魔術競技祭で「精神防御」の競技の担当として出場したツェスト男爵。
そのインパクトと言えば、相変わらずのテンポもあいまって、相当なものでしたね。(笑)
▲ レロレロレロ…www
変態紳士は伊達じゃない
「小手調べに【スリープ・サウンド】から始めてみよう」
そんな変態紳士ことツェスト=ル=ノワールはアルザーノ帝国魔術学院の教授の一人。
燕尾服、ハット、モノクル、黒い杖、“ルノワール”だったり、ツェスト男爵はいかにもな紳士、もとい伊達男ですが(魔術の名前も外人読み)、領地貴族ノワール男爵家で位階は第六階梯。
グレンが第三階梯、ハーレイが第五、セリカが規格外の最高位の第七階梯(セプテンデ)であり、天才魔術師だったシスティの祖父も第七に近い第六とうたわれたあたり、第六であるツェストの魔術師としての実力は相当なもの。あんなだけど
ちなみに、第四階梯が平均的な魔術師が至る最高階位、第五が天才、第六が超天才、第七が人外と揶揄されています。
敵になると恐ろしい状態異常系魔術師
「可憐な少女がどこまで耐えられるか、いたいけな心をどう汚染し尽くすか…」
「へぇっへへへ…」
「「「へ、変態だー!!」」」
そんな超天才で、極め人だからこそ変態なのも仕方ない…かもしれないツェストの専門は精神作用系。
▲ 伊達男&権威らしく、杖の先で呪文を完成させたあと、杖を手のひらに乗せることを合図に、生徒たちに魔術を等威力で分散させることができる
精神作用は人の精神に左右する白魔術の分野で、ドラクエ・FF辺りならラリホーやメダパニ、コンフェなどが該当するでしょうか。どちらかと言えば敵が使ってくる魔法ですね。
ロクアカで使われているのは以下のものがあります。
・【スリープ・サウンド】 … 眠りの魔術
・【マリオネット・ワーク】 … 思うように操る
・【コンフュージョン・マインド】 … 混乱させる
・【チャーム・マインド】 … 魅了する
・【ファンタズマル・フォース】 … 正気を失うような冒涜的な幻影を見せる
・【マインド・ブレイク】 … あらゆる思考力を一時的に破壊し、廃人化させる(昏睡状態になる)
↑は、魔術競技祭でツェストが使った順で、下にいくほど強力な精神作用系魔術になっているのでしょうね。
ルミア、ジェイル、その他の出場生徒がツェストの魔術に耐えるべく使った【マインド・アップ】は、精神作用系魔術に対する精神力を高める魔術です。(ゲーム的に言ってみれば状態異常抵抗アップ系のバフ魔術。)グレンが分かりやすく解説してくれていましたが、ルミアは元々精神力が強いから自ずと【マインド・アップ】の効果も高まる、という仕様のようです。