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ポケモンSV/星6アローラダグトリオレイド対策と攻略法 思わず共演させてしまった相手

シリーズ内の新ポケモンはポケモンで最もワクワクする要素の1つなわけですが、「ネタ枠」のようなポケモンもなかにはいます。

ネタかどうかは個人の主観によってぶれるところではありますし、ネタかどうかの絶妙なラインを攻めているのもポケモンならではのユニークな部分なんですが(今作だとイイネイヌとかキョジオーンとか)ダグトリオ一味はシリーズを通してネタ枠に近い部分を攻めてはいると思う。

フォルムチェンジを出してもなぜ強化をしないのか。(笑)まあ、ダグトリオ一味はネタじゃなくてキュート枠ないしマスコット枠とも言えそう。( ˘ω˘ )

永遠に強化されなさそうなのもかわいそうではあります。(というか、今気付いたけどアンパンマンみたいだな……)

そんなわけで、アローラダグトリオのレイド対策ですね。今回はサムネを見ても分かる通り、ネタ枠に寄ってます。

星6アローラダグトリオ(地面・鋼)の強さについて

素早さ高め

アローラダグトリオで唯一(←)厄介なのは、素早さが高いことでしょうか。

素早さ種族値は110あるので、上を取られやすいです。素早さ上げ個体だと、実数値は253以上(無振りでは種族値109以上)必要になります。

くわえて素早さを1段階落とす「じならし」持ちなので、上は取りづらい設計。「じしん」を所持技にしなかったあたり、差別化ふくめこの子のアイデンティティを生かそうとしたのはうかがえるところ。

タイプ一致アイアンヘッド

あと、「アイアンヘッド」持ち。

タイプ一致なので威力は出る上、上から攻撃しやすくしてあるのでひるみが出やすくなってます。

「おんみつマント」を持たせたいところ。特性では「せいしんりょく」です。

砂嵐+砂の力

また、特性は「すなのちから」です。

天候が砂嵐の時、地面・岩・鋼技の威力が1.3倍になる特性ですね。

そのためきちんと「すなあらし」は固定技で使ってきます。キュートな見た目に油断しているとHPが結構減るでしょうね。

星6アローラダグトリオの技と種族値

じならし
アイアンヘッド
メタルクロ―
げんしのちから
固定:すなあらし 残りHPが5割を切った時
固定:じしん 残りHPが2.5割を切った時
特性:すなのちから

「じならし」は威力60の地面物理技。確定で素早さを1段階落とします。一応全体技。ちなみに、グラスフィールドは対象技なので威力が半減します。

「アイアンヘッド」は威力80の鋼物理技。3割でひるみます。

「メタルクロ―」は威力50命中95の鋼物理技。1割で攻撃が1段階上がります。鋼タイプの初期攻撃技ですが、基本的に使われないでしょうね。

「げんしのちから」は威力60の岩特殊技。1割で回避・命中以外の全ステが1段階上がります。メガヤンマでは厄介な技でしたが、ダグトリオの場合はさほど脅威ではないでしょうね。サポがデバフしすぎた場合にくる技になりますが、特攻種族値は50なので……。

「すなあらし」は天候を砂嵐にする技。残りHPが5割になると使用し、特性の「すなのちから」が起動します。後半に少し強くなりますね。

特性の「すなのちから」は上でも触れましたが、砂嵐時に、岩・地面・鋼の威力が1.3倍になる特性。

種族値は以下。え、HP35だと~ぅ!?←

HP 35
攻撃 100
防御 60
特攻 50
特防 70
素早さ 110
合計 425

技とタイプ相性

地面・物理:じならし⇒炎、電気、毒、岩、鋼
鋼・物理:アイアンヘッド⇒氷、岩、フェアリー
鋼・物理:メタルクロー⇒氷、岩、フェアリー
岩・特殊:げんしのちから⇒炎、氷、飛行、虫

タイプ範囲は広めですね。影響も地面・鋼ということでレイド的には刺さります。

定番内だと、テツノカイナ、ミライドン、ソウブレイズ、ハラバリーが抜群。

定番外だと、ラウドボーン、ウガツホムラ、レシラム、イイネイヌ、テツノイバラ、テツノイワオ、ドドゲザン、デカヌチャン、サーフゴー、ネクロズマ日、ヒスイヌメルゴン、ザシアン、ザマゼンタ、ブリジュラス、ハルクジラ、白馬バドレックス、レックウザ、ガラルファイヤー、ハハコモリなど。

バフ・デバフ解除

バフ解除はありません。デバフ解除は残り時間が8割を切った時と、残り体力が9割を切った時。

アローラダグトリオ(地面・鋼)対策ポケモン

アローラダグトリオ戦ではまず、地面・鋼から抜群をつかれないポケモンを探ります。

ダグトリオだからといって侮ってはいけません。4倍弱点持ちが使いやすくなったのが今作SVですが、レイドの特徴としては致命的に低い耐久を補える点も挙げられます。

HPないし耐久が低すぎてタスキ以外にどうしようもなかったポケモンが、HP十が数十倍に膨れ上がり、バリアまで備えてあるレイドでは行動の保証がされています。ようするにいつも通りやれば大丈夫ということです。

