデザインしてない

大衆感性的にとっつきやすいのはBとCです。ポケモンの顔的なポケモンも多いので、あえていじらなかった可能性もありますね。

Sは素晴らしいの一言ですが、Dと同様個性が強めではあります。AはSほど突き抜けてはないもののデザインと個性のバランスがよかったり、あるいはSにするには惜しかったりです。

では以下でいくつか補足します。

S:メガウツボット

多くの人が目に行くのがこのポケモンかもしれません。なぜSなのかと。

メガウツボットはかっこよくもなければかわいくもないんですが、別にそうでないからといって評価を落とすわけではないです。デザイナーのセンスが爆発しているのは結構納得してもらえるとは思います。

あのウツボカズラモチーフの元々個性派代表、さらには不気味系ポケモンでもあるウツボットから、個性と不気味系のどちらの要素も満たしつつどちらの要素も進化させてミックスもさせた手腕は見事だと言うほかありません。

また、歩く時には多くのポケモンが走るか飛行するのに対し、このポケモンはボッテボッテ跳ねます。全部のポケモンのモーションは見ていませんが、唯一無二です。(似てるところではホッピングでメガミミロップ)ツルで口を縛ってボッテボッテ歩かせるなんて誰が思いつくでしょうか? 色合いもいいですし、デザイナーのセンスが爆発していますよ。

しかも戦闘時は視認性もしっかり悪いという。この子、結構邪魔なんですよ。視認性すらも犠牲にしてこのポケモンの個性を表現したという点は評価せざるを得ませんでした。特殊攻撃時には袋の中も減って痩せますしね。

ひいきしているのでは、と考えられるほどにゲームがメガウツボットを全力で表現しているようにとりもげの目には見えたわけです。元々ウツボットはアニメを筆頭になぜかひいきされていたポケモンではありました。動いているデータが多かったのも表現しやすかった理由でもあるのかもしれません。

その路線でいくと、メガガメノデスも同ランクにきそうなものですが、ガメノデスと同様ややダサ路線なのと、下半身や歩き方が少しネタに寄ってるかなと。

気持ちデフォルメから脱却して、もっと恐ろしさや鬼神感が増すとよかったでしょうか。でも、ガメノデスらしさは存分にあるのでいいデザインに仕上げたと思います。

メガガメノデスよりは、メガカラマネロが完成されていると思いました。センスも爆発してますね。両者とも不気味系の良デザインです。

S:メガゲッコウガ、メガマフォクシー

ランキング表をぱっと見ても分かるように、このランキングは定義上、「形態の変化」の評価は高いです。

メガゲッコウガとメガマフォクシーは分かりやすい代表例の1つ。物にのって飛ぶのも、逆さになっているのもこの2匹だけです。(シャリタツはうーん)元からあった忍者と魔法使いというコンセプトもまったく失っていません。

とりもげはゲッコウガのかっこいいという世論評はいまいちわかりませんが(アニメ出だとは思ってる)、メガゲッコウガのデザインは攻めっぷりに感心しました。手裏剣投げますしね。マフォクシーは元から好きでしたが、魔法の箒と浮遊する火の玉のアイデアは素晴らしいの一言。両者は本体の変化は少なくしつつも形態はしっかり変化させたうえで、「強くなった感のある」デザインの1つの完成形ないしお手本だと思いました。

メガメタグロス、メガルカリオZも似たようなところにあるかな。メガメタグロスは一目見て分かる大変化は見事ですし、歩きモーションも手が込んでます。メガルカリオZは人気ポケモンながら、顔の雰囲気も色もがらっと変えみせたのがポイント高いですね。武術の構えって色々あります。

A:メガブリガロン

メガブリガロンは単体で見るなら、Bです。

ただ、進化前のブリガロンはデザインという面では結構酷評を受けているポケモンでした。どういったポケモンなのか分かりづらいと言われていて、確かに頷けはしました。

それが額当てをつけて、マントを羽織らせるだけで「騎士・守護者っぽく」なり、こんなにかっこよくなったという感動がこのポケモンにはあります。

元の姿とあまり変化のなかったメガエンブオーと少し差がついた理由かな。結果的には、ハリネズミモチーフがちょっとデザインの足を引っ張っていたように見えます。まあ、とりもげの主観も強くなってしまっているのかな。Bにあってもそれほど変には思いません。

モーションでは背中の丸盾を斧のように振りおろすのも◎。賛否あるかもしれませんが、武器持ちは少ないですからね。

A:メガライチュウX

ポケモンの顔であるピカチュウの進化系のライチュウですが、メガライチュウXとY、さらにYは進化前のピカチュウに戻るという異色の路線です。

Xはスーパーマンのような浮遊するモーションがあって、悪者をすかっと倒してくれそうな爽快感とライチュウの人格をにおわせつつの人間味のあるデザインになってます。

黄色と黒のコントラストも分かりやすくてGJ。変化量はそこまででもないのですが、うまく折り合いをつけたなと思います。

Yの方とは差がつく形になってしまいました。ポケモンの大会長であるピカチュウ味を残したかったと思うのですが、耳がダブルであるように見えますし、Yはそのために自由にデザインができなかった感があります。Yというコンセプトもそれほど体現できていません。

