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ポケモンSV/星6ダーテングレイド対策と攻略法 サポーターはやりがいのある一戦

かつて草・悪タイプで代表的なポケモンだったのが、ダーテングとノクタスでした。ダーテングは第二世代、ノクタスは第三世代のポケモンで両者ともに古いポケモンです。

次に長い時を経て出たのがザルードだったのですが、映画での登場で幻扱いでした。そのためか、草・悪には不遇なイメージがありました。ダーテングもノクタスも低めの種族値含め不遇ポケモンとして知られていましたからね。(レイドでも技は悪くないけどステ的になかなかきつめです)

この複合タイプにとって、SVは光明になりました。なんせSVでは草・悪のポケモンが3匹も登場しましたからね。まるっと約20年分の補填です。

御三家のマスカーニャを筆頭に、アラブルタケ、チオンジェンですね。しかもそれぞれ強いという。この投入っぷりを見るに開発も不遇タイプであるのは認識していそうです。ダーテング自身も「かぜのり」という新しい特性をもらいました。

というわけで、今回はダーテングのレイド対策ですね。

星6ダーテング(草・悪)の強さについて

タイプ一致リーフブレード

▲ なんかかっこいいぞ。2等身じゃなければ……

ダーテングで脅威なのはまず、「リーフブレード」ですね。

威力90の草物理技で、急所+1(12.5%)内蔵技です。

タイプ一致なのでダメージも出ますし、終盤には「つるぎのまい」も使います。油断はできませんね。

地味に両刀

また、地味に両刀で、物理技の「リーフブレード」「ふいうち」「ねこだまし」にくわえて特殊技の「じんつうりき」を持っています。

「じんつうりき」はタイプ不一致なのでそこまで威力は出ませんが、さすがに抜群で耐えていくのはやや厳しいでしょう。

ちなみに「ねこだまし」は使われたことありませんが、「ふいうち」はしっかり攻撃技の前に発動します。

マイナー寄りかも

あと、タイプを知らないのか分かりませんが、選出的に悪が割と刺さってるかなぁと。

オーロットと状況が似てますが、ラウドボーンやソウブレイズは割と見かけました。今回は日本晴れを生かせるけどね。

なぜか日本晴れ

それからなぜか開幕に「にほんばれ」を使ってきます。

星6では「ようりょくそ」ではないですし、生かせる技もなく、あまりメリットはありません。開発の調整忘れでしょうか?

星6ダーテングの技と種族値

リーフブレード
ふいうち
ねこだまし
じんつうりき
固定:にほんばれ 開幕
固定:くさわけ 残りHPが7割を切った時
固定:つるぎのまい 残りHPが3割を切った時
特性:わるいてぐせ

「リーフブレード」は威力90の草物理技。急所率+1(12.5%)内蔵技です。

「ふいうち」は威力70の悪物理技。相手が攻撃技を選択している場合、先制できる技です。

「ねこだまし」は威力40のノーマル物理先制技です。はじめのターン以外では発動しません。とりもげは使われた記憶はありませんが、レイドのオノノクスは出会いがしらを使ってくるので、効果的には問題ないでしょう。

「じんつうりき」は威力80のエスパー特殊技。1割でひるみます。

「くさわけ」は威力50の草物理技。確定で素早さが1段階上がります。残りHPが7割を切ると使います。以降は上を取られやすくなりますね。

「つるぎのまい」は攻撃を1段階上げる変化技。残りHPが3割を切ると使います。

特性の「わるいてぐせ」は、直接攻撃を受けた時に相手の道具を奪う特性です。レイドでは効果はないので死に特性です。

種族値は以下。

HP 90
攻撃 100
防御 60
特攻 90
特防 60
素早さ 80
合計 480

技のタイプ相性

草・物理:リーフブレード⇒水、地面、岩
悪・物理:ふいうち⇒エスパー、ゴースト
ノーマル・物理:ねこだまし⇒なし
エスパー・特殊:じんつうりき⇒格闘、毒

タイプ範囲はそこそこですが、影響はありますね。

定番内だとマリルリ、テツノカイナ、コライドン、ソウブレイズ、コノヨザルが抜群。

定番外だと、カイオーガ、ミロカロス、ヒスイダイケンキ、グラードン、テツノイバラ、テツノイワオ、ミュウツー、ミュウ、白馬黒馬バドレックス、ネクロズマ日月、テツノイサハ、テツノカシラ、サーフゴー、ハバタクカミ、ジャラランガ、ブリガロン、テツノブジン、イイネイヌなど。