タイプ方面はやや難しいですが、欲しいのはシンプルに攻撃デバフですね。特性も変えれば後半は多少楽になります。

アタッカー

定番内だと、マリルリ、コライドン、コノヨザルが生き残り。どれも戦えますが、コライドンは例によって上を取りつつワイブレができるので、普通に封殺勝利ができます。伝説の強み。

定番外だと、浮沈艦拓はめぼしいポケモンはいません。一応触れておくと、ドータクンやミミズズです。この2者はタイプ+特性は優秀ですが、レイド適性はあまり高くありません。少しでも高ければ(相対的にも)対策記事群で触れていますね。とりもげは基本的にテラスは自タイプから変えない方向でいってます。元々はアイテム集めでレイドやっていましたからね。

岩のみが等倍だとオーガポン水あたりが択。例によってデバフはありませんが、ウッドホーンで回復していけば戦えるでしょうね。

次点ではアイヘひるみを防げる鋼半減拓。ハッサム、スイクン、カイオーガ、パルキア、B振りヒスイダイケンキ、B振りゲッコウガ、B振りイダイトウ、HBウミトリオ、ウネルミナモなど。

水中心なので攻撃デバフ持ちも多いですが、え、ゲッコウガにウミトリオ? って思ったかもしれませんね。

はい。ゲッコウガは野良では散々嫌な目に遭ったので、「いつかきちんと」活躍させてみようと思っていたし、ウミトリオに関してはダグトリオ相手にはウミトリオ出さないといけんでしょう、という謎の使命感が生まれたので……。( ´ω` ) どっちも上を取れるしね。(ウネルミナモも上を取れます。)

どっちも紙なので、ゲッコウガはH128、B252、A128、補整で攻撃上げ、ウミトリオは後述しますがHBサポで使いました。気分で出して遊んでます。ゲッコウガはかろうじて他でも役割あると思いますが、ウミトリオは他で出す気はあまりないです。ムリムリ。やりたくもない。←



話を戻して等倍拓は、B振りフシギバナ、ミュウツー、ミュウ、グラードン、リーフィア、グライオン、ギラティナ、ジャローダ、B振りラランテス、B振りドレディア、オノノクス、サザンドラ、ブリガロン、B振りビリジオン、ヌメルゴン、アシレーヌ、バンバドロ、ジャラランガ、黒馬、ガチグマ、チヲハウハネ、テツノイサハ、オーガポン草、カミツオロチなど。

上を取りたいとなるとかなり数は減るので、隠密マントを持つと◎。それでも勝てるのがダグトリオ戦ではありますが。グラードンなんかは貝殻の鈴でも問題ないです。(デバフ技がないので物理耐久のタフさを生かすしかないという結構悲しい存在。)

無振りで上を取れる素早さ種族値109以上は、ミュウツー、ミュウ、オーガポン草、ジャローダ、黒馬バドレックスあたりです。

サポーター

サポーターは物理対策ですね。

変なことはしてきませんが、素早さが高く、アイヘ怯みをしてくることは念頭に置いておきます。

ゆとりがあれば、挑発で砂嵐を封じたり、特性を変更したり。

HBハギギシリでの対策

1匹目はハギギシリですね。素早さでは上を取られますが、鋼半減なのでアイヘは来ません。

応援防御⇒リフレクター⇒冷や水連打⇒バリア前に挑発をして完封します。

味方の選出によってはトリックルームを使うのもあり。

B振りヤレユータン、HBアマージョでの対策

2匹目はヤレユータン。こちらはハギギシリと違ってアイヘがきますが、精神力でひるみません。

あとは同じ流れで、応援防御⇒リフレクター⇒冷や水連打⇒バリア前に挑発をして完封を目指します。

こちらもトリックルームはあり。スキスワしてもOK。アマージョも物理デバフ技が変わるだけで同じ流れです。

HBヒスイドレディアでの対策

3匹目はヒスイドレディアです。いつものコーチング型ですね。絶妙に上を取れません。

応援防御⇒甘える連打⇒バリア後はコーチングで封殺します。デバフ解除が早いうちにくるので、グラスフィールドを貼ってもOK。

HBウミトリオでの対策

4匹目はウミトリオですね。前述しましたが、ネタ枠です。

応援防御⇒(できれば1回目のデバフ解除後)冷や水連打⇒応援で回復しつつ、泥かけしたり雨を降らせたりします。

適当に出しても勝てることは勝てますが、隠密マントは必須。ワナイダーくんのように、自身のHP管理が重要です。

あとは、アローラペルシアンやジャローダとかです。上を取れるので活躍どころです。

夢の共演?

そんな感じで、アローラダグトリオ対策でした。

素早さが高い相手だと結構拓が変わるので面白いですね。高速移動メタグロスよりはトリルの使用は悩みますけど。

個人的にはゲッコウガを出したり、ダグ×ウミの夢の?共演が実現できたので、楽しめたレイドでした。

かつてのように、ゲッコウガ(低耐久系最強御三家)を出して解散されるとか抜けるとかはありませんでしたが、「こいつは分かってるゲッコウガだ!」とか思ってくれたのなら、やった価値が1つはあるというものです。環境初期ならともかくとしてこの辺はもはやあまり興味はないですけどね。

▲ わざわざ色違いを探した。めんどくさかった。何やってんだろって何度思ったことか……。

ウミトリオに関しては、選出の時点で「レイド分かってそうだな~」とか思われてそうです。いや、意外とそうでもないのか? 対面の面白さからノリで決めました的な……。ノリではあります、はい。