YはXと同様複数のコンセプトと路線を内包しているので一応Bにありますが、Cでも違和感はないです。

コンセプトは面白いとは思いますが、メガになって進化前であるピカチュウに戻る、大人の事情以外の説得力のある正当な理由が見つからないのも差がついた理由です。

A:メガラグラージ

メガラグラージは結構賛否ありそうです。

マーベルヒーローズでハルクというヒーローがいるんですけど、あのキャラに否定的なら、バシャーモやジュカインと同じようにスリムにすればよかったのにと思われていそうです。ザンギエフは否定的でもいいです。←

ごついポケモンはそれなりにいますが、メガラグラージレベルでパンプアップしているポケモンはいません。

上半身が下半身の倍ほどに膨れ上がった姿はさながら覚醒実験の失敗例にも見えますが、メガラグラージの目はまったく正常です。これが◎。明らかに物理MAXながら、頼もしい守護神です。こういうキャラって可愛い儚げな女の子を守りますよね。

お国柄とでもいいましょうか、この路線は優先度としては低かったでしょうけど、見れるデザインに仕上げたのなら話は別です。よくぞ仕上げてくれました。筋肉の陰影でムキムキ路線にいったのならまた少し雰囲気は違ったのでしょうね。あちらは狂暴ですが、似た路線でメガユキノオーがいますね。

A:メガユキメノコ

メガユキメノコも素晴らしい変化ですね。もともとかわいらしかった容姿から人型になり、美人路線にいきました。人によってはかなり上位なんじゃないでしょうか。

Sにいてもいいとは思いますが、いくつか気になるポイントがありました。

足元の雲のようなもの(冷気だとは思う)の意義がよく分かりませんでした。これで浮いているので、浮かせるなら普通に雲なしで浮かせるので良かったのではと思います。

あと、進化の方向性が少しインパクトが薄いです。元々雪女モチーフのポケモンではあり、そのまま雪女化したということで、予想ができるデザイン路線ではあります。

あえて雲にしたことで、おそらく類似のものがいくつか見つかりそうなファンアートとの差別化を図ることはできたのかもしれませんが、デザインの完成度としては落ちました。なので、Sには入れませんでした。

A:メガダークライ

メガダークライはインパクトが凄まじかったポケモンですね。

まったくポケモン的ではないダークファンタジーに片足突っ込んだ異物のデザインです。DLCのストーリーから影響を受けた進化だと言えそうですが、カービィのラスボスというのも頷けます。

ただ、完成度という部分では少し評価が難しいところ。丸みを帯びた体が少しポケモン的というか、カービィ的というか、メガシンカとしての迫力をいくぶん減らしています。

体を球体にするのではなく、たとえば球体を破れたマントで包んで風になびかせていたり、顔を隠した際の体の模様をもっと恐ろしいものにしていたら、半端ではなくなり、とりもげ的には評価は上がっていました。

ただ、横向きにすると結構よくて。かなり迫力が出ます。当初はB辺りにいましたが、悩んだ末にこの位置になりました。デザインの熱量は感じますからね。メガジガルデの連れ歩くだけでテンションが上がるダイナミックさに通ずるところがあります。

B:メガタブンネ

そもそもタブンネをなぜメガシンカさせたのか、という疑問がとりもげにはあります。

ハピナスは? メガシンカの補正の恩恵を盛大に受けたスピアーはまだ分からなくもないけど、なぜタブンネ?

それはともかく、メガタブンネには変化自体はそれほどありませんね。真っ白にしただけのように見えますし。でも、「ぱっと見タブンネには見えないことがありそう」だと思いました。タブンネはポケモンとしてメジャーではないです。

全体色を変えただけという小さい変化ではあるのですが、印象に残る変化ではあって、この小さい変化によってタブンネは小天使になってます。デザイナーの目の付け所がいいですね。

タブンネという、あまり戦闘を好まない愛情深いポケモンをメガシンカさせるにあたって、最小かつ最良の措置をしたようにも見えます。

Cにはもったいないクリアなセンスですし、Aはさすがに少し高すぎるということで、Bです。

B:メガヘルガー、メガミミロップ、メガルカリオ、メガジュカイン、メガバシャーモ、メガムクホーク

この辺のポケモンは普通にかっこよく仕上がっているポケモンたち。人気ポケモンたちでもあって、人によっては一番好きだという人は多そうです。

この中だと元々かわいい路線だったものをかっこいい方面にも仕上げたメガミミロップのデザインセンスや凶暴さと模様を得たメガムクホークが目を引きますが、ランキング的には元から良かったデザインを色濃く残しているのでこの位置に置きました。このランキングで定義づけした覚醒の度合いとしては控えめです。

とりもげ的にはヘルガーが昔から好きではあったりしますが、誰もが納得してしまう安易な変化ではありますよね。かっこいいけどね。でもファンアートで描かれるとやばいくらいにかっこよく仕上げられているポケモンでもあります。

