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ポケモンSV/星6モルペコレイド対策と攻略法 いちゃもん+挑発+電磁波の悪魔的戦術

ピカチュウが人気になって以来、世代毎にサブ?ピカチュウ枠ができたのは言わずとしれたところ。

電気タイプの小動物系のポケモンですね。ググったら「電気袋組」とカテゴライズされていました。なんでもこのポケモンたちには頬に電気を溜める蓄電器官があるからとのこと。なるほど~。

このポケモンたちはちんまくてかわいい小動物的魅力を持ちつつも、あんまり強い印象もなかったりするのですが、今作のパーモットは進化しています。ピカチュウ以来だそうです。

とりもげはこの電気袋組はあまり気にしたことはなかった口なんですが、次回の最新世代作ではどうなるのか楽しみですね。

というわけで、今回はモルペコのレイド対策です。

星6モルペコ(電気・悪)の強さについて

いちゃもん

モルペコは意外にも?結構めんどくさいレイドなのですが、理由の1つが「いちゃもん」持ちであること。

使われると同じ技を出せなくなる変化技ですね。

基本的にレイドでは攻撃する場合、同じ技を延々と使います。なので割とうっとうしい戦法なんですね。

対策としては変化技なのでもちろん挑発が有効ですし、特性のアロマベールも効きます。

ちょうはつ*2(固定技)

もう1つの理由が、「ちょうはつ」持ちであること。

挑発の鬱陶しさは既に散々対策記事で触れているところですが、変化技を封じられた上に「いちゃもん」を使われた日にはかなり行動が制限されます。

モルペコの技構成を忘れていた上で一度やられましたが、「う~わっ。うっざっ」って声出ましたからね。(笑)レイドポケモンは攻撃技が1つなのも珍しくありませんから。

でんじは

さらに「でんじは」持ちです。

麻痺になれば素早さが半分になるので、「ちょうはつ」と「いちゃもん」の餌食になりやすくなります。

個性がなくなってしまい、平凡になってしまったからということなんでしょうけど、結構極端な嫌がらせ構成です。

はらぺこスイッチは死に特性

で、個性がなくなってしまった理由が、特性の「はらぺこスイッチ」が発動しなくなっている点ですね。

なので、モルペコは変身もといフォルムチェンジしません。「オーラぐるま」も電気タイプのままです。

とりもげ的にはレイドは(ポケモン的には)斬新で面白い戦闘システムだと感じているところではあったので、仕方ないかくらいにしか思ってはいませんが、使えてたらもうちょっと強くなっていたかもしれませんね。

星6モルペコの技と種族値

オーラぐるま
うっぷんばらし
でんじは
いちゃもん
固定:ちょうはつ*2 開幕、残りHPが7.5割を切った時
固定:エレキフィールド 残りHPが3割を切った時
特性:はらぺこスイッチ

「オーラぐるま」は威力110の電気物理技。現状モルペコの専用技で、確定で素早さが1段階上がります。くわえて、自分のフォルムの状態で技タイプが電気か悪になります。

前述した通り、特性は死んでいてモルペコはフォルムチェンジしないので、後者の効果は発動しませんね。なので電気タイプ固定の技ですが、それでもスキル自体は優秀すぎますね。

「うっぷんばらし」は威力75の悪物理技。そのターンの間に、自分の能力ランクを下げられていると、威力が倍になるという効果があります。技自体は受けたことはありますが、効果は不明。

が、もし効果が発動するなら結構怖いですよね。どうであれこのモルペコの設計だと、相性はよくないです。

「でんじは」は命中90の電気変化技。おなじみの麻痺にする技ですね。「いちゃもん」は命中100の悪変化技。使われると、同じ技が出せなくなります。厄介です。

「ちょうはつ」は3ターンの間、変化技を使えなくする変化技ですね。こちらも厄介。開幕と、残りHPが7.5割を切ると使います。2回使うので、封じる手立てはある方が◎。

「エレキフィールド」は5ターンの間、フィールドをエレキフィールドにする変化技。電気技の威力は1.3倍になり、地面にいるポケモンが眠らなくなります。残りHPが3割を切ると使います。

特性の「はらぺこスイッチ」はターンが終わった時に、フォルムをチェンジする特性。「オーラぐるま」のタイプも変わります。問答無用で毎ターン変化するので結構忙しいポケモンですが、上で触れたように今回は死に特性です。

種族値は以下。

HP 58
攻撃 95
防御 58
特攻 70
特防 58
素早さ 97
合計 436

技のタイプ相性

物理・電気:オーラぐるま⇒水、飛行
物理・悪:うっぷんばらし⇒エスパー、ゴースト

範囲は狭いですね。

定番内だと、マリルリ、ソウブレイズが抜群。

定番外では、ヤドラン、スイクン、カイオーガ、ダイケンキ、ヒスイダイケンキ、アシレーヌ、ウェーニバル、ガラルファイヤー、ルギア、トルネロス、ミュウツー、ミュウ、ネクロズマ月、白馬黒馬バドレックス、テツノイサハ、テツノイワオ、サーフゴー、ギラティナ、ラウドボーンなど。

