往年のポケモンファンにとってはエアームドは結構な存在感を放つポケモンであるのはとりもげも見聞きして知っています。
主なところはやはり対戦環境でよく使われていた点のようですが、他にも鋼・飛行というレアかつ優秀なタイプであったり、少年心にもウケのよさそうな見た目の良さであるとか秘伝マシン要員であったりなどと、なにかと目立っていたようです。(また、昔はレアなポケモンでした)
最近は同タイプのアーマーガアにお株を取られている印象です。もっともエアームドの方が物理耐久はありますし、「がんじょう」もあるので、サポートを中心に役割がまったくないわけではないでしょう。
さらに言えば、進化先もいまだにないポケモンでもあります。先が楽しみですね~。
というわけで、今回はエアームドですね。レイドではまあ……うん。弱くはないけど遊べるレイドかな(笑)
目次
星6エアームド(鋼・飛行)の強さについて
防御種族値140

エアームドでまず強い点は、おなじみの防御の高さでしょうか。
防御種族値は140もあり、SV内でも15位とトップクラスの数値を誇ります。
一方HP種族値は低めだし、「くだけるよろい」持ちなので言うほど硬さは感じませんが、デバフ解除持ちで「てっぺき」もあるので、硬さはそこそこ維持してきます。
持ち技もお馴染みの往年技を揃えている感があるので、エアームドのアイデンティティは意識しているんじゃないかな。
開幕ちょうはつ
また、「ちょうはつ」持ち。
所持技ではなく、固定技の方で1回きりですが、開幕に使ってきます。
誰かしらの出鼻をくじく構成ですね。
急所技*2

あと、「つじぎり」と「きりさく」を持っています。
どちらもタイプ不一致なのでそれほどダメージは受けませんが、この2つの技を受けている時、急所で不意にダメージが増すことは考慮しておく必要がありますね。
星6エアームドの技と種族値
ドリルくちばし
はがねのつばさ
つじぎり
きりさく
固定:ちょうはつ 開幕
固定:てっぺき 残りHP4.5割の時
特性:くだけるよろい
「ドリルくちばし」は威力80の飛行物理技。追加効果はありません。往年の鳥ポケの定番主力技ですね。
「はがねのつばさ」は威力70命中90の鋼物理技。1割で自分の防御が1段階上がります。
「つじぎり」は威力70の悪物理技。急所+1内蔵技なので、12.5%の確率で1.5倍になります。もちろんデバフや壁も無視です。
「きりさく」は威力70のノーマル物理技。こちらも急所+1内蔵技です。
「ちょうはつ」は3ターンの間、変化技を使わせなくする変化技です。開幕に一度使います。対象はランダム。
「てっぺき」は防御を2段階上げる変化技。残りHPが4.5割の時に使います。ボディプレはありません。
特性の「くだけるよろい」は物理攻撃を受けた時に、防御を1段階下げ、素早さを2段階上げる特性です。レイドでは楽しいことができる特性ですね。
種族値は以下。
HP | 65 |
---|---|
攻撃 | 80 |
防御 | 140 |
特攻 | 40 |
特防 | 70 |
素早さ | 70 |
合計 | 465 |
技のタイプ相性
物理・飛行:ドリルくちばし⇒草、格闘、虫
鋼・物理:はがねのつばさ⇒氷、岩、フェアリー
悪・物理:つじぎり⇒エスパー、ゴースト
ノーマル・物理:きりさく⇒なし
タイプ範囲結構広めですね。
定番内だと、コライドン、ソウブレイズ、コノヨザルが抜群。
定番外だと、ラランテス、ジャローダ、カミツオロチ、ブリガロン、テツノイサハ、ジャラランガ、チヲハウハネ、ハルクジラ、白馬バドレックス、ハバタクカミ、ミュウツー、ミュウ、マフォクシー、ネクロズマ日月、黒馬バドレックス、テツノイワオ、テツノカシラ、ギラティナ、サーフゴーなど。
バフ・デバフ解除
バフ解除とデバフ解除がそれぞれ1回あります。
デバフ解除は残りHPが8割を切った時。バフ解除は残りHPが4.4割を切った時。
エアームド(鋼・飛行)対策ポケモン
エアームド戦ではまず、鋼・飛行から弱点をつかれないポケモンを探ります。火力はそれなりですが、一応ね。
”普通に戦うなら”、物理・特殊どちらでもよさそうですが、とりあえず攻撃デバフがあれば戦闘を楽にできます。
急所対策にシェルアーマー持ちなどが気になりますが、優先度はそれほど上がらないでしょう。それよりは物理連続攻撃技で防御を一気に落とす方が楽しいのでおすすめ。テクニカル部門(?)でトリックルーム。
アタッカー

