ZAが発表された当初、よく話題になっていた要素の1つは御三家についてでした。
今作の御三家はチコリータ、ポカブ、ワニノコです。
世代で言うと、それぞれ2世代、5世代、2世代です。2世代は金銀で、5世代はBWですね。ここでの疑問点として「なぜヒノアラシではなくポカブだけ?」と一部では思われたりしていました。
今回はその辺の疑問に触れつつ、各御三家にフォーカスします。
目次
ヒノアラシではなくポカブだった理由
▲ 個人的にも好きだったヒスイバクフーン。強いかと言われると微妙だけど、個性はなかなか強烈だった。
先に解答を言ってしまうと、ヒノアラシはレジェンズアルセウスで既に御三家枠だったからです。
アルセウスは2022年発売のレジェンズシリーズとしては前作にあたる新しめの作品で、御三家はモクロ―、ヒノアラシ、ミジュマルでした。
それぞれ7世代(SM)、2世代(金銀)、5世代(BW)ですね。
アルセウスでは3匹ともリージョンフォーム(ヒスイの姿)をもらえました。ヒノアラシは既にピックアップされていたというわけですね。
ZAでもヒノアラシが御三家枠になり、メガシンカをもらうとちょっと不公平ということになってしまいます。ポケモンは数が膨大です。花形ポケモンへの贔屓や対戦環境への考慮をはじめとして様々な大人の事情も一定数あるものの、ピックアップするにあたって、基本的に公平でいこうという思惑があるとはファンが開発について汲んでいる通例の意見です。
本編に左右されないスマホゲームのポケポケをはじめとした別ゲームとかも見てみると、不遇ポケモンのピック具合がさらに分かりますね。
ZA御三家の入手方法
では、ZAでの各御三家の入手方法についてです。
チコリータ、ポカブ、ワニノコ
御三家として選択
ワイルドゾーン20で捕獲
ZAで御三家である彼らは、最初に選ぶこと以外では、「ワイルドゾーン20」の終盤で捕獲が可能です。
メガストーン
メガストーンはメインミッション10でもらえます。
選ばなかった御三家のメガストーンは「いしや」で10万円で買えます。
おすすめ拓


