12話はガビルやソウエイの活躍する回でしたが、11話ではゴブタが活躍していた回でした。
ゴブタというと、リムルがヴェルドラを捕食した直後、ホブゴブリンに名づけを行った頃からの初期も初期のメンバー。
「お前はゴブ太」
「は、はい!ありがとうございます!」
「~ッス」という口調をはじめ、ホブゴブリンのなかでもとびきりラフな性格なのが特徴で、転スラ陣営のなかで、ないし転スラアニメ全体でも目立った存在になっているのは言うまでありませんね。
戦闘(スキル獲得)の天才
「ふんっ…!ぬぬぬぬぬっ…!」
「ほいっ!」
そんなゴブタは、意外と戦闘の天才。とくにスキル習得の際にその才能が発揮され、扱い方もとびきり冴えています。
ガビルとの一騎打ちでは、槍で打ち合うとみられた戦いでしたが、その槍をいきなり投擲し、『影移動』で後ろから側頭部を蹴ってあっさり勝ったり。
のちのちに開かれる武闘大会での対ランガ戦ではまさかの新スキル『魔狼召喚』を習得して、ランガの雷を無効化(同一化してランガの持つ無効化スキルを所持してしまったため)、勝ち判定をもらってしまうなど、ゴブリンライダーの一人として活躍することはもちろん、大一番でも意外と勝っています。
ホブゴブリンは、族長のリグルドや息子で好青年のリグルをはじめ、その性格には実直な部分が強いので、ラフでちょっとひねくれ屋なゴブタは、性格的にもかなりレアなゴブリンにもなっていますね。
ただし山あり谷あり
ですが、名づけで顔だちがかわらなかったままにネタ部分もまた継続していて。
ドワルゴン王国に案内役として付き添った際には、ランガたちのあまりに速いスピードから生まれる風で「変顔」の役目(笑)、
「え、ヒドくないっすか!?」
「安心しろ。用事が終わったら忘れずに戻って来るから」
投獄された際には戻ってくると言っていたリムルから忘れ去られ(これがきっかけで召喚スキルを習得しましたが)、
シオンの手料理をリムルから突然試食させられてあやうく死にかけて、
「なんすかこの状況!?」
「トカゲ、この者を倒せたのなら貴様の話 一考してやろう」
「なんで?」
「負けたらシオンの手料理の刑な!」
「それだけは勘弁っす!」
そのシオンの手料理を負けたら食べさせることをエサにガビルと一騎打ちをさせるなど、
ドラルゴン国に行った際にからまれている辺り、もともとそういう運命のゴブリンだったとみてとることもできますが、人生経験が濃いぶんスキルの習得や経験値が溜まっていくにしても、ゴブタの人生はゴブリンたちないしテンペスト国のどの魔物より辛いものかもしません…ww
▲ 会議の際にもリグルドやリグルなどのほかの知的なゴブリンが優先される…w(´・ω・`)
そんな苦労が報われたというべきなのが、リムルに一生タメ口していい権利なんかをもらったりもしていますけどね。かわいそうではあるんですけど、ガビルと同じく転スラアニメ盛り上げ役としてはトップのキャラであることは言うまでもありませんね♪