イベント戦のエースバーンはかなりの難敵で、リザードンとは比べ物にならない難易度があります。
単に強いって話ではなく、
・リザードンはしなかったデバフの解除もする
・開幕「ビルドアップ」
・バリア後や破壊後は「ビルドアップ」の選出確率アップ(おそらく)
・ヤドラン+グレンアルマでも最終的には運
といったガチ強要素と運要素がてんこもり。強いわけです。_:(´ཀ`」 ∠):_
「よ~し。ポケモンいっぱいやるぞ~!」と、イベントレイドに参加した冬休み中の子供たちはさぞうんざりしたことでしょうね。
と、そんな激強レイドボスのエースバーンですが、同等の強さを誇るレイドボスがいます。
コノヨザルですね~。もちろん星6です。
目次
コノヨザルの強さについて
きあいだめで急所アタッカーになる
コノヨザルの何が強いって、「きあいだめ」をしてくることですよね。高確率で1ターン目にしてきます。
「きあいだめ」は急所確率を+2上げる変化技ですね。
くわえて、シャドークロー。これは急所確率が+1内蔵のゴースト物理技。
急所確率はランクで決まっていて、
通常時(+0) | 1/24=4.17% |
---|---|
+1 | 1/8=12.5% |
+2 | 1/2=50% |
+3 | 1/1=100% |
という急所ランクと急所確率の設定がされています。この辺は、数学教師のタイムがメタ的に生々しく情報開示してもいます。
「(コノヨザル)なんでこんなに急所率高いんだ」と思うのは当然です。なぜなら、きあいだめ+シャドークローで100%急所になってるから。せっかくバフをある程度積んでも、HPがある程度減っている状態ではすぐに沈んでしまうわけです。急所は防御バフも自身の攻撃デバフも無視しますからね。
しかもビルドアップもしますからね……。強いわけです。
ふんどのこぶし
「ふんどのこぶし」は対戦でもよく使われているので有名ですね。
コノヨザルの専用技で、6回攻撃を受けることで威力が最大350になるヘビーな技です。
交代しても威力を引き継ぎ、連続技にも各判定があり、現状上昇した威力を元に戻す術もないと、技仕様も強いです。
とりもげは「シャドークロー」の急所で死んだ印象ばかりで使われた記憶がちょっとないのですが、使用技にはあるようです。
この技の存在、強さを知ってる人はうかつに攻撃できなくなりますね。
星6コノヨザルの技
コノヨザルの使用技は以下です。
インファイト
シャドークロー
ダメおし
ふんどのこぶし
きあいだめ
ビルドアップ
ちゃんと主力技と積み技があります。普通にガチです。
弱点をつかれるタイプは
格闘:インファイト⇒ノーマル、氷、岩、悪、鋼
ゴースト:シャドークロー、ふんどのこぶし⇒エスパー、ゴースト
悪:ダメおし⇒エスパー、ゴースト
ですね。
コノヨザル戦を頑張るためにはこの辺は最低限抑えておきたいところ。でないときあいだめ+ビルドアップであまりにも簡単に一撃死します。
コノヨザル対策ポケモン
と、そんな星6コノヨザルですが、とあるポケモンを採用することであっさり安定しました。
それがオーロンゲです。
対策ムーブ
オーロンゲで何をするのかというと、
先制「ちょうはつ」で「きあいだめ」と「ビルドアップ」を封じます。
もちろん「ちょうはつ」は3ターンです。なので、オーロンゲはこの間に「リフレクター」を貼り、応援の防御・特防アップと攻撃・特攻アップをかけます。(応援は回復も大事ですが、全レイド共通で、序盤での防御・特防アップはもっと大事です)
これでひとまず前半戦の準備はOK。この間に他の人たちに腹太鼓や剣の舞、デバフなどで火力を高めてもらい、コノヨザルのHPを削り取っていきます。
オーロンゲはというと、あとは応援で回復しつつ、応援バフや「ちょうはつ」をかけ直したり、「でんじは」をうったりします。後述しますが、オーロンゲには「インファイト」を連発してくれるのがコノヨザルの方の理想的なムーブ。
「ひやみず」や「ソウルクラッシュ」をうちたくなるところですが、特性の「まけんき」があるので注意。ほとほと極悪です。( 一一)
理想メンバー
理想的なのは、
マリルリかテツノカイナ*2
オーロンゲ
火力役
でしょうか? とりもげは3人とも火力役であることが多いですが、コノヨザル戦において瞬間火力は大事です。
「ちょうはつ」はバリア中にはかけられないですし、「きあいだめ」は一度使いさえすればいいので、ぼこぼこ殴って攻撃力で圧倒する方が安定するかもしれません。
なるべく動いてインファイトを誘導するのが大事