C:メガバクーダ

ZA以前のメガシンカランキングだとメガバクーダはDに置いていたかもしれません。

とりもげはこのポケモンを見るにあたっていつも気になっていたのが「目」でした。割と唯一無二の(一昔前の)コミックライクな目をしているんですよね。あまりこの目の表現は好きではないというか、ポケモン的ではありません。目の失敗というとサマヨールが浮かびます。

ただ、メガになってもこのアイデンティティ、目は失いませんでした。さらにもう1つのアイデンティティの火山もしっかり背負っていて、全体的にはそれほど悪くありません。

少数派ながら、好きな人はいそうだなとは思えます。むしろ愛されポジだと豪語されても分からなくもありません。

Dよりは全然おかしな方向性ではなく、個性もしっかり捉えているのでCになりました。

C:メガセグレイブ

メガセグレイブは進化前とあまり変わっていないという点でここにいます。

元のデザインは普通にいいですし、結構この言葉につきるのですが、尾に少し寂しい部分のあったセグレイブから、そのままその特徴を引き継いでしまいました。

1000匹到達と30年目の節目にあたり、自由にデザインできる範囲が狭まった結果、一般的なデザインの良し悪しにおける悪しの部分を良しとしてしまわざるをえなかった、という風にも見えます。

普通に考えてみるなら、この路線ならせめて尾にもう1~2本短剣あたりを刺したいところですから。もっと素直にかっこよくしていいのよ?

D:メガスターミー

ZAで一番有名な新メガはメガスターミーかもしれませんね。アニメではもう登場しているそうです。

ただまあ、デザインはまったくしていませんよね。その言葉につきます。

スターミーの設定的には間違った変化ではないのですが、どこかのエリアにはこうやって歩くスターミーがいるという、面白フォルムチェンジ枠が本来は妥当だったでしょう。

公式としてはZAのネタ枠ないし盛り上げ枠にしたい思惑があったようで、それはしっかり生かされているようではありますが、それはともかくデザインはしてないのでこの位置です。デザイナーもいらないので、お金もかからなかったでしょうね。

D:メガタイレーツ

メガタイレーツはメガスターミーと同じで、好きな人はいそうなポケモンではあります。

でも、なぜ急にこの姿に? という疑問はつきません。タイレーツはただ地面を動き回るポケモンでした。胴体部分の兵(><)はきつそうですし、この媚びによってむしろ弱体化、というかろくに動けないのではと思わされます。だいたいどうやって両腕がくっついているのか。お前ロボットやったんか? と言葉を投げかけたくなる、設定を無視した突然すぎる変化です。

このコンセプトでいくなら、せめて浮かせて移動させるべきでした。それならまあ、強くなったという側面の説得材料は増えました。

もう少しいくなら、各々くっつかせたりはせずに浮かせたうえで四肢のように動かすことです。念動力を得たとかで、シールドも貼れるとかならそれらしく熱い話です。

1つ擁護してみるなら格闘タイプの新メガの拓が少なかったことです。シローの相棒として活躍させるとなるとさらに狭まります。

DLC以前のめぼしい格闘ポケモンは、カイリキーとゴロンダくらいです。ゴロンダはシローの相棒っぽくはないと思いますし、カイリキーで良かったのではと思います。でも、開発はインパクトやネタ方面を優先したようです。

おわりに

▲ 今作ルチャブル結構プッシュされてたんだなぁ

そんな感じで、メガシンカのデザインランキングでした。

ポケモンは各々の愛着が物を言う世界なので需要があるのかは分かりませんが、とりもげ的にはある程度納得のいくランキングをつくれました。

ダサいとかひどいとか言われている理由もなんとなく分かってしまったところです。最下層のDランクには6匹も新メガがいます。面々は結構目立ちもするので仕分けるのにそれほど悩みませんでした。

擁護してみるなら、この辺のデザイン群を採用しているモンスターは他のゲームはなさそう、という点です。確かにないかもしれません。IPが子供向けなので、子供らしいアイデアを採用してみたと言われたら一応納得はします。あとダサさを1つのデザインとして認めているという点。こっちの方が納得しやすいですが、お国柄とも言えそうです。

一応変動があったのなら、追記しておきます。

さて、ポケモンのファンアートは結構な数がありますが、メガシンカにしても同様です。youtubeなんかでも動画はたくさんあるので、気になる人は「メガシンカ オリジナル」とかで見てみてください。海外勢のものだと「pokemon fanart mega evolution」とかで検索してみるといいですね。海外の方がデザインに関しては結構活発に議論されてる印象です。

あまり関係はありませんが、ポケモンの良質なデザインやイラスト方面で飢えているなら、Pintarestでの検索がおすすめ。国内だと見つかりにくいテイストのものもザクザク出てきます。

一応今回のランキング作りで参考材料にした以下の動画たちを置いておきます。他にもいろいろと見はしましたが、モーション集ですね。