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ポケモンSV/DLC前編追加ポケモンはレイド用として扱えるかという話

9/13の午前中にダウンロードが開始された、DLC「ゼロの秘宝」の前編にあたる「碧の仮面」。内容は新しいエリアが追加され、そこで展開される物語を楽しむというもの。

物語にはゼイユ、スグリ、ブライア、サザレなど個性的なキャラが登場し、もちろん予告通り、ポケモンも追加されました。

今回はその追加ポケモンがレイドに向いているかという話ですね。

追加されたポケモン(23/9/17現在)

先に追加されたポケモンについて、ざっと名前を挙げておきます。

新ポケモン

カミッチュ
チャデス
ヤバソチャ
イイネイヌ
マシマシラ
キチキギス
ガチグマ(アカツキ)
オーガポン

旧ポケモン

第1世代

アーボ
アーボック
サンド
アローラサンド
サンドパン
アローラサンドパン
ピッピ
ピクシー
ロコン
アローラロコン
キュウコン
アローラキュウコン
ニョロモ
ニョロゾ
ニョロボン
マダツボミ
ウツドン
ウツボット
イシツブテ
アローライシツブテ
ゴローン
アローラゴローン
ゴローニャ
アローラゴローニャ
ドガース
マタドガス
ガラルマタドガス
カビゴン

第2世代

オタチ
オオタチ
ホーホー
ヨルノズク
イトマル
アリアドス
ピィ
ニョロトノ
エイパム(ヴァイオレットのみ)
ヤンヤンマ
グライガー(スカーレットのみ)
マグマッグ
マグカルゴ
ウリムー
イノムー

第3世代

ポチエナ
グラエナ
ハスボー
ハスブレロ
ルンパッパ
タネボー
コノハナ
ダーテング
ノズパス
バルビート
イルミーゼ
ヘイガニ
シザリガー
ヒンバス
ミロカロス
ヨマワル
サマヨール
チリーン
ジラーチ

第4世代

ナエトル
ハヤシガメ
ドダイトス
ヒコザル
モウカザル
ゴウカザル
ポッチャマ
ポッタイシ
エンペルト
エテボース(ヴァイオレット限定)
リーシャン
ゴンベ
メガヤンマ
グライオン(スカーレット限定)
マンムー
ダイノーズ
ヨノワール
フィオネ
マナフィ
ダークライ
シェイミ(ランドフォルム)
シェイミ(スカイフォルム)

第5世代

ドッコラー
ドテッコツ
ローブシン
クルミル
クルマユ
ハハコモリ
コアルヒー
スワンナ
ヒトモシ
ランプラー
シャンデラ
コジョフー
コジョンド
バルチャイ
バルジーナ

第6世代

ボクレー
オーロット

第7世代

アゴジムシ
デンヂムシ
クワガノン
アブリー
アブリボン
ジャラコ
ジャランゴ
ジャラランガ

第8世代

ウッウ(スカーレット限定)
モルペコ(ヴァイオレット限定)

追加された技マシン

あと、追加されたわざマシンにも触れておきます。

レイド勢的に気になるのは「とびかかる」「10まんばりき」「ヒートスタンプ」「ダブルウイング」辺りでしょうか。面白そうな技が多いです。

ほえる
じゅうでん
くろいきり
どくどく
すなじごく
うらみ
じゅうりょく
うちおとす
ジャイロボール
むしくい
いかりのまえば
しんくうは
とびかかる
10まんばりき
つららばり
ねっとう
ヒートスタンプ
ソーラーブレード
さわぐ
きあいパンチ
ウェザーボール
グラススライダー
しっとのほのお
クイックターン
ダブルウイング
ポルターガイスト
うっぷんばらし
スケイルショット
ミストバースト

追加ポケモンたちを見た所感

……いまいちかも?

ざっと見てみて、初見ではレイド用として正直いまいちなように思いました。

ホーム連携時の伝説がなだれ込んだ時のインパクトとどうしても比較してしまって、そのために起こる印象差だったんですけどね。

とはいえ、各レイドの対策案を考えていく時に、「このポケモン意外とレイド適性あるな」と気付くことはあります。こうして記事にしていく合間にも、何匹かピックしました。

オーガポン+悪党3匹

まずはレイド用として最有力の1匹のオーガポン。

ストーリーを進めていくと好きになっていくポケモンでしょうね。コライドン・ミライドンと同じで、伝説系と仲良くなるのが今作のコンセプトでしょうか。

基本的に物理アタッカーですが、威力100命中100の新技「ツタこんぼう」が強力です。「きあいだめ」をすれば確定急所です。「ウッドホーン」で回復しながらテラスチャージを溜められるのもGOOD。

