先日のギャラドス対策は個人的に結構手こずらされた部類なのですが、実はもっと難儀なレイドがありました。
それが今回のグレンアルマ。
レイド検索でも星6はもちろん星5ですらもなかなか出てこないレアな1匹なんですが、(少なくとも野良では)勝ちにくい部類だと思うので戦ってないのかな~と思ったり。
難易度の高いレイドでもきちんと打開策はあるもので、募集の際にはそれを目当てに募集をかけると思うのですが、グレンアルマはその「明快な打開案」がないというか。
野良との相性もあまりいいとは言えないので、戦うのは避けられる部類のレイドでもありそうです。
目次
星6グレンアルマの強さについて
ナイトヘッド
避けられる理由は、「ナイトヘッド」があるからですね。たぶんだいたいこれのせい。
「ナイトヘッド」は自身のレベル分の定数ダメージを与える技なので、確定で90ダメージ与えてきます。星5だと75ダメージですね。
デバフをしてもこの数値は変わりません。タイプ相性で有利をついてもダメージは増えませんが、半減もできません。
なら受けないようにしようとすると思うのですが、ゴースト技なのでノーマルタイプを選ぶしかありません。ノーマルタイプのポケモン、レイドで使います? あまり使いませんよね~。
オリーヴァは最強ピカチュウで大活躍していて今旬のポケモンですが、草なので燃やされちゃいますね。
アーマーキャノンが痛い
ナイトヘッドに注意がいきがちですが、専用技の「アーマーキャノン」はしっかり搭載済み。
威力120の炎特殊技ですね。特攻も125あって痛いです。
特殊アタッカーそのものも対策のし辛さに拍車をかけるでしょう。基本的にはレイド界隈では物理アタッカーが主力ですからね。
開幕鬼火
それと鬼火持ち。物理アタッカーの火力を半減させるのはもちろんですが、HP管理が気になる戦いにおいて継続ダメージは結構致命的。
ナイトヘッドと合わせてHPがごりごり減る戦いになります。
特性の「くだけるよろい」が分かりやすい抜け穴ではあるのですが、鬼火が入ることにより思うように火力が出せないのがまたいやらしい設定です。
星6グレンアルマの技と種族値
アーマーキャノン
サイコキネシス
ナイトヘッド
おにび
めいそう
にほんばれ
「アーマーキャノン」は威力120の炎特殊技で、直後に防御と特防が1段階下がる技。「くだけるよろい」と合わせて、防御面がごりごり下がります。
「めいそう」は割と早い段階に使う固定技なので、開幕の挑発は鬼火封じと合わせて効果的。
「にほんばれ」もまたHP2割時に使ってくる固定技です。なので、「あまごい」は有効ですね。
グレンアルマの種族値は以下。
HP | 85 |
---|---|
攻撃 | 60 |
防御 | 100 |
特攻 | 125 |
特防 | 80 |
素早さ | 75 |
合計 | 525 |
技のタイプ相性と種族値
炎・特殊:アーマーキャノン⇒草、氷、虫、鋼
エスパー・特殊:サイコキネシス⇒格闘、毒
ゴースト・特殊:ナイトヘッド⇒エスパー、ゴースト
範囲はそこそこ。定番内だとテツノカイナやコノヨザル、コライドンは抜群を取られます。ドドゲザン、ハルクジラ、テツノドクガ、サーフゴーなども×。
一応挙げましたが、上で書いた通り、ナイトヘッドのダメージはノーマルを出さない限りは変わりません。
グレンアルマ対策ポケモン
グレンアルマ戦ではナイトヘッドによりHPの高いポケモンが欲しいです。
HP300以上は欲しくて、回復力がない場合は300以下は切ってもいいかもしれません。特殊耐久も欲しいところ。
普通に戦うとグレンアルマは特殊アタッカーが有望なのですが、「くだけるよろい」と「アーマーキャノン」であっという間に耐久が落ちるので、物理アタッカーの選出もじゅうぶんにありです。
長期戦をしてもいいことがないので瞬間火力も欲しいです。基本的にゴリ押し戦術は挙げる戦術として考慮していませんが、勝てた時にはゴリ押しだったことが多いレイドだと思います。
アタッカー
定番どころでめぼしいのは、マリルリ、ミライドン、ソウブレイズ、ラウドボーン、ハラバリーなど。
テツノカイナもぼちぼち見かけますが、タイプ一致のサイキネがくるのでAD振りでも結構厳しい戦いを強いられるでしょうね。コライドンも同様に見かけます。ラウドボーンは特殊耐久は低いのと、回復技もないので厳しめ。