細かいところで勝ちやすくするためには、なるべくオーロンゲを行動させることが重要です。
コノヨザルにはオーロンゲには相性等倍の「インファイト」を連発してきます。(あくまでもとりもげのオーロンゲの場合です。とりもげのオーロンゲの努力値振りは育成記事のままです)
強い技ですが、HP・防御振りで壁を貼り終え、応援もしているならさほど痛くありません。なら、「インファイト」はコノヨザルに防御・特防1段階下げのデバフがかかるだけの技になったも同然。
「まけんき」によって、そうそうデバフがかけられませんからね。バリア時の「ちょうはつ」空うち含め、自分でデバフをさせようという魂胆です。もし他のポケモンで似たようなことをするなら、ゴーストは有利相性にして、できるだけインファイトを誘導するのがおすすめです。
悪コノヨザルは無理
相手のできないコノヨザルもいます。
テラスタイプが悪のコノヨザルですね。
「いたずらごころ」の仕様として、悪タイプには変化技が無効化されてしまうというデメリットがあります。
悪コノヨザルの場合は、コノヨザルの素早さ種族値90を上回るちょうはつ持ちが必須になります。
あと次点で、他のレイドボスの多くもそうですが、元タイプ一致の格闘テラスもきついです。こっちは普通にタイプ一致のインファイトが痛く、オーロンゲの耐久性能ではリフレクター+応援込みでも約半分削られるので相手するのは難儀です。
コノヨザルや竜ポケモンでパーティ安定化
慣れてくるとメンバーにもよりますが、結構安定して勝つことができます。もちろん野良でのレイドです。(手持ちの先頭をオーロンゲにしておくと、察して瞬間火力高めにしてくれるかもしれません)
みんなコノヨザルの強さは認識してるようで、比較的慎重に動いてる気がします。その辺が勝因に絡んでもいるのでしょうね。インファイトを連発して自爆してくれるのも大きいです。
竜ポケモン(とくに物理)の相手もお手の物。星6の竜ポケは逆鱗結構うってきますしね。
オーロンゲを育成していない人は、ぜひ採用してみてください。コノヨザル以外でもサポートとして優秀ですからね。以下は育成記事です。
1/17追記:格闘テラスはなんとかいける
上で色々書いてましたが、約半分削られたのはビルドアップ積まれた後っぽいです( 一一)それでも結構痛いけど。
軽く解説すると、例によってオーロンゲは開幕で挑発、壁貼って、防御応援した後は挑発の空うちでインファイトをもらい続けます。いける範囲で。
コータスの人はあまり動かなかったので、もう少し楽にできると思う。「シェルアーマー」だよね、たぶん。でも死なない択はありがたい。なんにせよ、白熱した~。
ちなみに直前には瞬殺劇もありました。とりもげがインファイト2回もらって防御・特防2段階下げ、ルカリオの人で1段階で、最低3段階下げ&エレキフィールド+ワイルドボルトでした。
1/20追記:ゴーストテラスもいけた
ゴーストテラスも戦ってみたらあっさりクリアできました。
結論として結局「シャドークロー」こないなら普通のコノヨザルだよねっていう話でした。「ふんどのこぶし」は残り時間がほとんどない時にしかくらったことないですからね。(もちろんみんな瞬殺)
楽だったとは言っても今回は結構助けられたというか、他の人が効果的な選出をしてくれていました。
初めて見ましたが、ママンボウがいますよね。何をしていたのかというと、スキルスワップ後にひやみず連発していました。
コノヨザル戦でスキスワとひやみず自体は手堅めな戦法だと思いますが、ママンボウは「しろいきり」「しんぴのまもり」「ミストフィールド」とそっち方面で優秀で、「ひかりのかべ」も覚えてくれる一方、肝心の「リフレクター」は覚えません。
とりもげはオーロンゲ先頭にしていたので、挑発が使われること、壁は貼られること、あとインファイト誘導前提で選出したように思われます。コマンド選択にとくに迷いもなかったです。とりもげのムーブに安心したのもあるでしょうけど、手慣れている印象でした。
とりもげもひやみず連発していたので、コノヨザルはびしょびしょでした。( ˘ω˘ )
普段コノヨザルのステータスをあまり見てないのもありますが、防御・特防6段階ダウンとか初めて見ました。(笑)
パーティのシャドークロー対策ないしインファイト誘導はばっちりのようでした。(サザンドラはちょっと、うーん……どうなんだろう。インファイトは確実にくるだろうけどね。1回沈んでた)
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