「ちょうはつ」もあり、種族値も高めで、使い勝手も◎。

タイプも仮面を持たせることで炎、水、岩のどれかをくっつけられます。とりもげはひとまず層の薄い岩にしていますが、結構いい感じです。

イイネイヌ、マシマシラ、キチキギスの3匹も悪くないです。

全員挑発持ちですし、レイド用の技も腐らない程度に割と揃ってます。HA・HCで育成しておくだけでも出番はあると思ってます。

チリーン

2匹目はチリーンです。とりもげは使ったことがありませんが、レイドをがっつりやってる人は目につきやすいでしょうか。

挑発、両壁、バークアウト、神秘の守り、癒しの鈴、癒しの波動、スキスワ、ついでに自己再生やら重力やら色々できます。

レイド用サポーターの申し子と言ってもいいでしょうね。さすがエスパータイプ。

クレッフィと似て無機物に魂が宿った系のポケモンですが、悪戯心がないとはいえ、サポーターとしてはチリーンが断然上です。Sは65ですが、ブラッキーと同速だし、まあまあまあ。

挑発は覚えないと思ってたので偉すぎる。もちろん対特殊なんですが、甘えるもあります。ただ、キタカミのレイドはゴーストやら虫やらが多いのでそこは少し残念な点。

グライオン

3匹目はグライオン。

グライオンはアタッカーです。ただ、新技かつ確定攻撃デバフ技の「とびかかる」を習得したおかげで、対物理として優秀な逸材に。挑発と剣の舞もしっかりありますからね。

防御が125もあり、ここまで硬いと等倍相性でも活躍が見込めます。

ピクシー

4匹目はピクシーです。

サポーターなんですが、「てんねん」持ち。なので、積み技相手に強く出れますね。サブウェポンで弱点はつかれますが、ジャラランガキラーになれるでしょうか。

「ひやみず」と両壁が使えるので、物理と物理寄りの両刀に任せられそうです。ミストフィールドももちろんあります。

ジャラランガ

5匹目はジャラランガ。幻以外の追加ポケモンの中での600族ですね。

ジャラランガは「はらだいこ」と「つるぎのまい」持ちです。600族ですし、この時点でもう強い。

残念ながら悪だくみは覚えないので、個性である「スケイルノイズ」は生かしづらいのですが、じゅうぶんでしょう。格闘はカイナがいるので、テラスはひとまずドラゴンかなぁ。

ついでに挑発+晴れ雨もあり、特性も「ぼうだん」「ぼうおん」「ぼうじん」とレイド的には優秀で、活躍どころは多そうな予感。コライドンとタイプがかぶるので、差別化は意識しておきたいところ。

ミロカロス

6匹目はミロカロスですね。愛好家も多いポケモンだと思いますが、順当に活躍できると思います。

所持技には冷や水、命の雫、自己再生、雨ごい、光の壁、白い霧などがあります。

ただ、本分でない物理耐性は「ふしぎなうろこ」や「ねっとう」頼りなのか種族値的にそれなりで、物理サポーター拓ないし育成の方向性は開拓次第かなぁと。

使いがいはあると思います。星6レイドで出てくる型はまあ、うん。(笑)

ガチグマ(あかつき)

7匹目はガチグマ。もちろんアカツキの方。

特殊になっちゃったびっくりフォルムチェンジですが、悪だくみがなく、デカハンマー的な専用技+高威力技「ブラッドムーン」はノーマルであるのにくわえて、タイプも元のガチグマと同じです。

種族値は高いし、挑発とバークアウトがあるので一定以上の活躍は見込めますが、通常のガチグマに比べるとアタッカー能力は控えめな印象。

使うなら地面特殊かなぁ。あとは眠らせてくる相手に「さわぐ」とか。一応嘘なきはあるんですけどね。後のシリーズで特殊版腹太鼓とかがあったら有望株ですね。

捕獲するには、キタカミ図鑑150種類以上で、公民館近くにいるサザレと話しかけてイベントを進めることでゲットできます。

アブリボン、クワガノン、ハハコモリ

アブリボン、クワガノン、ハハコモリもいい感じ。

キタカミポケモンは特殊受けサポーターが多い印象ですが、彼らもそんな役割を担えそう。

ジラーチ、マナフィ、ダークライ、シェイミ

幻枠として追加された4匹は普通に優秀でしょう。

ダークライとシェイミはアタッカー寄り、マナフィはサポーター寄り。ジラーチはちょっと分からない。← 持ってたらいじってみるのがおすすめです。

結構いいポケモンがいた




初見では微妙かもと不安でしたが、探ってみるといいレイド用ポケモンたちがいました。

物理受けが少ない一方で特殊受けが多い印象ですが、キタカミレイドをなるべく追加ポケモンで奮闘できそうなくらいには層は揃っているでしょうか。(ちなみにイダイトウは既に育成済み)でも、虫、草、ゴーストなど、ちょっと偏りが強いですね。

なんにせよ、色々開拓してみたいと思います。( ˘ω˘ )