DLC「M次元ラッシュ」のラスボスはダークライでしたが、もちろん話はこれでは終わりません。クリア後に伝説や幻ポケモンたちと対峙するのは本編でもDLCでも通例ですね。
で、まずはじめに戦うのがグラードンとカイオーガです。伝説枠ではおなじみの2匹ですね~。
もっとも今回はメガ戦、ないしゲンシカイキ戦。戦いはORASから約11年振り、こちらが使用できるのも含めればUSUM以来であり、約8年振りになってます。なかなか間が空いてますね。
とりもげはORASもUSUMも未プレイです。USUMをプレイしようかと考えた時期もありましたが、なんのかんのと時間が取れず(Z技のダサさに対する抵抗感もね……)、結局今に至ったので初対面でした。なので楽しみでした。
さて、今回はグラードンの方の対策記事です。なかなか難敵に仕上がってます。
目次
グラードンと戦うまで
まず戦うにあたっては、冒頭で話した通り、メガダークライを倒してエンディングを見ている必要があります。
その後、メインミッション12「最高の贈りもの」を受注し、異次元調査ポイントを75,000ポイント稼ぎます。
ドーナツ:オールドファッションオメガ
その後は、ドーナツの作成です。
「オールドファッションオメガ」ですね。オールドファッションとはもちろんドーナツのあれ。
作成の条件は「スイート260以上、スパイシー160以上、サワー160以上、ビター20以上、フレッシュ260以上」です。
例によって数値さえ超えていればつくれますが、異次元きのみは必須なので、足りなければ異次元ミアレを周回する必要があります。
色違いには異次元タンガ、木の実集めには異次元カシブがいります。とくに異次元カシブは木の実集めにも使う木の実なので、使わずに作成できればお得ですね。
とりもげはとりあえずストーリーは優先的に進めたかったので、その辺はあまり気にせず作成しました。(他の幻を捕獲するには、この一連のストーリーをクリアする必要がある)
グラードンの対策
ダークライと同じように、グラードン戦も連戦です。
グラードンを倒せばゲンシグラードン戦になりますね。
ちなみにこの戦いは撤退しても手持ち以外のポケモンは選べず、戦闘開始から始まるので注意。戦闘後にボックスからポケモンを取り出すには、一度ひずみを出ないといけないのでドーナツが無駄に消費されることになると思います。(確か)
では、まずはグラードンの方から。
レベルと種族値
レベルは200です。
種族値は「100/150/140/100/90/90/670」。
地面単タイプの物理アタッカーですが、種族値はこの時点で既にメガ級ですね。特防が低めなので、特殊で攻めればダメージが入りやすいでしょう。
ただ、細かく言えば、今回も制限時間との戦いです。
オールドファッションオメガの効果は基本的にレベル+90以上だと思うのでここまで考える必要はないと思いますが、打開のしやすさは物理ないし近接攻撃に軍配が上がるでしょうね。
今作の遠距離攻撃はスピードアタックに向いてませんから。(主人公がその場から動かなくてすむのなら話は別)
技構成
だいもんじ
ねっさのだいち
ソーラービーム(大技)
この3つですが、なぜか全部特殊です。
グラードンはおおよそ近づくと炎技の「だいもんじ」、離れると地面技の「ねっさのだいち」を使ってきます。
▲ 大迫力
気絶後にはプレイヤーを追尾する草技の「ソーラービーム」を放ってきます。
「だいもんじ」と「ねっさのだいち」はそこまで脅威ではなく、回避もできます。
問題は「ソーラービーム」ですね。弱点ポケモンはそこそこダメージをくらうと思うので、ポケモンの動向には注意です。
弱点
グラードンは地面単タイプなので、弱点タイプは氷、草、水の3タイプ。どれもグラードンの技で弱点をつかれるので厄介ですね。
ただ、「ソーラービーム」は発動タイミングが分かるので水は扱いやすいですね。
一応プレイヤーを狙う習性と技の動向を把握していれば、草でも氷でもノーダメで戦えるかもしれません。
対策ポケモン
地面、炎、草のすべてのタイプを半減以下にできるメガ級ポケモンは、
メガリザードンY
メガカイリュー
メガボーマンダ
の3匹あたり。
タイプ一致で弱点タイプが使えないのが難点ですね。
地面のみ半減以下で、炎と草が等倍以下だと、
メガピジョット
メガピクシー
メガプテラ
(メガジュカイン)
メガムクホーク
メガルチャブル
イベルタル
の7匹あたり。ここでもタイプ一致で弱点はつけませんね。
すべて等倍以下で、タイプ一致で弱点をつける逸材に絞ると、
メガオーダイル
メガシャリタツ
メガスコヴィラン
メガセグレイブ
などが出てきます。
DLC組が多いですが、この辺でいくのがベストですね。先にカイオーガを捕獲しているなら、カイオーガでもいいですね。
ちなみにとりもげははじめはカメックスでいきました。(動画は撮り忘れた)後述しますが、その後のゲンシ戦ではカメックスはきつかったので、2戦目はガブリアスでいってみました。
もちろんガブリアスは弱点はつけません。それでもやれる戦いではありました。ちょっと温情を感じるポイント。ドーナツきついしね。
ゲンシグラードンの対策
では本番ですね。
ゲンシカイキすると、ちょっとかっこよくなりますね。
