転生したらスライムだった件の16話は駆け足の内容でスケジューリングでもミスったかな?と個人的にちょっと心配になる出来だったんですが、17話は良かった~w
▲ ピンポンパーンのSEが地味に面白い
ミリムはアニメ少女感(目とか口が漫画的表現になるやつ。当然ですがあまり多くなるとギャグちっくになるので、基本“真面目な”なろう転生ものとは相性は微妙です)がなくなって落ち着いていて、
「わ、分かった…大人しくするのだ」
ヨウムは原作よりずっとかっこよくなっているし、リグルドは突然の真面目なグロでちょっと驚いたし。(笑)
キャラが異様に多いため、一人一人クローズアップしつつギュっと詰め込んでまとめるのが容易でない転スラですが、オリジナル展開もあり、その詰込みの技術が発揮された回でもありましたね。会話パートとか平穏パートのほうが大変とか、なかなかありませんね。
クレイマンからも製作陣からも「特別扱い」を受けたティア
「早かったですね。気付かれませんでしたか?ティア」
「いつまでも子ども扱いはやめてよね!」
なかでも個人的にダークホースに見えたのは中庸道化連のティアでした。
ティアはクレイマンからとくに「癒し」の扱いを受けている一人ですが、その特別扱いは製作陣も行った様子。(基本的にクレイマンは中庸道化連たちに優しいです)
「フレイはね、ジュラの森に関わる気はないみたい。何かを警戒している様子だった。まるで戦争準備でもしている感じ?やーやー!はっほっ、ほーぅ!」
確かにティアは、セリフと行動で可愛らしさを目いっぱいアピールしている文章の方の原作でも妙に目立つ存在ではありました。でも仮面をかぶっていますからね。
「なんとビックリ!あのカリュブディスが復活するって慌ててたよ!」
アニメではラプラスと同じく、そこまで特別扱いされることもなく、謎めいた敵キャラの一人としてとんとんと描いてくるんだろうなと思いましたが、専用BGMまでつけちゃって、全然そんなことありませんでしたねw
声優さんも元気いっぱいで、ここにきて端役で、名演技でした。
「場所は恐らく…」
「任せてって言ったでしょ!」
▲ 声優さんは公式キャラ一覧には載らないようですが本渡楓さん。最近だとゾンビランドサガの源さくらや亜人ちゃんの小鳥遊ひかりを演じていました。着々と主役級に抜擢中の方です。
「大丈夫だって~。俺達はマブダチなんだから、お互いに助け合うじゃーん?」
▲ こっちもBGMがついてきてた
ただ残念なことに確かティアの出番はこれ以降ほとんどないんですよね。転スラのキャラ総数を考えたら仕方ないんですが、でもそんな端役でもしっかり描いてくる、そういう作りの丁寧なアニメを見せ続けてほしいところ。
▲ ティアと同じくリムルからも製作陣からもいじられているゴブタ。大賢者の部分はさぼらなさすぎて笑う
なろう系は、さぼるとぽしゃります。たぶん。(笑)展開が遅いとはよく言われますけど、その他所とは変わった(ズレた)、個人的であるがゆえのテンプレートの少ない展開や要素が魅力ですからね。