先日のウルガモス記事では、ウルガモスが今作でかなり強いスポットライトを浴びたと書きましたが、ラルトス一族(サーナイト一族?)も結構そうです。
テツノブジンというパラドックスポケモンの追加と、エルレイドのアタッカーとしての強化ですね。
エルレイドの強化は星6レイドでも反映されているところ。というわけで今回はエルレイドの対策ですね。
目次
星6エルレイドの強さについて
特性:きれあじ
エルレイドは今作の第9世代で「きれあじ」という特性が追加されました。
冒頭の強化はこれですね。対象の斬る技の威力が1.5倍されるという特性ですね。シンプルながら強いです。
他の対象技のラインナップは割愛しますが、これによりエルレイドの持ち技の「サイコカッター」と「つばめがえし」の威力が上がることに。「サイコカッター」に至っては+元タイプ一致。
救いなのは特性がランダムであるということですね。(ランダムなのはサポーターはやや面倒だけど)
最高火力のインファイト
切れ味による威力上昇も怖いですが、元タイプ一致の「インファイト」も痛いです。
威力180の格闘物理技が常に飛んでくるわけですからね。等倍相性だと、エスパーテラスでない限りは基本的には「インファイト」をもらうことになると思います。
攻撃値は最高クラスで、ハッサムという上の存在がいますが、ハッサムとは違って元タイプ一致なのでヘラクロスと並んで星6レイド中では最も高い火力です。言うまでもなく格闘テラスだと大ダメージを受けることに。
鬼火+α
さらに「おにび」持ち。恒常技で、開幕に高確率で使ってきます。
また固定技で「さいみんじゅつ」と「かなしばり」もあり、長引くこともある設計のレイドになってます。
もし「きれあじ」だった場合は長期戦は辛いだけなので、鬼火によってなかなか削れず、味方がばたばた倒れることもあるでしょう。
星6エルレイドの技と種族値
サイコカッター
インファイト
つばめがえし
おにび
さいみんじゅつ
かなしばり
サイコフィールド
特性:ふくつのこころorきれあじorせいぎのこころ
技は7個あって結構多いです。数的にはウルガモスの8個に次ぎますね。
「サイコカッター」は威力70のエスパー物理技です。威力はそこそこですが、急所+1内蔵技で、上で触れたように「きれあじ」だったのなら元タイプ一致含め威力は2.25倍され、爆増します。
「インファイト」は威力120の格闘物理技で、攻撃後に防御と特防が1段階下がる技ですね。「つばめがえし」は威力60の飛行物理技。命中・回避無視技です。タイプ不一致技なので穴ではありますが、切れ味の存在がちらつきます。
「さいみんじゅつ」「かなしばり」「サイコフィールド」は固定技なので一度切りの技。サイコフィールドからのサイコカッターが怖いですね。
切れ味だったらやばいのは言うまでもありません。サイコフィールドは体力が2.5割切ると使ってくるので防ぎにくいです。
種族値は以下。
HP | 68 |
---|---|
攻撃 | 125 |
防御 | 65 |
特攻 | 65 |
特防 | 115 |
素早さ | 80 |
合計 | 518 |
技のタイプ相性
エスパー・物理:サイコカッター⇒格闘、毒
格闘・物理:インファイト⇒ノーマル、氷、岩、悪、鋼
飛行・物理:つばめがえし⇒草、格闘、虫
タイプ相性の範囲は結構広いですね。定番ポケモン内だと、テツノカイナ、コノヨザル、コライドンが抜群。
他だと、テツノドクガ、ハルクジラ、ドドゲザン、サザンドラ、オリーヴァ、テツノブジン、テツノイサハ、イダイナキバなどが不利相性。
エルレイド対策ポケモン
エルレイドは特防がサーナイト並みに高く、一方の防御は低いポケモンなのでできれば物理で攻めます。
アタッカー
定番内だと、マリルリ、ミライドン、ソウブレイズ、ハラバリーが生き残り。
テツノカイナはB振りでも、切れ味なしで乱数3発のダメージをもらえるので出さないのが無難です。急所もあるし。(ただ防御低めのインファイト持ちだからか、格闘で抜群を取れる時には見かけはします)イダイナキバも同レベルの耐久。
他はラウドボーン、ガブリアス、ハッサム、バンバドロ辺り。
中でもサーフゴーは例によって(笑)すべての攻撃を半減にして浮沈艦の逸材なので、特殊ではあるのですが動かしやすいアタッカーになるでしょうね。「リフレクター」もあるとより◎。
(先日オノノクスのレイド対策を挙げたばかりですが)オノノクスはサポーター兼アタッカーとしておすすめの択です。開幕挑発で鬼火を封じ、「ワイドブレイカー」で攻撃を落とし続けることができます。ドラゴンテラスならしめたものです。ウネルミナモもB振り冷や水持ちなら悪くありません。
デカヌチャンは鋼が弱点ならデカハンマーで一発がありますが、きつそうです。ミミッキュは応援防御やサポーターが欲しくなります。
サポーター
サポーターは物理対策ですね。
オーロンゲ(HB)&ヤレユータンでの対策
1匹目はオーロンゲ。
例によって挑発⇒リフレクター⇒応援防御⇒冷や水連打で完封案件。
インファイトをもらい続けるので、防御を固めつつ防御・特防ダウンをかけられ続けます。
ヤレユータンも同様の流れ。S振りでもいけると思う。こちらは「スキルスワップ」で切れ味を奪うこともできます。
アマージョ(HB)も一応いけるレベル。(切れ味だと辛め)
ユキメノコ(HB)での対策
2匹目はユキメノコです。
流れはオーロンゲ&ヤレユータンと同じで、挑発⇒リフレクター⇒応援防御⇒冷や水連打。
ただ、ユキメノコ自身には「インファイト」は来ないので次点。
特性と急所で運も絡む
結構分かりやすいレイド設計になってるなという印象のレイドです。
デバフのかかる「インファイト」があり、エルレイド自身が防御の低いポケモンだからですね。サポーターがいるとあっさり終わるレイドでしょう。
ただ、一方で味方がバタバタ倒れることもある印象です。
特性が「きれあじ」だったのかもしれませんし、「サイコカッター」で急所をもらっていたのかもしれません。そういう意味では結構運も絡むレイドと言えますね。