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ロクでなし魔術講師と禁忌教典/説教女神システィーナが目指すのはグレンの嫁と、メルガリウスの天空城

4話の面白展開の主要キャラだったシスティーナ=フィーベル。

ルミアと並んでロクアカのメインヒロイン枠を担っていますが、割りとしっちゃかめっちゃかされる方。(笑)

「わかりました。この際はっきり言わせていただきます。私は…んっ!?」

「わーってるって。お前も食いたかったんだろ。このいやしんぼめ」


▲ 主に主人公であるグレンからw

それでも、グレンへの反発や好意など、人情味に溢れる心情を露にしていく、れっきとした今時ヒロインの一人です。

名門フィーベル家の令嬢


システィーナ=フィーベルは、銀髪の美少女で、生真面目。猫のように白いリボンのようなものが頭から二つひょっこり出ているのが特徴で、グレンからは「白猫」と呼ばれています。

クラスでは、分からないところがあったり、講師たちの授業に間違いがあれば堂々と挙手し、訊ねるような生徒。在籍する2年2組内ではまとめ役のような位置にもついていて、いわゆる委員長キャラでもあります。

▲ 授業をしなかったグレンを容赦なく殴った(笑)

魔術に対してはクラスでも随一の“譲れない想い”を持ち、一応先生でもあったグレンに生徒の身でありながら決闘を挑みました。

「あなたにそれが受けられますか?」

「お前…マジか?」
「私は本気です!」

それでも決闘の時には足が震えていたり、メンタルがそこまででもないところも、システィーナはしっかりお嬢様。


▲ 夫の首を絞められるほど気の強い(?)母フィリアナの影響もあるとか、ないとか。(笑)

そして庶民的で素朴な味を好んだり、魔術競技祭のつまらなさを「みんなが楽しめないから」と嘆いたりと、まだまだ先のことではあるけどしっかり名門フィーベル家、大地主の令嬢の顔をのぞかせてもいます。

風の魔法と応用力にズバ長けた魔術師の卵

「私は午後の授業が眠くなるからそんなに食べないだけです。けどこの後の先生の授業だったらもう少し食べても支障はなさそうですわ」

システィーナの自信、意見屋なところは、名家であることや生真面目な性格、魔術に対する交々の想いの他に、学年トップクラスの成績も少なからず由来しています。

座学・実技ともに優秀で、腕前のほどは、2話で面白講座としても展開されましたがグレンにはできない「一節詠唱」をしっかり使いこなしているほど。位階は第二階梯、得意分野は風の黒魔術。グレン曰く未熟だが天才、実際、潜在的に十数年に一度レベルの魔力容量を秘めています。

また、グレンの講義を受けたり、場数を踏むうちに“即効で呪文を改変”するまでに。果てはグレンとしっかり共闘できるまでになり、その実戦能力・サポート能力は同年代ではずば抜けたものと進化していきます。

目指すのはグレンの嫁と

そうして突如として赴任してきたグレンの魔術への造詣の深さや激闘を見ていくうちにシスティーナはグレンを好きに。(結構チョロイン。)

もちろんそんなことは、システィーナのツンデレヒロインらしい素直じゃない性格、対してのグレンのろくでもなさから言いませんが、ルミアには筒抜け、魔術競技祭の打ち上げでお酒を飲んだ時には“娶る権利をあげてもいい”と発言するくらいには好意を寄せるようになります。


▲ 特に機転となっているシスティーナの婚約者がやってきた5巻

ただグレンは一応先生で、そして元魔術師殺しです。色んな意味で難しいようにも思われるシスティーナの恋路ですが、なんだかんだ、二人は少しずつ歩み寄り、その距離を縮めていきます。(グレンは19歳となにげに若い。)それはまた同時に、悔し涙を浮かべながら、何度も危険にさらされる大切な家族ルミアを守れる、強い魔術師へと成長していく姿でもあります。

グレンが来てから本命の夢にも近づいてく

グレンの嫁は最近できた願いというか、ツンデレヒロインらしい恋心ですが、システィーナには幼い頃から抱いてきた夢があります。

それは魔導考古学者になること。(それが乗じて、小説も密かな趣味。)


▲ メルガリウスの城は近くによると消えてしまう誰も解明できていない幻の城

その目的は、フィジテ(舞台となっている街)に5000年も前から浮かんでいると考えられている、メルガリウスの天空城の謎を解明するため。

当初こそ、このメルガリウスの城への想い、しいては魔術への想いを否定してきたグレンでしたが、グレンがシスティーナに与えるものは、ろくでなしな横暴をはじめ、ルミアの事件だったり、魔術師同士の血なまぐさい死闘だったり、婚約者が来訪したりとあまりにも忙しすぎ濃すぎる日々でしたが、

魔術への造詣は凄まじい勢いで深まるばかり。偉大な魔術師でもあった祖父のレドルフに誓ったあの頃のままに、教室から、食堂から、そして家の窓からぼんやりと空を見上げては天空城に思いを馳せていたように、いっこうに進展を見せない幻の夢を実体にする確かな一歩でもありました。