ポケモンはお国柄か分かりませんが模様を入れるデザインが少ないので、グラードン、カイオーガ、レックウザのゲンシカイキのデザイン性はポイントの高い変化です。
レベルと種族値
レベルは変わらず200。
種族値は「100/180/160/150/90/90/770」です。圧倒的~。
特攻も上がったので、持ち技の火力は上がっています。
技構成
だいもんじ
ねっさのだいち
ソーラービーム
だんがいのつるぎ(大技)
ゲンシカイキで特攻が上がったことも手伝って「だいもんじ」「ねっさのだいち」「ソーラービーム」の威力は上がります。
とくに「ソーラービーム」はビームが画面いっぱいになるほどの範囲なので、強力になってます。
▲ こちらも大迫力な「断崖の剣」
気絶後に放つのはテロップで名前を見ていないのでおそらくですが、「だんがいのつるぎ」です。地面が噴火するとともに鋭い巨岩群が突き上げてくるおなじみのエフェクトの技ですね。プレイヤーへの威力も高いです。
一度に三方向ほど(60度*3)にダメージ判定があるので、安全エリアで回避したあとは直前の攻撃エリアに向かうと避けれます。
攻撃エリアが光り出してから噴火するまでは時間がちょっとあるので、回避の難易度は低めです。むしろ「ソーラービーム」がきついかも。
弱点+特殊仕様
グラードンはゲンシカイキすると、炎・地面タイプになります。
水が4倍弱点になる、と言いたいところですが、大ボスらしくまさかの本来の特性を再現して水の弱点を消しています。
なので弱点は地面だけです。(ちなみに捕獲すると、このような仕様はなく、水が4倍です。あれぇ~)
対策ポケモン
水の拓が消え、タイプ一致弱点が地面だけになったことで、有望なポケモンはかなり絞られます。
技のタイプ自体は変わらないので、グラードン時とラインナップは変わりませんが一応。
地面、炎、草のすべてのタイプを半減以下にできるメガ級ポケモンは、
メガリザードンY
メガカイリュー
メガボーマンダ
の3匹あたり。変わらずタイプ一致はなし。
地面・炎が半減以下で、草が等倍以下だと、
メガプテラ
が加わります。
地面のみ半減以下、炎と草を等倍以下にすると、
メガピジョット
メガピクシー
(メガジュカイン)
メガムクホーク
メガルチャブル
イベルタル
になります。まだ地面タイプはありませんね。
すべて等倍以下にするとようやく
メガガブリアス
ジガルデ
の2匹が出てきます。この2匹がメタ択というか最善択ですね。少ない。
いないのなら、この機会に育成してもいいと思います。どちらも優秀ですし損はないですね。ガブリアスに至ってはランクマで使う分にも役立ちます。
上で書いたようにとりもげはそのままガブリアスでいきましたが、専用技が鬼強いので、ジガルデの方が早く終わるのかもしれませんね。
この2匹以外でいくなら、メガリザードンY、メガカイリュー、メガボーマンダに地面技使わせるのがぱっと見、次点択にはなるのかな。
ゲンシカイキ前をさくっと終わらせることができれば、制限時間的に拓にはある程度融通がききそうです。
厳選・色違い
ダークライと同じで、捕獲時にオートセーブされるので厳選はできません。
色違いも出ないようです。
ただ、好きなボールに入れることはできますね。
育成論・努力値

基本的には物理アタッカーで行くことになると思います。
ただ、ゲンシカイキすると特攻が150になるので、両刀の選択の余地はじゅうぶんにあります。ランクマだととくに。一匹しかいませんから、ゆうかん+HA252あたりがひとまず妥当なのかな。
タイプ一致技としては、
【物理】
じしん
すなじごく
だんがいのつるぎ
じわれ
ヒートスタンプ
ほのおのキバ
ほのおのパンチ
あなをほる
じならし
【特殊】
だいちのちから
だいもんじ
ふんえん
マッドショット
かえんほうしゃ
オーバーヒート
ねっぷう
ほのおのうず
ねっさのだいち
などがありますね。あらかた覚えるようです。
専用技の「だんがいのつるぎ」をはじめ、「じしん」「あなをほる」「ねっぷう」「ヒートスタンプ」なんかは今作の仕様的に強く、手堅い技です。
サブウェポンには
ソーラービーム
ヘビーボンバー
ストーンエッジ
ばくれつパンチ
かわらわり
かみなりパンチ
かみくだく
アイアンヘッド
10万ボルト
きあいだま
など、こちらはタイプ的にはそこそこですが強い技は揃ってます。補助技には「つるぎのまい」と「ビルドアップ」もあります。「おにび」はまあ、うん。
とりもげはひとまず「だんがいのつるぎ」「じしん」「ヒートスタンプ」「ビルドアップ」(つるぎのまい)あたりと、パンチ系などの回転の良い技で様子を見ることにしました。
おわりに
グラードンは「べにいろのたま」を持たせることにより、戦闘開始から即ゲンシカイキができる超がつく強ポケです。
特性がなくて弱点4倍があるにしても屈指の伝説らしい強さが得られているように思います。とりもげも戦わせてみるつもりです。
素早く移動することはできませんし、体も大きいので狭い場所は行けないでしょうけど、異次元ミアレでは星ランクの高いひずみや、高ランクのトレーナー戦で大活躍してくれるように思います。あっ、水には注意してね。

オバロ、落第騎士、リゼロなど。