バフ・デバフ解除

デバフ解除はありません。バフ解除は残りHPが2.5割を切った時。

モルペコ(電気・悪)対策ポケモン

モルペコ戦はまず、電気・悪が弱点でないポケモンを探ります。

変化技が「でんじは」「いちゃもん」「ちょうはつ」と鬱陶しいので、挑発は欲しいところです。素早さは上がるでしょうから、初手に使わないといけません。

あと、挑発などいちゃもんを封殺できる手段がない場合、攻撃技が1つしかないとじだんだを踏むことになるので注意。理想はメイン技と攻撃デバフです。

デバフ解除がないので攻撃デバフを撒いておけば、仮にぐちゃぐちゃにされたとしてもなんとか勝てる確率は上がります。もっともテツノカイナがメタ択なので、野良でも安定して勝てる部類なんじゃないかな。

アタッカー

定番内では、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、コノヨザル、ハラバリーが生き残り。

まずはテツノカイナが浮沈艦拓かつメタ択ですね。電磁波はくらいませんが、ただ、攻撃技が1つだといちゃもんによって遅延をくらいます。そういう意味ではアシッドボムとパラボラチャージで攻撃技が2種のハラバリーが優秀です。冷や水もあるしね。

コライドンもタイプ的に浮沈艦拓ですが、カイナよりは現実的に勝てますね。挑発+ワイドブレイカーを使っていけば基本負けないでしょう。ミライドンとコノヨザルは挑発を使いたいところ。

定番外だと、B振りダーテング、B振りノクタス、ワルビアル、サザンドラ、B振りビリジオン、ブリガロン、ジャラランガ、B振りマスカーニャなどが浮沈艦拓です。

悪タイプは挑発は必須とばかりに覚えていることが多いので、扱いやすいですね。ただ防御もそこそこな面子ばかりなので、攻撃デバフや貝殻の鈴は欲しいです。ダーテングとノクタスは活躍どころ。

等倍拓では、ハッサム、バンギラス、レックウザ、ガブリアス、グライオン、ディアルガ、パルキア、ジャローダ、オノノクス、ザシアン、ザマゼンタ、ガチグマ、ドドゲザン、テツノイバラ、テツノブジン、ウネルミナモ、ブリジュラス、カミツオロチ、ウガツホムラ、タケルライコなど。



かなりタイプ範囲が狭いので色々いますね。地面タイプはメタタイプなので、ガブリアス、グライオン、ガチグマはおすすめ拓。どれを使うにせよ、挑発か攻撃デバフは使わせたいところです。電気1/4で、優秀な挑発デバッファーなタケルライコもいい感じ。ウガツホムラはいちゃもんをされても大憤激で攻撃回数を稼げます。

サポーター

サポーターは物理対策ですね。

変化技対策に挑発が有用なのはもちろんですが、「アロマベール」でそもそも無効化してしまうのは手っ取り早い対策です。

HBマホイップでの対策

1匹目はマホイップですね。特性は「アロマベール」で、持ち物は特性ガード。

ミストフィールド⇒甘える連打⇒バリア後、デコレーション(手助け)⇒バフ解除後、応援防御で完封。

▲ 技が色々違うけど、これでもじゅうぶん。(何で使ったんだっけ)

HBパフュートンでの対策

2匹目はパフュートン。持ち物は特性ガード。

こちらもマホイップと同じでアロマベール持ち。ミストフィールドがありませんし、麻痺もくらってしまいますが、ある程度のことはできます。

冷や水と泥かけを交互に⇒バフ解除後、応援防御で封殺しつつ、手助けで助力します。

HBオーロンゲでの対策

3匹目はオーロンゲです。結構拓があるように見えて、いちゃもんを加味するとだいぶ絞られました。

挑発⇒ミストフィールド⇒リフレクター⇒冷や水⇒挑発⇒冷や水連打⇒バフ解除後、応援防御で完封を目指します。

挑発のかけ直しが失敗したあとのいちゃもん対策は捨ててます。気になるなら、リフレクターをのしかかりとかにするといいです。

あとはヒスイドレディアや攻撃デバフはありませんがバウッツェルだったり、アマージョで頑張ったりです。

挑発、いちゃもん、電磁波の三連コンボ

そんな感じで、モルペコのレイド対策でした。

挑発、いちゃもん、電磁波のうざスキル3連発にくわえて、素早さもほぼ確実に上げてくるので、微妙に適当な拓がありませんでした。

結構うっとうしいレイドですね。当人の火力がそこそこで、タイプ的に選出難易度が低いのは救い。

ただ、上でも触れましたが、高確率でメタ択であるカイナが出てくると思うので、遅延コンボをくらいまくったとしてもゴリ押しできて負けることは少ないレイドかもしれません。

ちなみにモルペコはヴァイオレット限定なので、スカーレット版では出ません。(この仕様すっかり忘れてて、なんか出にくいな~と思ってました←)