ロクアカ

ロクアカは「グレン先生の授業受けてみたい!」って思われ始めてるからもうある意味一つ成功してるよね

春アニメのラノベ枠、ロクでなし魔術講師と禁忌教典。

2話から3話にかけてのグレンの決死の奮闘により、グレン株は急上昇中。うむうむ!^^とセリカさんの満足な頷きが簡単に想像できるところ。

「にゅっふふ~。だから私は知ってたのよね~。あいつはやればできる子だ~って」

「授業は大人気。今では立ち見の生徒まで出てるとか」
「そりゃ~私が一から仕込んだ自慢の弟子だからな~」

▲ にゅっふふ~w今度これ使おう(えっ)

ロクアカを見て落第騎士を思い出す

アニメファンの間では、ロクアカの視聴に際して結構落第騎士の言葉が散見しているようです。落第騎士の英雄譚は2015年秋に放映されたアニメ。

筆者も記事を書きつつ、楽しませてもらった口なので、素直に「おぉ~落第騎士かぁw」と嬉しかったり。(記事の方が気になる人は、にゅうにゅうすでググってください。)


▲ OPはモノクロで、良い意味でテンプレを裏切っていった作品だった

でも個人的には、このアニメに落第騎士感、テンプレ感はあまり感じてませんでした。近くはあるんですけど、こっちははっきり「先生もの」と名言しているからかもしれません。

ロクアカの(ラノベ)テンプレ

ともあれ、ロクアカにもしっかりテンプレ、アニメのお約束事は存在しています。

1話ではルミアがシスティーナにもみもみされていました。喘ぎましたし、グレンもしっかり彼女たちの下着をルッキング。

「たかが女の裸をちらっと一目見るのとボコられるのが等価交換なんて割に合わないだろどう考えても!」

「だから俺はこの光景を目に焼き付けて!」


▲ お仕事おつかれさまです!(`・ω・´)ゞ

そして、グレンはシスティーナというメインヒロインの一人から決闘を申し込まれました。(ただし負けた。)あと、序盤の難敵が“外道”であり、その後の戦う組織がどういう相手か見せる重要な意味を持ちこそすれ、テロリストであったこと。

また、彼らによりヒロインがやむなく脱がされるのも通例で、落第騎士でもその他ラノベ作品でもこれはあり、外道ではあるけど「woo!!」と外道な彼らが賞賛されるのもまたお馴染みですよね。(笑)

教鞭を取るということ

「するか!大体お前みたいな女見慣れたらそこらの女に興味持てるかっつーの!」
「おや~?」

「私の事をそんな目で見ていたのか~?この変態~」
「そんなわけあるか!寄るな!胸押し付けんな!」

▲ グレンは19歳という妙齢 妙齢の部分は、システィーナにビンタされたところ

とはいえ、ロクアカのそうしたテンプレ感、もといハーレムアニメの要素は、グレンがセリカみたいな美女を見てたら云々宣言しているのでだいぶ薄らいだと言えます。その薄れは、2話でしっかり描いた大学の講義のような“面白授業”のシーンでもしっかり現われていました。

「魔術にも文法と公式みたいなもんがあんだよ。深層意識を自分が望む形に変革させるためのな。それがわかりゃ例えば…」

「まぁ/とにかく/痺れろ」

「思ったより威力が低いな…ま、これくらいの改変ならできるようになるぜ。深層意識に覚え込ませた術式を有効にするキーワード、それが呪文だ」
▲ お題は「詠唱において文節を特定箇所で区切った場合、どういう現象が起こるか」からの「教科書では絶対に教えない魔術の基礎中の基礎」

グレンはしっかり教鞭を取っているキャラで、何を生徒に教えるのか具体性と専門性の伴っている先生キャラです。“だからろくでなしであることが生きてくる”。

その緻密な設計図の上で、ヒットさせるためのテンプレが上に乗っかっていることが本来の自然な流れで、テンプレ感が多少あざとくてもファンはつきます。設計図がしっかりしてるってことは、壊れにくいってことだから。

まだアニメは3話しか放映していませんし、これからどう描いていくのかは製作陣の舵取り具合・手腕の具合にもよりますけど、授業を受けたいという感想もある辺り、先生ものという、面白くするのがそこまで簡単でない一つの主題はしっかり伝わったんじゃないかなぁと思います。

「何よ」
「先生がどんどん人気者になって寂しいんだね~(´◡`)」
「な!何言ってんの!そんなわけ…」

▲ システィーナかわいい