3エリアになったのでブルベリレイドは自分で探しているんですが、最近は募集の方も見ていて。で、妙に見かけるレイドがありました。
それがシザリガーですね。キタカミの頃からも一応見かけていたレイドではありました。
よく見かけるということは負けているということ。強いと認識されているということ。とりもげもギガインパクト持ちであることくらいは知っていましたが……。
というわけで、今回はシザリガーのキタカミ出張討伐です。←? ちなみにいつかのサーナイト再投稿並みにかなりの速さで撮り終わりました。
目次
星6シザリガー(水・悪)の強さについて
ギガインパクト
シザリガーに負ける理由はまずはこの技――「ギガインパクト」だろうと思います。
威力150の必殺技的な技ですね。本来は反動で動けないリスクを持った技なのですが、反動で動けないのは「次に動いた人だけ」です。なのでレイド的には強化されている技と言ってもいいですね。
すかそうとゴーストを出しても「かみくだく」が来るので、オノノクスとは違って対処もしづらい方です。
剣の舞&にらみつける
で、ちゃんと「つるぎのまい」を所持しています。なので、舞った後は「ギガインパクト」が超火力になって辛くなるのは言うまでもなく。
さらにシザリガーは「にらみつける」も使います。防御1段階ダウン技ですね。
シザリガー戦が辛くなっている&抜けて強いのはこの技が要因でしょうね。剣の舞持ちはちらほらいますが、くわえて防御デバフ持ちの星6はいません。たぶん。
なので、単に「つるぎのまい」持ちよりも火力があります。
バフ&デバフ解除あり
あと、シザリガー戦はバフ解除とデバフ解除がしっかり1回ずつあります。
キタカミ以来、どちらか一方がない、あるいはまったく解除がないといったレイド設計が増えていったんですが、シザリガーはそんなことはありません。
どっちもある方が強いのは言うまでもなく、その辺もシザリガーを難儀にしている理由ですね。パルデアレイド味のあるレイドだと思います。
星6シザリガーの技と種族値
アクアジェット
クラブハンマー
かみくだく
ギガインパクト
固定:にらみつける
固定:つるぎのまい
特性:てきおうりょく
「アクアジェット」は威力40の先制水物理技です。とくに脅威でもないんですが、シザリガー戦は割と使われる印象があります。なんでだろ。
「クラブハンマー」は命中90威力100の水物理技。シザリガーの専売特許、もとい甲殻類系の専用技ですね。急所内蔵技でもあり、等倍でもあまり受けたくない技です。
「かみくだく」は威力80の悪物理技。2割で防御が落ちます。こちらもあまり受けたくない技です。そもそも「にらみつける」で防御も落ちてるしね。
「ギガインパクト」は威力150命中90のノーマル物理技。次のターンは動けなくなる技。上で触れた通り、動けなくなるのは「次に動いた人」に対してです。なので、被弾自体は連続であることが多いです。
「にらみつける」は防御を1段階落とす変化技。一応全体技です。残りHPが6割の時に使います。「つるぎのまい」は攻撃を2段階上げる技。残りHPが3割の時に使います。
特性の「てきおうりょく」はタイプ一致の技を1.5倍ではなく2倍にする特性。ただテラスタル時は、テラスタイプのみなので、微妙に死んでる特性ですね。
種族値は以下。
HP | 63 |
---|---|
攻撃 | 120 |
防御 | 85 |
特攻 | 90 |
特防 | 55 |
素早さ | 55 |
合計 | 468 |
技のタイプ相性
水・物理:アクアジェット⇒炎、地面、岩
水・物理:クラブハンマー⇒炎、地面、岩
悪・物理:かみくだく⇒エスパー、ゴースト
ノーマル・物理:ギガインパクト⇒なし
タイプ相性の範囲は狭めですね。ただ、メインウェポンがノーマルと言ってもいいので、等倍で受けることは多いでしょう。
定番内だと、ソウブレイズが抜群。
定番外では、ラウドボーン、テツノドクガ、グラードン、グライオン、ガチグマ、イダイナキバ、テツノイバラ、キラフロル、テツノイワオ、ミュウツー、ミュウ、黒馬白馬バドレックス、ネクロズマ日月、テツノイサハ、テツノカシラ、サーフゴー、ギラティナなど。
シザリガー(水・悪)対策ポケモン
シザリガー戦はまず水・悪から抜群をつかれない選出をします。
できればノーマルも半減できれば御の字ですが、それよりも手頃な対策で「あまえる」や「フェザーダンス」はおすすめ。デバフ解除が早いこと(残りHPが9割を切るとします)をいいことにさっさと6段階落としておきます。
いつものように冷や水やワイドブレイカーで確実に落としていくのも有効ですが、甘えるやフェザーダンス(あと挑発)を使う方がより確実に勝てます。「にらみつける」と「つるぎのまい」で普段よりもダメージが出る戦いですからね。