定番内だと、マリルリ、テツノカイナ、ミライドン、ハラバリーがタイプ的には生き残り。どれも戦えるとは思いますが、腹太鼓組は前述したように「ちょうはつ」で出鼻をくじかれることがあります。
タイプ相性の前に触れておきたいのは、物理攻撃の連続攻撃持ち。
戦えるのは他にも色々いるかと思いますが、ひとまず「ネズミざん」持ちで物理サポーターもできるイッカネズミを筆頭に、「スキルリンク」のパルシェン、チラチーノ、エテボース、ドデカバシなどはエアームドの防御をさくっと落とせます。耐久面が気になる面々であるのは別として一度やると病みつきになりますよ。(∩´∀`∩)
で、タイプ相性に話を戻して。
定番外だとまず、ドドゲザンは数少ない浮沈艦拓。攻撃デバフはありませんが、落ちる気配なく安全に戦い抜けるでしょうね。挑発をバリア前に入れられれば◎。
等倍拓ではラプラス、ハッサム、カイオーガ、グラードン、レックウザ、ガブリアス、グライオン、ディアルガ、パルキア、B振りヒスイダイケンキ、オノノクス、B振りトルネロス、レシラム、ゼクロム、ヒスイヌメルゴン、ザシアン、ザマゼンタ、ガチグマ、テツノイバラ、ウネルミナモ、ウガツホムラなど色々いますね。
一応総合値の高い準伝・伝説や攻撃デバフ持ちを優先的に考慮していますが、戦えるポケモンはまだまだいそうで、かなり遊べるレイドです。
連続攻撃持ち以外で相性のよさそうなものを挙げておくと、ドリくちがきますがシェルアーマー持ちでラプラス、とりもげ的にはおなじみのトリックルーム役のディアルガ、パルキアコンビ。ウガツホムラは火傷させつつ大憤激で自動的に攻撃するので多少スピーディにかつ安全に戦いを終わらせられる拓。ヒスイヌメルゴンやザマゼンタはいつも通り、重装択で安心安全。
サポーター
サポーターは物理対策ですね。
普通に攻撃を落とすだけでじゅうぶんなのでサポーターは特別いらなかったりしますけど、アタッカー項目でも触れましたがトリックルームや連続技があればなおよし、ですね。
HBイッカネズミでの対策

1匹目はイッカネズミ。初ピックになりましたが、最優先とはいかないまでも物理相手には結構いける口です。
流れは……初手から「ネズミざん」をやってればだいたい終わります。(笑)もちろん物理アタッカーがいなければ意味はないです。
一応挑発と冷や水持ちで、特性には「フレンドガード」があります。甘えるや晴れ・雨もあって、なので結構いける子なんです。
▲ 例によって、モーションが長いのが欠点。
H振りパルシェンでの対策

2匹目はパルシェンです。こちらは最強レイドで使いましたが、恒常レイドでは初でしょうか。
こちらも「スキルリンク」での氷柱針(連続攻撃)を開幕からぶっぱなすことで戦闘をサクっと終わらせます。
ネズミざんよりは攻撃が終わるのが早いので、冷や水を入れたり、応援防御をするといいですね。一応回復技もあります。
ブラッキーでの対策

3匹目はブラッキーですね。おなじみ。
やることもお馴染みで、リフレクター⇒挑発⇒デバフ解除後に甘えるを入れて封殺します。攻撃デバフは持っていないので、バリア後は応援や手助けや泥かけをしたりします。
タイプ相性だけを見ると優秀なエスパータイプ陣が出せないうえ、フェアリーも出せないので、ブラッキーが候補に挙がることになりました。
あとはハリーセン、ハリーマンとかですね。両者、ミサイルばりもあります。アローラペルシアンや、一応先日サポネタ枠で育成したウミトリオも出せるでしょうね。
連続的当てレイド
そんな感じで、エアームドのレイド対策でした。
抜群&防御の低いポケモンがいても勝てそうなくらい、さほど苦労はしないレイドです。
最低限タイプ相性は見ておきたいですが、対戦用の連続技持ちポケモンでも勝てそうな相手ですね。