今作SVで一番進化が面倒なポケモンは何だったかと聞かれると、個人的にはパーモットとアノホラクサでした。
1000歩歩いて進化するっていうのは発想自体はいいんですけど、その間、暇っていう。(笑)とくに面白いことも起きません。
世論的にはコノヨザルやドドゲザンが面倒らしいですが、むしろこっちはとりもげはあまり面倒には思わなかったり。手間はかかるんですが自発的な作業で、いつもと違う光景も見れますしね。
で、ルガルガンもまた新ポケモンではないんですが進化に結構手間取ったポケモンの1匹でした。とりもげはSMも剣盾もたいしてやり込んでないですし、へえぇ、面白いなぁと思ったものでした。
というわけで今回はルガルガン対策ですね。野良では極端な内容になってそうなレイドではあります。(実際そうなった)
目次
星6ルガルガン(黄昏)の強さについて
挑発(恒常技)
ルガルガンのレイドで厄介なのは「ちょうはつ」(恒常技)ですね。
恒常技なので、開幕はもちろん、挑発が解けたら割と即うちこんできます。
恒常技で「ちょうはつ」を持っているのはルガルガン含めたサザンドラ、ブロロロームの三者ですが、腹太鼓に頼り切っているととくに厄介に思う相手でしょう。
足が速い
それとルガルガンは足が速いです。
素早さ種族値が110もあります。速いの一言。
腹太鼓組は鈍足なので、まず上から挑発うたれますし、素早さ無振りのポケモンの多くが上を取られます。
ちなみにルガルガンの素早さ値は230です。性格で上がってると253ですね。
ひるみ
で、ひるみです。
ルガルガンのメインウェポンは「いわなだれ」なので、上から攻撃された上で3割でひるませてきます。
連続でひるんだという経験も少なからずあったでしょう。タイプ一致でそこそこ火力もあるので、等倍で連続でひるむと割と致命傷だったり。
星6ルガルガン(黄昏)の技と種族値
いわなだれ
かみくだく
アクセルロック
ちょうはつ
すなあらし
特性:かたいツメ
「いわなだれ」は威力75命中90の岩物理技ですね。3割でひるみ。固定技にもありますが、こちらは全体技になってます。「かみくだく」は威力80命中100の悪物理技。2割で防御が1段階下がります。
「アクセルロック」は威力40の岩物理先制技ですね。現状ルガルガンの専用技になっていますが、レイドではあまり使われないでしょうし、とくに脅威ではないですね。
「ちょうはつ」は3ターン攻撃技しか出せなくする技。お馴染み。「すなあらし」は残り時間8割で使ってきます。1回きりなので、挑発は有効。
特性の「かたいツメ」は直接攻撃の技の威力が1.3倍になる特性。「かみくだく」と「アクセルロック」の威力が上がります。
種族値は以下。
HP | 75 |
---|---|
攻撃 | 117 |
防御 | 65 |
特攻 | 55 |
特防 | 65 |
素早さ | 110 |
合計 | 487 |
技のタイプ相性
岩・物理:いわなだれ⇒炎、氷、飛行、虫
岩・物理:アクセルロック⇒炎、氷、飛行、虫
悪・物理:かみくだく⇒エスパー、ゴースト
タイプ範囲はそれなりですね。定番内だとソウブレイズが抜群。
他だと、ラウドボーン、ハルクジラ、テツノドクガ、グレンアルマ、クエスパトラ、テツノイサハ、ヤドランなどが抜群を取られます。
ルガルガン対策ポケモン
挑発持ちポケモンへの対策は主に3つ。
上から挑発をする(開幕の準備が整う)
そもそも特性で挑発を封じる
挑発されても強いor問題ないポケモン
ですね。
他に何かあるかもしれませんが、ひとまずこの3つを中心に考えていきます。
アタッカー
定番内だと、マリルリ、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、コノヨザル、ハラバリーが相性的に生き残り。
地力が全ポケモン中でもずば抜けているコライドンとミライドンは主力ですね。
▲ ダブルアクセルブレイク!!(ルガルガンとサーフゴーは死ぬ)
どちらも素早さ種族値が135もあって「ちょうはつ」持ちでもあるので、開幕に上からうっておけばさくっと終わることもあるでしょう。とくにコライドンは浮沈艦であることにくわえて「ワイドブレイカー」持ちだと安定感も上がりますね。
ハラバリーもいい感じです。挑発されても「アシッドボム」で火力は上げられますからね。ただ、特性で上がるのは特防ですし、ひるみもある上に火力は高めなので、結構戦いにくいです。カイナは腹太鼓はできませんが、相性面と耐久面的には安心なのでブーストエナジーを持たせたいですね。コノヨザルはもちろん頼もしいですね。
他だとパラドックスポケモンのテツノブジンとイダイナキバはいい感じ。2匹ともルガルガンの攻撃は半減に抑えます。
ブジンは上から挑発がうててドレパンもありますし、硬いイダイナキバは「ブーストエナジー」を持たせることで安定した戦いができます。ドクロッグも半減面子で、アシッドボム持ちなので頼れます。あと、テツノワダチも活躍どころ。かみ砕くが等倍で入りますが、無難に活躍できるでしょうね。
他だとテツノイバラ、チヲハウハネ、ウネルミナモ(B振り)などの面々も戦えそうです。チヲハウハネは出来れば虫で抜群、ウネルミナモは「ひやみず」があると等倍でも出せますね。「あまごい」を使えば砂嵐も封じられます。
ドドゲザンやルカリオはルガルガンの攻撃を半減はできますが、積めないので早めにテラスを切りたいですね。
サポーター
サポーターは3組挙げます。
上でも触れましたが、「上から挑発をする」「挑発をそもそも封じる」「自分への挑発を無効化する」の3タイプ選びました。
パフュートン(HB)での対策
1匹目はパフュートンですね。メスの方です。
特性の「アロマベール」で自分・味方は挑発を受けません。アマージョの「スイートベール」と同じで無駄行動も引き出せるのでメタ択ですね。
やることは応援防御⇒冷や水連打の流れ。他にやることはあまりないので、「どろかけ」を1~2回入れておくと◎。他には「てだすけ」だったり、古代種がいたら砂嵐後に「にほんばれ」をうったり。
バウッツェルでもOK。ただあちらは「ひやみず」の代わりに「あまえる」で、「バークアウト」持ち。
ヤドキング(HB)での対策
2匹目はヤドキングですね。紹介していませんが、ギャラドス専用に育成した1匹。
特性の「どんかん」で挑発を無効化しつつ、サポーターの役割を遂行します。「かみくだく」で抜群を取られますが、HBなら問題ないです。
リフレクター⇒応援防御⇒冷や水連打といった流れで完封。ただ、味方には挑発が入り、いつもよりレイド時間が長いと思うので、適宜回復など入れます。
オーロンゲ(HB)での対策
3匹目はオーロンゲ。特性の「いたずらごころ」で悪タイプでない限りは上を取られません。
挑発⇒リフレクター・応援防御⇒冷や水連打で封殺。
展開が遅いなら挑発を入れ直しますが、そうでなければ後半には挑発をくらうので、それまでに準備を整えておきたいですね。
あとはサポーターのテツノブジンだったり、ブリムオンでほっぺすりすりしたり。ハリーセンも仕事は威嚇と冷や水なので問題なさそうです。
いつもと違う面々
そんな感じでルガルガン対策でした。
アロマベール組を出すと楽なんですが、そうでないとひとひねり必要ですね。
挑発対策のせいかいつもと違うメンツも見られる一方で、ひたすら殴りまくる戦いによくなりました。