碧の仮面で内定したポケモンは結構舞台であるキタカミに寄せたポケモンが多かったです。
虫とかカエルとか蛇とかザリガニとか狐とか。日本の田舎に出そうなポケモンですね。なので、ポケモンの強さ的には全体的にそこそこの印象でした。
そこにくるとグライオンは有望株です。(地味にバージョン限定ポケモンで、対となるのがエテボースなのは首を傾げてしまったところ)
対戦で有用だからか、見た目がいいからかどちらもでしょうけど、結構人気ポケモンの印象もあります。既に使い倒してますが、レイドでも有用ですね。
というわけで、グライオンのレイド対策です。強さ的には分かりやすい理由から中~上位ですね。
目次
星6グライオン(地面・飛行)の強さについて
タイプ一致地震

グライオンで強いのは「じしん」持ちであることですね。
タイプ一致なので、(抜群で通る場合は)定番拓の電気組や炎はまず論外になります。野良では基本的に期待をするだけ無駄の世界です。(時間ギリギリで勝てる内容は加味していません)
もちろん相手によっては数値受けしてなんとか戦える場合も数多く存在しています。が、基本的には抜群にならないタイプで挑んで、それでめぼしい択がもう少し欲しい場合や数値受けする価値があると踏んだら、とりもげは選択肢に上げてます。星7レイドの世界ですね。
開幕すなあらし
また、開幕から「すなあらし」を使ってきます。
なので、天候をどうにかしない限りは結構HPが削られる戦いになります。
タイプ一致アクロバット

それから「アクロバット」も持ってます。持ち物はなく、威力も110になっているので、高火力です。
「つるぎのまい」もありますし、シンプルに地面と飛行を見ていくレイド設計ですね。
タイプ一致地震のおかげで難易度的は結構高い方で、フライゴンやドリュウズと近い位置にあるんじゃないでしょうか。
星6グライオンの技と種族値
じしん
アクロバット
はたきおとす
でんこうせっか
固定:すなあらし 開幕・残り時間1.5割の時
固定:つるぎのまい 残りHP4割の時
特性:ポイズンヒール
「じしん」は威力100の地面物理技。おなじみの技ですね。この技をタイプ一致でうってくるというわけで、レイド的には難易度がぐんと上がります。
「アクロバット」は威力55の飛行物理技。道具を持っていないと威力が倍に。レイドでも反映されるので、威力は110の高威力です。
「はたきおとす」は威力65の悪物理技。持ち物を落とし、威力が1.5倍になる技ですが、レイドではこの効果はどちらもありません。なので、それなりですね。
「でんこうせっか」は威力40のノーマル物理先制技。レイドではこの手の技は脅威ではないですね。
「すなあらし」は天候を砂嵐にする変化技。開幕に1回、残り時間が1.5割を切っても使います。天候を変えない限りは基本的には砂嵐が吹き荒れている状態になりやすいですね。
「つるぎのまい」は攻撃を2段階上げる変化技。残りHPが4割を切ると使います。
種族値は以下。
HP | 75 |
---|---|
攻撃 | 95 |
防御 | 125 |
特攻 | 45 |
特防 | 75 |
素早さ | 95 |
合計 | 510 |
技のタイプ相性
物理・地面:じしん⇒炎、電気、毒、岩、鋼
物理・飛行:アクロバット⇒草、格闘、虫
物理・悪:はたきおとす⇒エスパー、ゴースト
物理・ノーマル:でんこうせっか⇒なし
タイプ範囲は広め。地面があるので影響力も大きいです。
定番内だと、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、ソウブレイズ、コノヨザル、ハラバリーが抜群。ここでのこの並びは久々に見た気がします。
定番外だと、レシラム、ウガツホムラ、ゼクロム、タケルライコ、テツノイバラ、テツノイワオ、デカヌチャン、サーフゴー、ドドゲザン、ザシアン、ザマゼンタ、ディアルガ、ヒスイヌメルゴン、ネクロズマ日月、ラランテス、ジャローダ、ブリガロン、イイネイヌ、ハハコモリ、ミュウツー、ミュウ、白馬黒馬バドレックスなど。
バフ・デバフ解除
デバフ解除はありません。バフ解除は残りHPが7.5割を切った時。
グライオン(地面・飛行)対策ポケモン
グライオン戦はまず、地面・飛行から抜群をつかれないポケモンを探ります。
タイプの影響が強いので、選出難易度は高いですが、デバフ解除がないのでいくらかやりやすいですね。
面倒なことはしてこないつるまいアタッカータイプなので、選出と攻撃デバフの有無が大事。挑発も有用です。
アタッカー

