ポケモンのような無数の生物を育成して戦わせるゲームにおいては、必ず1匹は存在するのが「めちゃくちゃ硬い奴」です。
物理耐性かもしれませんし、特殊ないし魔法耐性かもしれませんが、クレベースは物理耐性の方ですね。
レイドでもその耐性のほどはいかんなく発揮されていて、全ポケモン中1位の防御値のままに、物理で挑むとほとんど削れなくなるけど特殊を出すとあっさりと終わるという極端なレイドになってます。もちろん弱点をつかれていいわけじゃないけどね。
というわけでクレベース対策ですね。
目次
星6クレベース(氷)の強さについて
圧倒的物理耐久
冒頭で触れた通り、クレベースで脅威なのは物理耐久ですね。
防御種族値184だってさ? 硬いなぁ。HP値も95あるので、普通にトップクラスです。次点はなんでしょうね。ヘイラッシャは近いようです。
一方で特防種族値は46とへなちょこなので、特殊で攻めるべしですね。
てっぺき(固定技)
圧倒的な物理耐久をさらに高めるべく、「てっぺき」も持ってます。防御を2段階上げる変化技ですね。
固定技なので1回しか積みませんが、積まれたあとには物理アタッカーたちが一気に削れなくなり、置物と化します。
仮に物理*3の構成であった場合は(抜群時のカイナ*3とかは別として)素直に特殊アタッカーを出した方がいいです。サポーターは出せば盤石にはなるのですが。
ヘビーボンバー
あとサブウェポンに「ヘビーボンバー」を持ってます。特殊で攻めれば大丈夫やろ~と油断した時に痛い目を見れる技かと思います。ニンフィアとかね。
ヘイラッシャも持っている技ですが、自分と相手の体重差によって威力が変化する鋼物理技です。
クレベースの体重(505.5kg)の1/5以下だと威力は120になります。つまり101kg以下ですね。体重差が1/4以下なら100、1/3以下なら80、1/2以下なら60、半分以上なら40にまで威力が下がります。
ゆきげしき(恒常技)
また忘れてはならないのが、「ゆきげしき」を持ってることです。しっかり恒常技。
なので、打開のしやすさに拍車をかけています。何もしないターンがちょくちょくあるので。
(グレイシアを除く)氷タイプってなんでこうなん?_(:3 」∠)_
星6クレベースの技と種族値
つららおとし
アイススピナー
ヘビーボンバー
ゆきげしき
固定:てっぺき
特性:がんじょう
「つららおとし」は威力85命中90の氷物理技。3割でひるみますが、クレベースに上を取られることはそうないでしょう。
「アイススピナー」は威力80の氷物理技ですね。フィールド効果を消す効果もあります。なので、ミライドンのエレキフィールドはすぐに消されますね。
「ヘビーボンバー」は体重差で威力が変わる鋼物理技。変動値は上の通り。命中100なので基本外れません。
「ゆきげしき」は雪にする天候技。AIがおばかさんなので、連発します。残り時間9割の時にも使いますが、氷テラス以外では防御も上がりませんし、放置でOK。挑発などはしない方が無駄ターンを引き出せます。
「てっぺき」は防御を2段階上げる変化技。残り時間7.5割の時に使います。
特性の「がんじょう」はHPが満タン時に瀕死になっても1残る特性ですね。ちょっと削ればいい話ですが、そのままだとワンパンはできないってこと。
種族値は以下。
HP | 95 |
---|---|
攻撃 | 117 |
防御 | 184 |
特攻 | 44 |
特防 | 46 |
素早さ | 28 |
合計 | 514 |
技のタイプ相性
氷・物理:つららおとし⇒草、地面、飛行、ドラゴン
氷・物理:アイススピナー⇒草、地面、飛行、ドラゴン
鋼・物理:ヘビーボンバー⇒氷、岩、フェアリー
2タイプなので、タイプの範囲はそれなりですね。鋼が弱点の場合は体重差も見れると◎。
定番内だと、コライドン、ミライドンが抜群を取られます。
定番外だと、ラランテス、テツノイサハ、ガブリアス、イダイナキバ、グラードン、ガチグマ、レックウザ、ハルクジラ、白馬バドレックス、テツノイバラ、テツノブジン、ニンフィアなど。
クレベース対策ポケモン
対策案は星6の中でももっともシンプルですね。「特殊で殴る」です。火力もめちゃくちゃ高いわけではないですしね。
なので今回はアタッカーは特殊にのみに絞ります。物理は……頑張れ?← 基本というか後半は置物になるので出さない方がいいです。
ちなみに強化解除が2回入るので、アシッドボム持ちや特性などで積まなくても強い特殊アタッカーの方が使いやすいです。ラウドボーンなんかはメトロノームがあるので問題ないですけどね。
アタッカー
先にめぼしい(弱点をつかれない)特殊アタッカー拓を言うと、
ハラバリー ラウドボーン クエスパトラ サーフゴー テツノドクガ ウネルミナモ ルカリオ ヒスイゾロアーク(B振り) カイオーガ ミュウツー フーパ マギアナ 黒馬バドレックス
などです。
最近はホーム解禁組も織り交ぜて対策案を考えていますが、クレベース戦に関してはホーム解禁組は別に気にしなくてもじゅうぶん戦えます。
なかでもハラバリー、ラウドボーン、クエスパトラ、テツノドクガ辺りは等倍相性でもじゅうぶんダメージを稼げます。ハラバリー、クエスパトラ、テツノドクガに至ってはアシッドボムとルミコリで特防を下げていくので、展開も速いです。
クエスパトラはリフレクターや貝殻の鈴、ドクガは貝殻の鈴を持たせると盤石ですね。ハラバリーとラウドボーンはもちろんメトロノーム持ちです。今コレクレーレイドで脚光を浴びているサーフゴーはいつものように浮沈艦。耐久難のルカリオも、氷も鋼も半減できて浮沈艦なので活躍どころです。
無理して格闘やドラゴンで抜群を取ろうとしなければ、そこまで拓に困ることはないでしょう。ハラバリー、ラウドボーン、クエスパトラ、テツノドクガの4者はほとんど定番拓ですしね。育成してないのなら、他でも活躍できますし育成するのをおすすめします。(未育成ならひとまず全部HCでOK)
格闘で弱点をつける時にはカイナを見かけますが、ノーマルは4匹のうち誰でも、氷と鋼はラウド、岩はハラバリーとクエス、悪はクエス以外で問題なく対応できます。
サポーター
攻撃デバフ持ちを出せばじゅうぶんなので、サポーターはそこまでいらないレイドですが、
ヤレユータン、ブーピッグ、テツノツツミ、ハギギシリ、アローラペルシアンなどは安心して盤石にできます。テツノツツミは「ゆきげしき」による防御バフにタダ乗りできますね。
特殊アタッカー用サンドバッグ
そんな感じでクレベース対策でした。
対策も何も特殊で殴ればいい話なので、対策案になるのかというと少し微妙なところはありますが、等倍でも問題ないことは覚えていると◎。
下手に物理で抜群をつこうとするよりも、等倍でも特殊アタッカーを出した方がいいってことですね。
レイドないし野良は時間との戦いでもあるので(味方が倒れすぎる前に戦いを終わらせる必要がある)、等倍拓はできるだけ省きたいところですが、省かなくてもいい珍しいレイドがクレベース戦です。物理耐久と特殊耐久の偏りがここまであるとこうなるっていう一例でもありますね。