マリルリ(貝殻の鈴)は主力になるでしょうね。HA振りの人も多いでしょうし。
ソウブレイズも効果的。挑発や光の壁が出来れば◎。ただ、ソウブレイズはHPは低く、HPに無振りだとHPが300を切るので、等倍相性はシールド時にそこそこきついと思う。ハラバリーも弱点をつけるなら悪くないです。
定番外だとバンギラスやサザンドラは相性がいいです。どちらも挑発も覚えます。セグレイブも悪くないと思います。「ねつこうかん」で鬼火を無効化しつつ、アーマーキャノンは攻撃はくらうものの攻撃をあげられます。気になるのは特殊の耐久面がどうかというところ。
ヤドキングやエルレイドも戦える範疇。エルレイドは使いましたが、火力は申し分なかったですが、耐久面は結構厳しめでした。応援で回復はしっかりもらいたいですね。
サポーター
アタッカーは選出が結構厳しめですが、サポーターも厳しめでした。サポーターは耐久を高めるのが筋ですが、ナイトヘッドでごりごり減りますからね。
ただ、一応いくつか拓はあります。
ハピナスでの対策
1匹目はハピナス。ナイトヘッド対策では一番挙がりやすいポケモンでしょう。
グレンアルマ戦において自身が沈むことはないことにおいては頂点に存在する存在で、壁を貼りつつ回復する役。動画の時は使っていませんが、「あまごい」もします。
ただ、デバフ技がないことは留意しておきます。
ヤレユータンでの対策
2匹目はヤレユータン。ピックアップが遅くなった感じですが、サポーターとしてはよく知られているポケモンでしょうね。ナイトヘッドもすかせます。
やることは挑発⇒トリックルーム⇒光の壁⇒雨ごいといった流れ。
トリックルームはレイドで初めて使うことになりましたが、素早さがあっという間に上がるので相性がいいのです。マリルリやテツノカイナと組ませると上から攻撃して回復させられるので、生かしやすくなります。
一応、ナイトヘッドを考慮しないならトリックルームを覚える特殊向きサポーターは結構いるので、役割はまっとうできます。回復を待ってると支援が遅れるので一度沈むのは覚悟した方がいいです。
ブラッキーでの対策
3匹目はブラッキー。手頃枠でもありますが、ブラッキーがあっさり死ねる珍しいレイド。
やることは挑発で鬼火を封じてから光の壁⇒泥かけです。ナイトヘッドの命中率を下げる戦法ですね。バークアウトも入れておきます。
グレンアルマ戦はなるべく短期決戦にしたいので、嫌な音を一度入れたり、応援はいけドンにしたりします。「つきのひかり」持ちではあるのですが、覚えさせている人はほとんどないでしょうし、使う余裕もないです。
ちなみに相性有利の「もらいび」ヘルガーもHPこそ低めですがバークアウトと泥かけができます。
トドロクツキ&キョジオーンでの対策
4匹目はトドロクツキとキョジオーンです。アタッカーに入れるか迷ったのですが、サポーターにしました。
何をするのかというと、トドロクツキは「スケイルショット」、キョジオーンは「ロックブラスト」です。「くだけるよろい」の防御低下を促進させる役割ですね。なので持ち物はイカサマダイス。
どちらでもこの役割はまっとうできますが、トドロクツキの方は挑発、バークアウト、羽休めを覚えて割と最適のサポーターです。キョジオーンは「きよめのしお」で状態異常が効かないので、アタッカーに向いてるでしょうね。
この戦法の最大の欠点として……演出が長いこと。(笑)
1回目⇒防御落ち・素早さ上がり、2回目⇒……が4~5回続きますからね。しかも、スケイルショットに関しては最後には自分の防御が落ち、素早さが上がるので(∩´∀`∩) 制限時間も削られるので、バトル内で2回くらいに留めておいた方がいいかもしれません。
もちろん物理アタッカーがいないと機能しないので、挑発とバークアウトこそあるものの、ポットデス的な役回りですね。後半の火傷直しも重要なので、適宜回復役。(ちなみにソウブレイズ相手でも同様に効果てきめんです)
色々試したいけど出てこない
と、そんな感じでグレンアルマの対策案でした。(上のヤレユータン戦の動画はテツノカイナ*2、オーロンゲで手堅すぎる面子だけど、両者がいなくてもちゃんと勝てます)
実は結構前から対策案を考えていたレイドです。でも、なかなか戦えませんでした。とにかくレイドで出てこないので。_(:3 」∠)_
レイドやりたくても出てこない辛み。さすが裏ボス。←?