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ポケモンSV/星6バルジーナレイド対策と攻略法 砕ける鎧+低火力で慣らし運転適性◎

鳥ポケモンの中で硬いポケモンというと、エアームドやアーマーガアはお馴染み。同列で硬いのがバルジーナです。

とはいえ残念ながら、バルジーナは存在感がだいぶ薄いポケモンで、あまり知られていない感があります。そもそも耐久系だと知らない人も多いのかも。

鋼と耐久の組み合わせは優秀ですし、同じく硬い鳥のペリッパーには雨パの主軸という役割があり、飛行タイプで硬いグライオンは害悪系の立ち回りが有名です。また、今作で台頭しているカイリューも硬さが際立っています。

一方のバルジーナには彼らほど目立った役割がないのが、存在感を落としている理由かもしれません。結構色々できるし、硬いんだけどねぇ。(あんまり見た目と種族値が合ってないポケモンでもある。個人的には結構好きな見た目)

というわけで、今回はバルジーナのレイド対策です。エアームドと同じで自慢の鎧を砕きますが、それとは別に結構強烈な個性を持ったレイドですね。

星6バルジーナ(悪・飛行)の強さについて

(全体)バークアウト*3

バルジーナで強烈なのは、「バークアウト」を3連発してくるところでしょう。

所持技ではなく、固定技で3回使ってきます。つまり全体技ですね。なので、特殊アタッカーを封殺してくる設計です。

元々キタカミのレイドは、パルデアのレイドがきつすぎるという意見を踏まえて難易度を緩くした(主としてバフ・デバフの解除数を減らした)感があるので、その辺を踏まえつつ独自の個性やこれまでなかった初の試みを出そうとした開発の思惑が感じられるところ。

カビゴンやメガヤンマも同じ雰囲気がありますね。

両刀+どくどく

また、両刀です。タイプ一致では物理の「ダブルウイング」、特殊の「あくのはどう」にくわえて、地面物理の「ボーンラッシュ」があります。

攻撃力は低いので許されていますが、タイプだけを見ると結構選出の難易度をあげますね。

ダブルウイングもボーンラッシュもマイナー技で、「どくどく」もあるので、全体的に変わったレイドの趣があります。

くだけるよろい

あと、特性が「くだけるよろい」です。

手数の多いレイド的には実のところ難易度を下げる要因ですが、悪の波動でひるませてくるというコンボは一応あります。

星6バルジーナの技と種族値

ダブルウイング
あくのはどう
ボーンラッシュ
どくどく
固定:バークアウト*3
特性:くだけるよろい

「ダブルウイング」は威力40*2命中90の飛行物理技。追加効果はありません。「あくのはどう」は威力80の悪特殊技。2割でひるみます。

「ボーンラッシュ」は威力25*2~5命中90の地面物理技。上で触れた通り、この技(地面技)を考慮すると、結構選出難易度が上がりますが、AIの技選出は技の基本威力を参照するので、選ばれることはないですね。

「どくどく」は命中90の猛毒にする変化技。放置でもいいですが、応援での回復は挟みたいところ。

「バークアウト」は威力55命中95の悪特殊技。確定で特攻を1段階下げます。お馴染みのデバフ技ですが元が全体技なので、固定技では全体化してます。

残りHPが9割、7.5割、4割の時にそれぞれ使ってきます。負けん気などで逆に活用できますが、少し遅延技でもあります。

特性の「くだけるよろい」は、物理技をくらったときに防御を1段階下げ、素早さを2段階上げる特性。レイドだと難易度を下げる特性ですね。

種族値は以下。

HP 110
攻撃 65
防御 105
特攻 55
特防 95
素早さ 80
合計 510

技のタイプ相性

物理・飛行:ダブルウイング⇒草、格闘、虫
特殊・悪:あくのはどう(バークアウト)⇒エスパー、ゴースト
(物理・地面:ボーンラッシュ⇒炎、電気、毒、岩、鋼)

上で書いたように、「ボーンラッシュ」はAIの技選出基準の都合、使ってこないと思うので省きます。

なので、技範囲は狭くなりますね。

定番内だと、コライドン、ソウブレイズ、コノヨザルが抜群。

定番外だと、ラランテス、ジャローダ、テツノイサハ、ブリガロン、ハハコモリ、ジャラランガ、エルレイド、イイネイヌ、ミュウツー、ミュウ、白馬黒馬バドレックス、ネクロズマ日月、ギラティナ、サーフゴーなど。

バフ・デバフ解除

デバフ解除はありません。バフ解除は残りHPが9.5割を切った時。

バルジーナ(悪・飛行)対策ポケモン

バルジーナ戦はまず、悪・飛行から弱点をつかれないポケモンを探ります。

両刀ですが火力は分かりやすく低い相手なのでデバフの優先順位は低めですが、壁でも覚えていれば使うといいですね。

それよりもバークアウトが3連発くるので、特殊アタッカーを出さない方を優先させた方がいいですね。どくどくは無理に対策しなくても応援の回復を毒の3回目くらいで使えばOK。

