氷タイプは数あるタイプの中でも不遇とよく言われるタイプですが、もちろん強いポケモンもいます。
マンムーはその代表格ですね。愛用していた人も多いんじゃないかと思います。
今作のテラスタル環境は弱点を消せる強みがありますから、氷タイプにとっては追い風の環境。それでも厳しかったりするのが今作の環境だったりしますが、ガチめのランクマ以外だとかなり遊べるポケモンなんじゃないかなぁと思います。
唯一の地面と氷の複合ということで、ある程度読まれる部分もありますが、マンムーから弱点タイプを減らせるってだけでかなり魅力的だと思いますからね。
というわけで今回はマンムーのレイド対策です。
目次
星6マンムー(地面・氷)の強さについて
フリーズドライ持ち
マンムーで脅威なのは、ちょっと悩みましたが、まずは「フリーズドライ」を挙げてみます。
威力70の氷タイプの特殊技ですね。マンムーは物理アタッカーですが、この技により両刀であり、タイプ一致なのでそれなりの威力です。
くわえて、水タイプに抜群になるという変わった技。
マンムー戦は本来なら水は出しやすいはずが、この技により出しにくくなってます。腹太鼓マリルリなんかは上から攻撃をくらいますし、厳しいでしょうね。野良的には盲点になる技でしょう。
タイプ一致つららおとし
また、「つららおとし」持ち。威力85の氷物理技ですね。
3割ひるみが嫌な技でもあり、パオジアンにうんざりした人は多いでしょう。
なるべく上はとっておきたいところですが、「じならし」を持ってたり。
特性:あついしぼう
そして、特性の「あついしぼう」。おなじみの炎と氷タイプの技を半減する特性ですね。
ただ、テロップとかは出ませんし、野良的には盲点その2になるでしょうか。
マンムー戦は「フリーズドライ」と「あついしぼう」により、ややライトユーザーのやらかしを誘うレイドです。なので、マンムーは野良で戦う相手としては結構面倒な相手になってます。
ここに「じしん」を持ってこなかったのは温情でしょうか。「じしん」は固定技で1度うつだけです。マンムーなのに。
星6マンムーの技と種族値
つららおとし
こおりのつぶて
フリーズドライ
じならし
固定:ゆきげしき
固定:ドわすれ
固定:じしん
特性:あついしぼう
「つららおとし」は威力85命中90の氷物理技。3割ひるみが脅威で、このひるみを生かすために素早さを落とす「じならし」採用なのかもしれません。
「こおりのつぶて」は威力40の氷物理技。先制技で、威力も低いので怖くはありません。
「フリーズドライ」は威力70の氷特殊技。1割で凍ります。前述したように、水タイプに対しても効果抜群になるのが注意点ですね。「じならし」は威力60の地面物理技。威力は控えめですが、素早さを1段階落とします。
「ゆきげしき」は天候を雪にする技。恒常レイドですが、開幕に使います。とはいえ、テラスタイプが氷でなければ効果はありません。
「ドわすれ」は特防を2段階上げる変化技。残りHP5割で使います。「じしん」は威力100の地面物理技。残りHPが1割の時に使用。固定技なので、全体技になってます。
特性の「あついしぼう」は炎と氷タイプの技を半減させる技。なので炎と氷が弱点のテラスタイプの場合は、少し長期戦になる可能性があります。
種族値は以下。
HP | 110 |
---|---|
攻撃 | 130 |
防御 | 80 |
特攻 | 70 |
特防 | 60 |
素早さ | 80 |
合計 | 530 |
技のタイプ相性
氷・物理:つららおとし⇒草、地面、飛行、ドラゴン
氷・物理:こおりのつぶて⇒草、地面、飛行、ドラゴン
氷・特殊:フリーズドライ⇒草、地面、飛行、ドラゴン、水
地面・物理:じならし⇒炎、電気、毒、岩、鋼