アタッカー
定番内だと、マリルリ、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、コノヨザル、ハラバリーが弱点はつかれません。
手堅いのはまずコライドンですね。挑発で「にらみつける」と「つるぎのまい」を封じつつ、ワイドブレイカーで攻撃を落としていけばOK。今回のような超火力戦は、サポかデバッファーがメンバーに1人欲しいので無理して攻撃に転じなくてもいいですね。
マリルリは甘えるがあるならメタ択ですね。デバフ解除後にうちきってしまいます。戦況が安定したあとは腹太鼓でドーン。次点で冷や水ですね。
定番外では浮沈艦拓は残念ながらありませんが、ヒスイヌメルゴン、ブリジュラス、フォレトス、マギアナ、ドドゲザン、コバルオン、ザマゼンタ辺りは安全択です。どのポケモンも硬く、攻撃デバフ持ちもいて比較的扱いやすいのですが、ヒスイヌメルゴンやマギアナは甘えるを覚えるので頭1つ抜けてますね。エンペルトも甘えるかフェザーダンスがあるなら有効拓。一応勝気も発動します。
エルフーン、アシレーヌ、ウェーニバル、オーガポン岩などもやや柔らかいのでB振りしていたり、甘えるやフェザーダンスがあるなら勝ちやすいです。次点でジャラランガやハッサムなど。
等倍拓では、フシギバナ、アローラナッシー、リーフィア、ラプラス、カイオーガ、レックウザ、ガブリアス、パルキア、レシラム、ゼクロム、キュレム、B振りハハコモリ、クワガノン、ムゲンダイナ、ウネルミナモ、カミツオロチ、ウガツホムラ、タケルライコなど。
たくさんいますが、甘えるやフェザーダンス持ちで絞ると限られますね。フシギバナ、リーフィア、ラプラス、ハハコモリなどが覚えます。ウガツホムラはいつも通り、物理相手には火傷+ワイブレでガン有利にできます。
今回は挑発や冷や水使っておけばいいかというと少し不安は残る感じがある&隙があるので甘えるやフェザーダンスを持ち出すわけですが、使わずにいく手軽拓ではウガツホムラになるのかなぁ。
甘えるやフェザーダンスはテラスの回転力が落ちることもあってサポーター寄りの技である一方、ウガツホムラ自体はいつもとやること変わらないと思いますしね。ちなみに動画では大憤激を使っていますが、シザリガーにはヒートスタンプでいいですね。
サポーター
サポーターは物理対策ですね。
挑発もあれば「にらみつける」や「つるぎのまい」も封じられます。白い霧も悪くないですね。
HBアマージョでの対策
1匹目はアマージョです。いつもと選出理由は違っていて、甘えるを覚えるからですね。(動画では使ってないけど)壁があるのも◎。
リフレクター⇒デバフ解除後甘える⇒挑発⇒甘える2回⇒応援防御で完封案件。
剣の舞をされた時はたいていシールド中だと思うので、トロピカルキックで落とします。
HBプリンでの対策
2匹目はプリンですね。例によって進化の輝石持ち。
流れは似ていて、リフレクター⇒デバフ解除後甘える⇒挑発⇒甘える2回⇒応援防御で完封。
冷や水でアフターフォローが出来、フレンドガードでさらに被ダメを減らせます。
HBヒスイドレディアでの対策
3匹目はヒスイドレディア。例によってコーチングサポーターです。
デバフ解除後⇒甘える*3⇒応援防御⇒コーチング連打で盤石にします。
こちらは攻撃技のデバフはないので、コーチングで防御をあげることで代用ですね。
ニンフィア、ブリムオン、アブリボン、ラプラスでの対策
4匹目は上記のポケモンたち。
この辺は挑発はないけど、甘えるとリフレクターがあるポケモンですね。
ニンフィアはアタッカーでよく見かけますが、他はサポーターにさせられやすいポケモンたちでもあると思います。他にもいるでしょうね。
2段階攻撃デバフの使いどころ
そんな感じで、シザリガーのレイド対策でした。
ご存知の通りとりもげは、シールド時にかけられないことから基本的にデバフ技は攻撃技を主に使っていますが、今回は甘えるやフェザーダンスなどの変化技の方に着目してみました。
火力が高い一方でデバフ解除が早く、使ってくれと言わんばかりの設計でしたからね。アローラナッシー戦とかそうですが、使わなければ割とひやひやできるのもありますし。(それでもナッシー戦の面子は勝つ気がないというか、本来ならやってない)あと、面子が新鮮めで楽しかった。
普段から甘えるやフェザーダンスを使っている人はそんなに難しくないレイドだとは思いますが、野良民が討伐に苦労するのも分かる内容でしたね。
今日の画像1:突然主張してきた。(ズモォ)
今日の画像2:伝説捕獲はめんどくさくてほどんどやってないけど、モエルーワはもう1回戦ってもいい。BGMが◎。ゼクロム……。