あとは連続攻撃持ちがいれば。

アタッカー

定番内では、マリルリ、テツノカイナ、ミライドン、ハラバリーが生き残り。

マリルリとカイナは順当に戦えますね。割と瞬殺でしょう。ミライドンとハラバリーはバークアウトをくらって足止めをくらううえ、防御を落とせないので優先順位は低くなります。デバフ解除がないので、ゴリ押しはできるだろうけどね。

砕ける鎧持ちなので、パルシェン、エテボース、チラチーノ、ドデカバシなどがスキルリンク持ちで有用です。この中だとパルシェンでしょうね。エアームド戦と同じくイッカネズミも◎。


で、定番外では、バンギラス、ザシアン、デカヌチャン、ドドゲザンなどが浮沈艦拓。とくにドドゲザンは「まけんき」があるので、剣の舞はする必要がないです。他の三者はデバフを1回くらい打ち込むといいですね。

一応ひるみを考慮すると、ヒスイダイケンキ、ガラルファイヤー、ワルビアル、サザンドラ、コバルオン、ガオガエン、B振りアシレーヌ、ザマゼンタ、キチキギスなどが悪半減拓。

バルジーナの火力が低いので色々と出せると思いますが、防御と特防が極端なポケモンを出す場合は注意しておきます。貝殻の鈴を持たせたり、両刀デバフや両壁を使うなどすればOK。


等倍拓だと、ハッサム、スイクン、ホウオウ、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ガブリアス、ディアルガ、パルキア、オノノクス、レシラム、ゼクロム、ヒスイヌメルゴン、クワガノン、ムゲンダイナ、ガチグマ、ハルクジラ、テツノイバラ、セグレイブ、ウネルミナモ、ブリジュラス、ウガツホムラ、タケルライコなど。

特殊アタッカーも一応出しましたが物理アタッカーの方がもちろんいいです。ハッサムの連続斬りが砕ける鎧と相性がいいのは言うまでもなく、積み技のないホウオウやディアルガなども活躍しやすいですね。

ホウオウは神秘の守りもあるので、かなり戦いやすいです。氷が抜群なら、対戦用のイカサマダイス持ちのセグレイブを出しても勝てそう。

サポーター

サポーターはデバッファーで事足りますが、攻撃デバフ+光の壁or特攻デバフ+リフレクターがやりやすいところでしょうか。

両刀デバフ持ちだけで絞ると、結構拓が狭まりますからね。

あとは連続攻撃役や、一応状態異常対策もですね。

HBイッカネズミでの対策

1匹目はイッカネズミですね。エアームド戦と違って両刀なのでそれなりにダメージを負うと思いますが、その前に戦いは終わるでしょう。

特性のフレンドガードはダメージそのものを3/4に軽減するので、両刀には有用です。

やることはもちろん、初手からネズミざんですね。もちろん、アタッカーに物理がいないと意味はありません。

あとは冷や水をしたり、応援したりです。今回はデバフ解除もないので、いくらか時間はあるかもしれません。

H振りパルシェンでの対策

2匹目はパルシェン。エアームド戦と同じ顔ぶれですね。

初手からスキルリンクからの「つららばり」で、あとは冷や水や光の壁を使って戦いを終わらせます。

ブラッキー、ブリムオン、ミロカロス、スイクン+αでの対策

3匹目はブラッキーです。こちらは普通にサポートする枠ですが、結局同じ顔ぶれになってしまいましたね。

挑発⇒甘える⇒バークアウト*2⇒応援防御で完封します。デバフ解除もないので、楽な仕事です。

ブリムオンは挑発の代わりにミストフィールドを使って、マジカルフレイム+リフレクターで対処します。

他にも両刀デバフ持ちのミロカロスやスイクンが白い霧を持ってます。そこまで気にしなくても大丈夫ですが、特殊で固まった時の拓は一応存在していますね。

真の星6入門レイド

そんな感じで、バルジーナのレイド対策でした。

パルデアのレイドにも入門用にできそうなレイドは存在していますが、漏れなくバフ・デバフ解除はあり、難易度の緩さの要因がAIの抜け穴的な部分に頼ってる節があります。ハピナスを筆頭に、ヤドキングとかハルクジラとかですね。

そこにくるとキタカミのレイドは順当に難易度を緩くしてあります。バフ・デバフ解除を両方揃えてあるレイドは少ないですし、ポケモンの強さ自体も緩め。

バルジーナは決して弱いポケモンではないのですが、耐久系ですし、このレイドは真の入門向けに適したレイドな気はしますね。一応碧の仮面は本編未クリアでもこれますからね。

まあ、もうぼちぼち新作のポケモン来るんですけどね~。( ´ω` )