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ポケモンSV/星6ランクルスレイド対策と攻略法 悪タイプの遊び場&野良入門レイド

プレイしてない時期を挟みつつブルベリレイドも結構やってきましたが、残り4匹となりました。

パルデアのように恒常技に積み技を忍ばせることやバフとデバフ解除を両方とも搭載するのはなくなりましたが、難解なカラマネロ、専用技を駆使してPPを削るガラルヤドキング、アンコ&アロマベールのマホイップ、バフデバフ解除なしのドサイドンや急所狙いできたキングドラなど、癖の強さ、つまり個々の個性で勝負してきた印象があります。

両刀をはじめ、カイナやミライドンをつぶす地面技(地震)搭載ポケモンも多いので、難易度も決して緩いわけではありません。理不尽であったと思われる点は見直しつつ、野良民の対策もして順当にステップアップさせたという言い方ができるかもしれませんね。

さて、今回は残った4匹のうち1匹、ランクルスですね。

星6ランクルス(エスパー)の強さについて

タイプ一致サイコキネシス

ランクルスで強い点は「サイコキネシス」ですね。

威力90技なので威力は高く、タイプ一致技でもあるので、結構な威力が出ます。

特攻種族値125

あと、ランクルスは特攻種族値が125のポケモンです。他にも高いポケモンはもちろんいますが、この辺から等倍で受けるのはややしんどくなるところ。

レイド的には、グレイシア、シャンデラ、ポリゴンZ、エーフィ、ゲンガーが125以上の特攻値です。

シャンデラはまだほとんど戦っていませんが、等倍で受けて(とくにデバフを撒いていない序盤)きつめに感じたことはよくある顔ぶれです。

後半には「めいそう」もあるので、素で受けるのは危険ですね。幸いなのは、悪タイプでダメージ0にできる点。

開幕リフレクター&光の壁

また、両壁持ちです。開幕に「リフレクター」を使います。残りHPが8割を切ると「ひかりのかべ」。

数少ない両壁仕様のレイドで、ジュラルドンは両壁展開は後半でしたが、ランクルスは前半にしたようです。アローラキュウコンは雪下で開幕にしていましたね。

壁に対する有効技は「かわらわり」「サイコファング」などがあります。耐久値が上がるだけなのにくわえて使う機会が少ないので優先度は低いですが、使えば展開速度を上げます。

星6ランクルスの技と種族値

サイコキネシス
スピードスター
ほのおのパンチ
がんせきふうじ
固定:リフレクター 開幕
固定:ひかりのかべ 残り体力8割
固定:めいそう 残り体力3.5割
特性:さいせいりょく

「サイコキネシス」は威力90のエスパー特殊技。1割で特防が落ちます。メインウェポンですね。

「スピードスター」は威力60のノーマル特殊技。必中技。弱点はつけませんが、一応サブウェポンになりますね。

「ほのおのパンチ」は威力75の炎物理技。1割で火傷になります。ですが不一致かつランクルスの攻撃値は低いので、火傷以外はさほど脅威ではないでしょう。

「がんせきふうじ」は威力60の岩物理技。確定で素早さが1段階落ちます。

「リフレクター」は物理技の威力を1/2、レイドでは2/3にする変化技です。開幕に使います。

「ひかりのかべ」は特殊技の威力を1/2、レイドでは2/3にする変化技。残り体力が8割を切ると使います。

「めいそう」は特攻と特防を1段階上げる変化技。残り体力が3.5割を切ると使います。

特性の「さいせいりょく」は手持ちに引っ込むと最大HPの1/3回復する特性。レイドでは死に特性ですね。

種族値は以下。

HP 110
攻撃 65
防御 75
特攻 125
特防 85
素早さ 30
合計 490

技とタイプ相性

特殊・エスパー:サイコキネシス⇒格闘、毒
特殊・ノーマル:スピードスター⇒なし
物理・ほのお:ほのおのパンチ⇒草、氷、虫、鋼
物理・いわ:がんせきふうじ⇒炎、氷、飛行、虫

タイプ範囲は結構広いですね。

定番内だと、テツノカイナ、コライドン、ソウブレイズ、コノヨザルが抜群。

定番外だと、テツノブジン、イイネイヌ、ムゲンダイナ、ラランテス、ジャローダ、テツノイサハ、ハルクジラ、白馬バドレックス、ハッサム、ハハコモリ、サーフゴー、ドドゲザン、ネクロズマ日、ザシアン、ザマゼンタ、デカヌチャン、テツノカシラ、ラウドボーン、レシラム、ウガツホムラ、レックウザなど。