定番内だと、マリルリが生き残りですね。冷や水や甘える搭載型なら安全に戦い抜けるでしょう。
そうでない場合は勝率が落ちます。選出を気にしないなら、1人が弱点をつかれる確率は高い方だと思いますしね。
定番外では、B振りシビルドン、B振りボルトロス、B振りオドリドリ(電)がタイプ的には有利択ですね。浮沈艦拓と言ってもいいですが、シビルドンもボルトロスも攻撃デバフはなく特殊の方が得意なので、あまり現実的ではない択かな。一方のオドリドリはじゅうぶん戦えますが、サポーターなので後述します。
等倍拓では、カメックス、オーダイル、ハッサム、スイクン、カイオーガ、グラードン、レックウザ、グライオン、ガブリアス、パルキア、ヒスイダイケンキ、ワルビアル、オノノクス、サザンドラ、B振りトルネロス、キュレム、B振りヌメルゴン、クワガノン、ガチグマ、ハルクジラ、セグレイブ、ウネルミナモなど。
タイプで絞ると今回は拓の数が少なめ。マリルリをはじめとして、硬めのポケモンが多く、基本冷や水持ちである水タイプは動かしやすいので、やりにくいテラスとかに出すと扱いやすめですね。挑発+攻撃デバフ持ちのオーダイル、オノノクス、サザンドラ、B振りトルネロス、ガチグマなども同じく。ハードロック+ワイブレドサイドンとかもいけそうです。
砂嵐下というのを踏まえて、天候封じのレックウザ、ガブリアスやグラードン、ワルビアル、グライオン、ガチグマあたりの地面タイプも優先度は高くなりますね。デバフ解除もないですしカイオーガも、序盤は冷や水と雨ごいを優先的に使った方が勝ちやすいです。
サポーター
サポーターは物理対策ですね。
今回はタイプ的にこちらが不利なのと、技火力も高めなので、しっかりデバフすることが大事。
HBオドリドリ(電気)での対策

1匹目はオドリドリ(ぱちぱち)ですね。タイプ的に有利な択です。
フェザーダンス*3⇒バフ解除後に応援防御⇒バリア前に挑発をして完封、雨ごいor晴れや手助けなどをして展開を速めます。
最近はポケポケのパックでかなり強い特性(exポケモンからダメージをくらわない)を持って登場したのは記憶に新しいところ。
HBオーロンゲ、H振りブラッキーでの対策

2匹目はオーロンゲ。
リフレクター⇒冷や水連打⇒バフ解除後に応援防御⇒バリア前に挑発⇒冷や水連打で完封します。砂嵐でHPが減るので回復も1回くらい。
ブラッキーは甘える。こちらは天候技を覚えるので、変えてもいいですね。
HBミロカロスでの対策

3匹目はミロカロスです。
冷や水⇒雨ごい⇒バフ解除後、応援防御⇒冷や水連打して封殺しつつ、命の雫で回復もします。
他だと、手堅いところでピクシーやプリン、天候封じといえばなゴルダック、イッカネズミ、サポニンフィアとか。
順当に強い
そんな感じで、グライオンのレイド対策でした。
最近投稿しているレイドのラインナップを見ると、強めの部類ですね。キタカミのレイドを難易度で三階層に分けるとするなら、少なくとも二階層にはいますね。
もっとも変なことはしてこないので、ニョロトノやメガヤンマより印象は薄いかもしれません。認知度を加味すると難易度ランクが落ちそうなポケモンでもあります。
対戦では人気ポケモンですし、レイドでも使い勝手がいいので、当初は結構人気のあったレイドだったのでしょうか。