転スラ

転スラ/25話(最終話)感想 ただのラジオドラマだった… しかしこいつら(主にヴェルドラ)うるっさいww

「寂しいなんて そ、そんなことは全然これっぽっちもなかったんだからね!もう寂しくないなんて言わないよ絶対!」
「えーっと…」
▲ アニメの方はダイジェストなので絵と会話が合わない

後ろの画面がただの回想だと分かってからは、野菜を切りながらイヤホンで聞いていたんですが、聞いている途中で「うるっさいなw」「うるせーなw」というツッコミという名の独り言を何度か言いました、筆者です。

「将棋盤だ。1人で指してばかりではつまらぬので丁度相手が欲しいと思っておったところだ。心ゆくまで我の相手をしてもらうぞ。将棋のな」

「は、はぁ…なんだこれ…」
▲ 「なんだこれ」に爆笑

おおよそマンガ版通り

▲ マンガ版6巻の巻末のヴェルドラ日記。段落が上下に分かれているタイプの小説なので、活字が苦手な人にもいくらか読みやすい仕様

と、ラジオドラマな最終回もとい、ヴェルドラ日記でしたが、この内容は、原作――マンガ版転スラの巻末に毎回載っているおまけ小説の内容です。(書籍版の巻末がどのようになっているのかは、サンプルもとい試し読みでは始めの数ページしか見られないのでちょっとわかりません)

ヴェルドラとイフリートがこうして実際に会って、将棋を指していることからも分かる通り、リムルの胃袋内での出来事です。胃袋というか、亜空間内、ですね。僕らがアニメを見るように、彼らは亜空間内部からリムルの活躍を映像つきでしっかり見ています。

もちろん、作中でもヴェルドラが話していましたが、雑談をしたり将棋盤でのんきに遊んでいる(笑)間にもマルチタスク作業もとい、スキルの『並列思考』により『無限牢獄』の解析の作業は続けられています。(『並列思考』は、『分身体』とともに筆者も欲しい)

そのうちにイフリートに体術の訓練やら魔素をコントロールする訓練などをしながら、途中からは“大賢者のリムル”(ようは大賢者)が介入することになり、ヴェルドラとイフリートの二人は大賢者の監督のもと労働の徒となるのですけど。(笑)

個人的にはお気に入り回

ヴェル:「頑張れゲイル!頑張れアリス!頑張れケンヤ!頑張れリョウタ!頑張れクロエ!」

イフ:「頑張れゲイル!頑張れアリス!頑張れケンヤ!頑張れリョウタ!頑張れクロエ!」
▲ うるっせーなwと一人ごちた場面の1個

映像の方もしっかり最後まで見てたけど、何もなかったぇ……。EDなしにして、もう少し2期への期待が高まるような内容を語ればよかったのにねぇ。(笑)

筆者は結構ラジオドラマって好きです。ラジオドラマを聴く機会はそんなになかったんですが(一番最後に聞いたのはオバロのラジオドラマ)、もともと、実況動画なんかも作業やら家事やらの合間によく聞いていた口なので、25話は楽しめた口です。

もちろん、ヴェルドラ日記をやめて、もう一歩本編を進めてほしかったのが一番の本音ではありますけどね。(クロエに反応していた部分もスルーしていたし)本編はもう少し計画を煮詰めてほしかった感がたっぷりでしたからね。

転スラ/2期はまともな構成で!という要望が結構多いらしいけど、「まともな構成」ってどういうこと?従来のアニメの最終話のように、大団円を迎えて終わり! というわけにはいかなかったけど、「2期の製作発表」と「2020年に放送予定」...

まぁ、単なるラジオドラマで終わってしまったのは残念ではありますが、2期の発表は既に終えていますから、そのための英気を養うため、というところを妥協点にしておきますかね。(笑)改めて製作の方お疲れさまでした!2期も楽しみに待っています~。

「この帝王は二度動ける。故に即詰みの状況からでも逃げることができる」
「はぁ!?そんな駒ルールには…」
「バカめが。偉大なる我が他人の定めたルールに縛られるものか」

▲ 帝王笑ったw他人の定めたルールに縛られるものかで、ちょっと納得してしまった。(笑)