バフ・デバフ解除

デバフ解除はありません。バフ解除は残り体力が4割を切った時。

ランクルス(エスパー)の対策ポケモン

ランクルス戦はまず、エスパーから抜群を受けないポケモンを探します。

タイプ範囲は広めの両刀ですが、エスパー以外そこまで気にしなくていいのがこのレイドの特徴ですね。エスパーには強い一方、炎や岩が弱点の場合でも水準以上の物理耐久力があるなら戦い抜けるでしょう。

分かりやすいところではドドゲザン、ザシアン、ザマゼンタ、ウガツホムラなどが該当。物理耐久が並みなら出さない方が吉。

必要な技は特攻デバフ、次点で挑発や壁割り技ですね。

アタッカー

定番内では、マリルリ、ミライドン、ハラバリーが生き残り。

マリルリは上を取れますし、どれも戦えると思いますが、ミライドンは特攻デバフ持ちなので有効拓。開幕に挑発をすれば光の壁も防げますね。

定番外ではまず悪タイプですね。ダークライ、ヒスイダイケンキ、サザンドラ、ワルビアルあたりは全員挑発と特攻デバフ、つまりバークアウト持ちなので、サイキネを無効化しつつ安全圏から完封勝利できます。



エスパー半減拓であるミュウツー、ミュウ、ディアルガ、ヒスイヌメルゴン、ネクロズマ日、ブリムオン、黒馬バドレックス、ブリジュラス、テツノイワオなどもじゅうぶん安全圏。特攻デバフ持ちや挑発持ちも多いです。とりもげのディアルガは例によってメトロノーム+ヘビーボンバー+トリックルームですが、かわら割り使いにしてもいいですね。

物理・特攻デバフのないネクロズマ日食やテツノイワオもこの辺で役割を持つと所持ポケ的に無駄がなくなります。硬すぎる白馬バドレックスや上で挙げたドドゲザン、ザシアン、ザマゼンタ、ウガツホムラなどは弱点技がありますが、問題ないでしょうね。


等倍拓では、ガラルヤドキング、ライコウ、スイクン、D振りグライオン、カイオーガ、エルレイド、パルキア、ギラティナ、レイスポス、黒馬バドレックス、ハバタクカミ、D振りテツノイバラ、ウネルミナモ、タケルライコなど。

だいたい特攻デバフ持ちですね。挑発やかわら割りを使えるのも多く、ぱっと見等倍でも良拓。ギラティナは霧払いです。ガラルヤドキングは鈍足な代わりに両刀デバフに挑発、かわら割りのできる便利な逸材。

サポーター

サポーターは特殊対策ですね。

こちらもアタッカーと同じく対物理はそれほど気にしなくてOK。

HDオーロンゲでの対策

1匹目はオーロンゲです。

応援防御⇒光の壁後、かわら割り⇒挑発⇒光の壁⇒ソウルクラッシュ連打で完封案件。

HDアローラベトベトンでの対策

2匹目はアローラベトベトン。悪が圧倒的有利なので彼も筆頭。

応援防御⇒光の壁後、かわら割り⇒挑発⇒バークアウト連打で完封します。

オーロンゲとの違いは光の壁の有無ですね。かわら割り担当にすると考えるならアローラベトベトンにメインを担ってもらうと、オーロンゲが扱いやすいです。オーロンゲの方は他にも色々できますからね。

H振りブラッキーでの対策

3匹目はブラッキーです。こちらはかわら割りのない組。

挑発⇒応援防御⇒光の壁⇒バークアウト連打⇒バリア前にできたら再挑発をして封殺。

ヤミラミはどうなんでしょうね。なんちゃってでもサブに物理のある両刀相手は種族値的にちょっと不安なので、一応外しました。自己再生とかあるんだけどね。

あとはサーナイト、エルレイド、ブーピッグとかの特殊サポ陣です。エルレイドやブーピッグはもちろん、ワルビアルやトドロクツキなんかも、かわら割りがあるのでいい感じ。サポにはエスパーは多いので、やりやすいですね。

(野良?)レイド入門レイド

▲ 色違いをテラスタルの色味だと勘違いしてそのまま……ランクルスはたぶん育てないけどこの形容しがたい悔しさ。

そんな感じで、ランクルスのレイド対策でした。

エスパー技の威力は結構出ますが、基本的にはエスパーだけを見ればいいし、戦いやすいレイドですね。味方の選出を見る時も格闘と毒だけで楽だし。

壁があるので少し時間がかかることも手伝って、練習用レイドとして価値が高そうです。

余談:すっごいどうでもいいけど、下は笑いすぎた動画。ヘイラッシャ(アルクジラ)。