バフ・デバフ解除

デバフ解除はありません。バフ解除は残りHPが9割を切った時。

ダーテング(草・悪)対策ポケモン

ダーテング戦はまず、草・悪から抜群をつかれないポケモンから探ります。あと、できればエスパーもですね。

基本的には攻撃デバフと挑発持ちでOK。特防が低めなら回復技や貝殻の鈴で回復していくことは視野に入れます。

両刀ですが、悪タイプであればエスパー技は無効化するので選出しやすくなりますね。特殊は不一致なのでそこまで威力は出ませんが、デバフを撒かない前提なら無視できないですし、一度くらい特攻デバフを入れられたら安泰でしょう。光の壁でもOK。

アタッカー

定番内だと、ミライドン、ハラバリーが生き残り。ミライドンは挑発、ハラバリーは冷や水があります。今回デバフ解除がないので、ミライドンも火力は出しやすいですが、攻撃を落とせるハラバリーに一応分がありますね。

定番外では、B振りダーテング、B振りノクタス、サザンドラ、マギアナ、ザシアン、B振りマスカーニャ、デカヌチャン、ドドゲザンなどがタイプ的には浮沈艦拓。

挑発+攻撃デバフ持ちも多いので勝ちやすいですね。ダーテングとノクタスは挑発にくわえて低種族値ゆえかしっかり両刀デバフ持ち。他ではザマゼンタも問題ないでしょう。攻撃デバフはないので、リフレクターやコーチングができたら戦況をよく出来ますね。

エスパー半減拓だと、ハッサム、ヒードラン、ディアルガ、ヒスイヌメルゴン、ブリジュラスなど。ハッサム、ヒスイヌメルゴン、ブリジュラスは挑発はないですが、両刀デバフ持ち。(動画では使ってないけどね)

等倍拓では、アローラナッシー、フリーザー、レックウザ、ガブリアス、グライオン、パルキア、ジャローダ、ハハコモリ、オノノクス、レシラム、ゼクロム、キュレム、クワガノン、ハルクジラ、セグレイブ、ウネルミナモ、カミツオロチ、ウガツホムラ、タケルライコなど。



結構いますね。草半減&ステータスの高いドラゴン系は扱いやすいですし、オノノクス、グライオン、ハハコモリ、クワガノン、タケルライコなど両刀もちらほらいます。両刀でない場合は貝殻の鈴を持たせたいですね。

タケルライコなんかは高水準の耐久にくわえて挑発まであるので、この手の両刀には強く出れます。両刀デバフ持ちでは耐久・火力ともにたぶんトップクラスかな。今回初出動させましたが、フリーザーもフェザダン+自身の特殊耐久は高いので、デバッファー寄りで悪くない択です。

サポーター

サポーターは物理対策ですね。

特攻デバフがあれば御の字ですが、光の壁でもなんとかなるでしょう。

HBオーロンゲでの対策

1匹目はオーロンゲです。物理受けの方ですね。悪タイプなので、特殊技の神通力は通りません。

冷や水*1⇒光の壁⇒バフ解除後、応援防御⇒冷や水連打⇒バリア前に挑発を入れて完封します。光の壁はもちろんソウルクラッシュでもOK。

HBアローラペルシアンでの対策

2匹目はアローラペルシアン。基本的に物理受け専門ですが、悪タイプでこの見た目なので、バークアウトはもちろん持ってます。

冷や水連打⇒バフ解除後、応援防御⇒バークアウト*1⇒バリア前に挑発を入れて完封。

HBエルフーン、HBキュワワー、HBプリン+αでの対策

3匹目はエルフーンです。こちらは挑発、甘える、光の壁組。

甘える連打⇒バフ解除後、応援防御⇒バリア前に挑発を入れて、光の壁も使って完封を目指します。

キュワワーとプリンは回復技があり、エルフーンは追い風、嘘なき、くすぐるなどが使える技ですね。

他はフラージェスだったり、アマージョやピクシーだったり。光の壁で妥協するなら覚えているサポーターは多いし、色々出せるでしょう。

丁寧にやればへなちょこにできる

そんな感じで、ダーテングのレイド対策でした。

オーロットと同じで選出を気にしておく点は変わりませんが、デバフ解除もないですし、両刀だし、サポも割と豊富だしで、サポーターはやろうと思えばがっつり無力化できますね。

ダーテングの耐久は低いので、比較的サポーターでも勝ちやすいでしょうね。(いつからかレイドはサポーターを出すよりもアタッカーを出す方が勝ちやすくなってる。正確にはアタッカー兼デバッファーだけども)