野良星6である程度遊び慣れてくると、とあるポケモンたちで勝率が悪いことに気付くかと思います。
とあるポケモンたちとは、
スパイスが5種類もらえるポケモンではない
強敵とされて警戒されているポケモンではない
マイナー寄りのポケモン
弱そうなポケモン
主にこの範疇にあるポケモンです。
ようは、ユーザーがノーマークである(なめてかかる)確率の高いポケモンですね。いじめられないためには金髪にすると効果的というわけですね。←?
人によって色々とあるかと思いますが、ブロスターとタイカイデンは比較的これらの筆頭ポケモンであると認識してます。
対策もちょっとしづらいんですよね。少なくとも、レイドでなんでもテツノカイナやミライドンコライドンで解決しようとする人にとってはやりづらい部類でしょう。
で、今回はこの2匹をメタれるシビルドンの紹介です。
シビルドンが立った
シビルドンというと、愛好家もいるポケモンですよね。
弱点もないし、BWで出てきた当初は相棒にしていた人もいたかと思います。SVではニャオハが立つ立たないの話題に乗じて、先行公開された画像から「シビルドンが立っている」として話題になっていました。
▲ かっこいい頃のシビルドン(BW)。ドットの占有率も高くとても頼もしいフォルム。
ただ、SVのレイドでは残念ながら使用率は低めになるポケモンです。
とりもげも結構前にレイドで使おうとして断念したことがありました。「アシッドボム」もあるし、特殊アタッカーとして使えなくはないんですけどね。ライバルがテツノカイナとミライドンじゃ相手が悪いし、ハラバリーまでいる。
レイド界隈では弱点がないことよりも、ある程度尖ったポケモンが優秀です。おそらくシビルドンは対戦環境の方がずっと輝くポケモンでしょう。
胃液使い
で、前置きを挟みましたが、そんなシビルドンにも効果的な役割があります。
冒頭でも触れましたが、結構厄介なポケモンに対してのメタポケモンとしてですね。
技構成を言うと、
いえき
かいでんぱ
にほんばれ
ひかりのかべ
です。
あまり見ない技だと思いますが、「いえき」は特性を消す技です。カジリガメやマルノームとかも覚えます。
基本的には初手にうちます。次いで特攻を2段階下げる「かいでんぱ」。変化技のデバフ技は2ターン目くらいまでならだいたいシールドを貼られる前にうてます。ちなみに「リフレクター」は覚えません。
つまり、「特性が厄介な特殊アタッカー」に強く出れるポケモンというわけですね。ついでに「にほんばれ」が効果的なポケモンに対しても強く出れます。
シビルドン自体に弱点がないことも、この役割内では役割の範囲を広げるという意味で効果的に働きます。ある程度雑に起用できる、言い換えて使いやすいってこと。
メタれるポケモン
具体的には
タイカイデン
ブロスター
ペリッパー
ニンフィア
モスノウ
この辺りです。
とくにタイカイデン、ブロスターに苦労してる人はおすすめです。(ニンフィアは胃液の影響があまりない場合もありますし、挑発を入れたかったりもしますが、一応入れました)
対ブロスター
ブロスターは「メガランチャー」という特性を持ってます。
この特性は「はどう」と名のついた技の威力を1.5倍にする特性です。(ついでに、「いやしのはどう」の回復力も3/4にする)
所持技である「みずのはどう」「りゅうのはどう」「はどうだん」すべてメガランチャーの対象の技です。元々特攻の高いポケモンなので、結構な威力の技が来ます。ミライドンが手こずってるのはよく見る光景。
「いえき」でこの特性をつぶし、「怪電波」を一度入れることで、味方の生存力はかなり上がります。
水メインの特殊アタッカーなので「ひかりのかべ」は効果的で、地味に水に関しては「クラブハンマー」があり、両刀なので「にほんばれ」も効果的です。
対タイカイデン
▲ タイカイデン戦でクエスパトラはたまに見かける。いつも先駆けて「いえき」を使ってしまうけど、おそらく「スキルスワップ」目的。
タイカイデンは特性に「かちき」というものがあります。コノヨザルの「まけんき」と似ていて、能力ダウンをくらうと特攻が2段階上がるという厄介な特性です。
コノヨザルではもはやデバフをかける人はかなり減りましたが、タイカイデン戦では未だにデバフをかけてしまう人を見かけます。コノヨザルほど警戒してないのもあるでしょうけど追加効果で下がっても対象なのがね。
特攻2段階積んだタイカイデン戦は結構厳しいです。上を取れるポケモンも少ないですしね。なので先んじて胃液でつぶしてしまい、怪電波で特攻を落としてしまいます。
ついでに「にほんばれ」により「ぼうふう」と「かみなり」の命中率も50%にすることができます。
対ペリッパー
ペリッパーは「かいでんぱ」と「にほんばれ」が効果的に働きます。
上の2匹ほどには厄介なポケモンではありませんが、「ハイドロポンプ」の威力が半減しますし、「ぼうふう」の命中率も50%になります。
ペリッパーの特性は「あめふらし」なので「いえき」は使いません。メタの程度は上の2匹ほどではないので、防御応援や回復でしっかりフォローします。
秘密兵器
そんな感じで、シビルドンの紹介でした。
主にブロスターとタイカイデンを見るための選出ですが、苦肉の策で「いやなおと」や「きんぞくおん」による、防御面と後半戦を無視した確実性の低いワンパン戦法を取るよりは勝率が上がるかと思うのでおすすめです。
あと、いつも同じポケモンで戦わせていて退屈してる人にもおすすめ。もちろんシビルドンをレイドで活躍させたい人もですね。( ˘ω˘ )(素早さを上げてるのは、イベントレイド含め上を取れる範囲を広げるためです。耐久的にはこの数値で問題ないです)
【構成例:シビルドン】
性格:おくびょう(素早さ↑攻撃↓)
努力値:防御252 / 特防252 / 素早さ4
特性:ふゆう
技:いえき / かいでんぱ / ひかりのかべ / にほんばれ
道具:おんみつマント