地面・物理:じしん⇒炎、電気、毒、岩、鋼
所持技のタイプは2種類ですが、どちらも通りがいい上、フリーズドライもあるので影響は強め。
定番内だと、マリルリ、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、ソウブレイズ、ハラバリーが弱点。
定番外では、ラランテス、オーガポン草岩、ガブリアス、ガチグマ、グラードン、オノノクス、サザンドラ、ジャラランガ、ムゲンダイナ、ウネルミナモ、ラウドボーン、テツノイバラ、ドドゲザン、デカヌチャン、サーフゴー、ザシアン、ザマゼンタなど。
マンムー(地面・氷)対策ポケモン
マンムーは地面と氷で抜群を取られないようにしたいところ。
それから水タイプは「フリーズドライ」があるので、厳しめですね。
あと、バフ解除がないので、積むアタッカーは戦いやすいです。覚えておくといいでしょう。
アタッカー
定番内だと、コノヨザルのみが生き残り。コノヨザルは普通に戦えます。「じしん」がないとはいえ、「つららおとし」があるので、貝殻の鈴を持たせたいですね。
定番外では、タイプ相性的にはハリテヤマ、フォレトス、ハッサム、白馬バドレックスなどが優秀。
とくにハリテヤマは等倍でも活躍できる択。マリルリ、テツノカイナ、ガチグマなどに押されて今一歩迫れなかった彼ですが、マンムー戦は「あついしぼう」があることにより、メタ択に片足をつっこんでます。
バフ解除がないので、思い切り腹太鼓ドレパンを打ち込みつつ、隙を見て気合だめも使えるほど余裕があります。ちなみに根性+火炎玉型でもOKです。こっちの方が楽しいかな。ハッサムもDLCで飛びかかるを習得したことにより、虫で弱点をつけるなら勝ちやすいです。
次点では、テツノブジン、ミュウツー、ハルクジラ、オーガポン炎、剣なしザシアン、黒馬バドレックスなど。
テツノブジンは例によってサポーターも兼ねられ、ハルクジラはバフ解除がないので思いっきり攻撃できる上、開幕の「ゆきげしき」により防御を上げつつ動けます。こちらも等倍でも頑張れますね。
サポーター
サポーターは基本的には物理対策。
ユキメノコ(HB)での対策
1匹目はユキメノコですね。雪を降らせる物理相手ならメノコです。
応援防御⇒リフレクター&光の壁⇒冷や水連打で封殺します。
ブーピッグ(HB)での対策
2匹目はブーピッグ。キタカミレイドでは今のところ出番多めですね。
応援防御⇒リフレクター&光の壁⇒冷や水orバークアウト連打で完封案件。日本晴れがあるので、氷テラス相手に使うこともできます。
今回は挑発は使う必要はとくにないので、味方によって冷や水とバークアウトをうちわけるといいですね。ブラッキーもそうですが、ブーピッグも複数体用意しておくと対応が楽になるレイドに適したポケモンです。
ヤレユータン(HB)での対策
3匹目はヤレユータンです。
応援防御⇒リフレクター&光の壁⇒冷や水連打で封殺。特殊は壁と応援防御のみですが、それなりに安心でしょう。
氷テラス相手に日本晴れをするのはもちろん、スキスワで厚い脂肪を奪ったり、采配を使ったりするのも有効策ですね。
他はフラージェス、プリンなど。オーロンゲも一応相手できるとは思います。
ハリテヤマのお立ち台
そんな感じでマンムーのレイド対策でした。
マンムーの情報を集めてみると、「意外とめんどくさい」というのが初見の感想でした。
厚い脂肪で氷と炎は半減で? フリーズドライは水に抜群で。幸い地震は持ってませんが、地ならしと氷柱落としの相性はいいですからね。そして地味に両刀。
キタカミ内でトップクラスの難易度ではありませんが、次点くらいには入ってきそうな雰囲気がマンムーのレイドにはあります。とはいえ、ハリテヤマやハルクジラが思いっきり活躍できるのは個人的には楽しいポイント。