どれを選んでも活躍できるかと思います。
ポカブは技範囲的に最後まで活躍しやすく(炎・格闘になる)、ワニノコはタイプ的に扱いやすく(メガ時は水・ドラゴンという優秀なタイプにくわえて抜きん出た物理火力での三色牙は強い)、チコリータは回復技持ちで持久戦に強く、メガ時は草・フェアリーになります。(耐久寄りの技とステータス)
メガの見た目だとメガエンブオーがかっこいいかなぁと。
とりもげはチコリータを選んだのでメガメガニウムに関して少し贔屓な意見を言うと、それなりに相手は選ばないといけないものの、「ギガドレイン」や壁があるので、弱点さえつかれなければ素晴らしい活躍をしました。
「リーフブレード」「ギガドレイン」「マジカルシャイン」の近距離技*3を駆使することで、ラスボス戦も薬なしで戦えるほどです。ボス戦や連戦に強い子ですね。
XY御三家:ハリマロン、フォッコ、ケロマツの入手方法
次はハリマロン、フォッコ、ケロマツ。ZAの基盤であるXYの御三家ですね。
メガの見た目はどれもいいです。
ハリマロン
ワイルドゾーン17
サイドミッション7:やる気満々ハリマロン
ハリマロンは草・格闘になる物防寄りの物理アタッカーです。
ワイルドゾーン17では地中に埋まっています。
草タイプの特徴である「メガドレイン」の活用が種族値的に少し厳しいものの、ニードルガード、リフレクターをはじめ、インファイト、ウッドハンマー、じしん、どくづき、雷パンチなど、強めの技を覚えます。
物理アタッカーとして頼もしいですが、メガニウムと同様、少し相手を選んであげるといい感じに活躍してくれると思います。
メガストーン
メガストーンはランクマッチの報酬です。
結構開発のメスの入ったポケモンで、種族値分配が優秀で、メガになるとかなり硬くなります。ここまで硬いと鉄壁運用も視野に入ります。本編対戦での活躍が期待されているポケモンでもあります。
見た目も人気の印象です。
ケロマツ
ワイルドゾーン16
サイドミッション9:ケロマツの挑戦状
ケロマツは水・悪になる、攻速両刀アタッカーです。
サイドミッション9の「ケロマツの挑戦状」はアスレチックが面倒なものの序盤から進められるミッションなので、旅パに入れることは問題なく可能です。ワイルドゾーン16では石柱の上にいるので、こっそりボールを投げます。
性能的に優秀な技択を生かして、冷凍ビーム、悪の波動、飛びかかる、水手裏剣orハイドロポンプなどといった遠距離で戦うと扱いやすいかもしれません。
メガストーン
メガストーンはランクマッチの報酬になっています。シーズン1の報酬ですが、現在のシーズン3でも入手可能。
メガになると特徴がそのまま伸びます。
フォッコ
ワイルドゾーン18
サイドミッション8:フォッコのためにできること
フォッコは炎・エスパーになる攻速特殊アタッカーです。
こちらも序盤から進められるので、旅パに入れられます。とりもげも入れていました。ワイルドゾーン18では屋上にいて、すぐに逃げるので注意。
今作は新メガの火力バカのメガシャンデラや、人気ポケモンのリザードン、優秀な御三家のエンブオーがいるのでやや選ばれない傾向にありそうですが、
壁やマジカルシャインも覚えるので、差別化はできています。タイプや役割的にはワニノコを選んだ人がおすすめ。
メガストーン
メガストーンはランクマッチの報酬です。
見た目はトップクラス。ゲッコウガと同じく、特徴がそのまま伸びます。
おすすめ拓
3匹とも確保できますが、チコリータを選んでないならブリガロンでしょうか。今作の旅パ強ポケであるヘラクロス「ボワ」の役割も担えます。
ゲッコウガとマフォクシーはタイプ補完で気軽に選んでいいと思う。
育成傾向を推測してみるなら、比較してライバルが穏やかめで、優秀な氷技の「れいとうビーム」も使えるゲッコウガに分がありそうかな。
初代御三家:フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメの入手方法
そして初代の御三家ですね。
フシギダネ
サイドミッション22:モミジのおねがい
ワイルドゾーン20
フシギダネは草・毒の特殊アタッカー。
サイドミッションでの入手時期はそこまで早くなく、ここでは初代御三家のうち入手できるのは1匹です。
メガニウムと似た運用方法で、「ギガドレイン」を主軸に耐久寄りの安定した戦い方ができます。
チコリータを選んでいない場合におすすめなのはもちろん、毒ポケモンの選択肢は多くないので、毒のワンポイント起用でもじゅうぶん活躍できるでしょうね。
メガストーン
メガストーンはメインミッション29の「暴走メガフシギバナ」で入手できます。
メガは、見た目も種族値も順当に正当進化を遂げています。
ヒトカゲ
サイドミッション22:モミジのおねがい
ワイルドゾーン20
ヒトカゲは炎・飛行になる特殊アタッカーです。
フシギダネと同じく入手時期はそこまで早くありません。序盤鳥のヤヤコマがいるので、入れ替える人は一定数いそうです。
炎と飛行タイプの技はもちろん、ドラゴン技の「りゅうのはどう」や「きあいだま」「ソーラービーム」なんかも使えます。「ソーラービーム」はプラスにすると大幅に発生時間が減るので優先順位は高め。
メガストーン

メガストーンは「いしや」で10万円で買えます。
XとYの選択肢があり、Xでは両刀になって炎・ドラゴンに、Yでは特攻が大幅に伸びます。
旅パではドラゴンが入るXが使いやすそうです。
ゼニガメ
サイドミッション22:モミジのおねがい
ワイルドゾーン20
ゼニガメは水単の耐久寄りの両刀ポケモンです。
フシギダネやヒトカゲと同じく入手時期は早くなく、サイドミッションでは3匹のうちどれかしか選べません。
2匹に比べると単タイプで、回復技もないので少し地味な活躍にはなりそうですが、「れいとうビーム」「りゅうのはどう」「あくのはどう」「ラスターカノン」「しねんのずつき」など、攻撃技の技のタイプはかゆいところに手が届きます。パーティの具合によって補完させるといいでしょうね。
メガストーン
メガストーンは「いしや」で10万円で買えます。
特徴がそのまま伸び、物理も特殊も見れる種族値になってます。メガオーダイルほどの火力は持ちませんし、メガゲッコウガの速射性能もないですが、耐久と豊富な技範囲で気軽に使えるポケモンです。
おすすめ拓
難しいところですが、チコリータを選んでなかったり、ウツボットがいないならフシギバナ、他の炎タイプに興味がないならリザードンでしょうか。
カメックスは上で触れた通り、タイプ補完や好みで選んでいいと思います。ただ、ZAは(結果として)被ダメージ無視の弱点をついて攻撃するだけの白兵戦的な脳筋プレイになりがちで、ZAロワイヤルをはじめとした格下戦の連戦要素も結構あるので、硬い・弱点が分かりやすい・豊富な技範囲と、今作の戦闘周りに適したポケモンではあると思います。
あまりにも耐久がないと、1匹出して半分以上ダメージをくらい、すぐにまた1匹切るというじり貧展開になりますから。
各御三家のオヤブン
各御三家のオヤブンは、各出現マップで出てきます。
確率は他の出現ポケモンと同じなので、粘る必要がありますね。

オバロ、落第騎士、リゼロなど。