転スラ

転スラ/武装国家ドワルゴンやブルムンド王国など、リムルと関わりが生まれる国まとめ

転スラにはたくさんの魔物や人間が登場し、その数やガンダムシリーズにも匹敵するほどなわけですが、そんな彼らの所属する国はもちろんそれぞれ異なります。

キャラが多いからといって国は登場しない……といったこともなく、転スラではリムル自身が国の代表としてよく他国を訪れるため非常に多くの国が登場していて、なかなか覚えるのも一苦労です。

そんなリムルと関わりが生まれる国々をまとめてみました。こういった国の知識は、ある程度物語が進んだ頃にふと知識として入れてみると結構すんなり頭に入ってきますので、よかったらご覧ください。

国家

ジュラ・テンペスト連邦国

リムルの国ですね。

もともとは作られても集落といったレベルの建築技術を持たない魔物が多数存在していた大きな森に過ぎませんでしたが、リムルが統治すると、ドワーフの技術とリムルの現代人としての記憶をベースに、日本の街並みと変わらないほどの景観を得ることになりました。

リムルが配下を着々と増やす過程――オークたちとの戦いの会議において「各種族間で大同盟を結び、他種族共生国家にする」というリムルの着想のもと、国づくりは実行に移され、ガゼル王との盟約を結ぶために、正式に「ジュラ・テンペスト連邦国」となりました。首都は「リムル」。(もちろんリムルは嫌がったけど、他の皆は全員賛成)

武装国家ドワルゴン

ガゼル王が統治し、カイジンやベスター、ガルム、ドルド、ミルド三兄弟が住んでいた国です。天然の大洞窟を改装して作られ、鍛冶、細工、織物、醸造などの加工技術力は随一。またガゼル王の率いる軍は千年もの間不敗を誇ってもいます。

基本的にはドワーフたちが住んでいますが、自由貿易都市であり、国内での争いも禁じられているため、エルフ、ゴブリン、獣人、人間など、多数の種族が安全かつ平和に暮らしています。(ただ裁判制度には不安あり)

ブルムンド王国

カバル、ギド、エレンの3人や、ギルドの支部長であるヒューズなどが所属している人間の国です。ファンタジーアニメでは一番馴染み深い景色のある国と言えるかも。ドワルゴンに次いでジュラ・テンペストと友好条約を締結しました。

ブルムンド王国はテンペストに接する小国で、自由組合(ギルド)から冒険者を派遣する派遣業や輸出入、とくに情報の売買が盛ん、国益の多くを占めています。ヒューズが主に大使のような役割でリムルと親しくなるのであまり目立ちませんが、しっかりと国王と女王(美人)も存在しています。

ファルムス王国(ファルメナス王国)

テンペストの西、西方諸国と称される国の一つです。ヨウムたちの住んでいる国。西方諸国とドワルゴンを結ぶ交易路の玄関路にあり、貿易の盛んな国でしたが、

転スラの主人公であるリムルが治めるテンペストへ侵略戦争を勃発させるという“大罪”を犯してしまい、王を一冒険者に過ぎなかったヨウムにすげ替えられてしまった作中でも変化の大きい国の一つです。

イングラシア王国

ファルムスの下に位置する人間の国で、自動ドアがあるほど大都会。西方諸国をまとめている西方評議会の中心国でもあります。シズエ・イシザワが冒険者を引退したあと、教え子たちに戦闘技術を教える指導官として活動していた国でした。

兵器としての利用を目的とした異世界からの召喚および教育が盛んな国の一つで、シズの教え子たちをはじめ、自由組合総帥であるユウキ・カグラザカなど、元日本人の異世界人が多数所属しています。

魔導王朝サリオン

皇帝エルメシア・エルリュ・サリオンを頭にエルフ王朝を主軸に置いた国家で、カバル、ギド、エレンの出身国でもあります。自然(植物)と精霊と関わりの深いエルフの国らしく、巨大な神樹の内側に大都市を形成しています。

魔導とあるように魔法研究が盛んな国で、エレンの父親エラルド・グリムワルト侯爵は、親バカですが魔導の天才です。

魔王たちが治める国・土地

傀儡国ジスターヴ

魔王クレイマンが支配している国。ゲルミュッドや、黒妖耳長族(ダークエルフ)などが住む国家。

獣王国ユーラザニア

名前の通り、獣人が多くを占めている国です。魔王カリオンが統治しています。テンペストとは、正式ではないですが、おそらく3番目に友好関係を結ぶことになりました。

天翼国フルブロジア

こちらも名前の通り、有翼族(ハーピィ)が住んでいる国家で、魔王フレイが支配しています。

神聖法皇国ルベリオス

大陸の西部、西方諸国の西に位置する宗教国家。穏やかな生活が約束されている一方で、魔物を絶対的に敵視している国です。国民は唯一神ルミナスを信奉していますが、ルミナスが魔王ルミナス・バレンタイン(魔物)であるとは数百年知らずにいます。

西方最強の剣士と呼ばれるヒナタ・サカグチが法皇直属近衛団筆頭騎士と聖騎士団長を兼任し、リムルと対立しますが、和解した後は国交が結ばれました。

失われた竜の都

魔王ミリム・ナーヴァが支配する地。首都「竜の里」にはミリムの住む神殿があり、龍人族の末裔である住人たちは、ミリムを信奉する「竜人教(ドラーム)」の教徒。

黄金卿エルドラド

魔王レオン・クロムウェルの支配する国。テンペスト国のある大陸とは別の大陸にあり、オーストラリアほどの広さ。螺旋を描くように建物が立ち並び、その配置で防御結界を描いています。中心部にはレオンや幹部たちの住まう黄金色の居城。

レオンは元々領地など興味はありませんでしたが、「もしクロエが戻ってきたとき住む場所もないなら甲斐性がないように思われてしまう」という理由から、リムルも参考にしたいと思うほどの完成度の高い街並みに仕上げました。

巨人の王国

ルミナスと同じく魔王たちの中でも最大派閥と言われる巨人族の魔王ダグリュールが支配する巨人の国。ダグリュールの住まう城、「天通閣」がある。

北の大陸

最古の魔王の一人であり、ミリム同様最強の存在でもある暗黒皇帝ギィ・クリムゾンが治める土地です。-120℃の極寒の地で、軟弱な魔物は生存できません。

「白氷宮」という幻想的で美しい城に、ギィと配下たちが住んでいます。