ブラッキー、エーフィ、シャワーズ、リーフィアときて、ブイズも5匹目。
フェアリータイプはレイド用ポケモンと相性が悪いです。レイド用ポケモンは格闘とドラゴンが主力で、選出率も高いですからね。
その辺はミミッキュの対策記事でも触れたところですが、ニンフィア戦での選出の傾向を見る限りではミミッキュ戦よりはなめられてはない印象でした。タイプ相性的には比較的安心のできるポケモンを出している印象です。基本は単タイプ対策でいいし、ニンフィアが金策やらレイドやらでSV全体でよく知られているのもあるんでしょうね。
というわけでニンフィアの対策ですね。
目次
星6ニンフィア(フェアリー)の強さについて
特性:フェアリースキン+フェアリー特殊
ニンフィアは「フェアリースキン」という特性を持っています。
ノーマル技をフェアリータイプにして、威力を1.2倍にする特性ですね。なので、「ハイパーボイス」の火力が引き上げられています。
特性も厄介ですが、フェアリータイプかつ特殊アタッカーであることも強み。上で触れましたが、格闘・ドラゴンのレイドポケモンの主力を封じられることになりますからね。つまりカイナやコノヨやミライドンなど。
HPが95、特防が130もあって特殊耐久も高いので、特殊対策で特殊アタッカーを出しても通りが悪いです。
テラバースト
それと、「テラバースト」持ち。ブイズではお馴染みですね。
なのでニンフィア戦では、基本的にフェアリータイプとテラスタイプの2タイプで相性を考えることになります。
フェアリーならフェアリータイプだけを警戒すればよくなるのでタイプ相性は楽になりますが、火力がさらに引き上げられるのでかえって厄介かもしれませんね。
あくび(恒常技)
そして「あくび」持ち。恒常技なので、隙あらばうってきます。
ただ、あとでも触れますが、ニンフィアは残りHP9割で「ミストフィールド」を使ってきます。なので実は「あくび」の対策はほとんど必要なかったり。ちょっと残念な子化。
とりもげはレイドに慣れてきた頃には開幕に挑発をうっていたものですが、する必要はないってことですね。少なくとも野良ではいりません。絶対ではないけど、あくび自体をもらっても実際に眠るまでには「ミストフィールド」が貼られます。
ただ、シールド前に挑発を入れれば「めいそう」を封じられます。
星6ニンフィアの技と種族値
ムーンフォース
ハイパーボイス
テラバースト
あくび
固定:ミストフィールド
固定:めいそう
特性:フェアリースキン
「ムーンフォース」は威力95のフェアリー特殊技。3割で特攻が落ちます。
「ハイパーボイス」は威力90のノーマル特殊技。特性によってフェアリータイプになります。元々は全体技ですが、固定技ではないのでくらうのは自分だけです。
「テラバースト」は威力80の変動技ですね。ニンフィアは特攻値が高いので特殊技になってます。技タイプはテラスタイプに。
「あくび」は次のターンに眠らせる変化技。「ミストフィールド」は状態異常を防ぐフィールド技で、残りHPが9割と2割の時に使います。
「めいそう」は特攻と特防を1段階上げる変化技で、残りHPが3.5割の時に使ってきます。特性の「フェアリースキン」は上記の通り。
種族値は以下。
HP | 95 |
---|---|
攻撃 | 65 |
防御 | 65 |
特攻 | 110 |
特防 | 130 |
素早さ | 60 |
合計 | 525 |
技のタイプ相性
フェアリー・特殊:ムーンフォース⇒格闘、ドラゴン、悪
ノーマル・特殊:ハイパーボイス⇒なし
ノーマル・特殊:テラバースト⇒変動
タイプ範囲は狭いですが、レイド用ポケモンの影響は大きめ。定番内だとテツノカイナ、コライドン、ミライドン、コノヨザルが抜群をつかれます。
他だとガブリアス、オノノクス、サザンドラ、ウネルミナモ、エルレイド、イダイナキバ、テツノブジンなどが不利相性ですね。
ニンフィア対策ポケモン
タイプ的には「炎、毒、鋼」が有利相性なので、アタッカーの選出はこの辺から考えるといいですね。
アタッカー
定番内だと、マリルリ、ソウブレイズ、ハラバリーが生き残り。
ソウブレイズはフェアリーを半減する上に、特殊耐久が高めなので真価が発揮しやすいレイドですね。初手に光の壁を貼ると◎。ハラバリーも問題なくてこちらも初手に光の壁を貼りたいところ。
他だとまずテツノドクガがフェアリーを1/4に抑えるので頼もしいです。特殊アタッカーなので平常より少し威力は出ませんが、順当に活躍できるかと思います。
次いで、サーフゴー、ハッサム、デカヌチャン、テツノワダチ(AD)などの鋼面子もフェアリーは半減面子。サポーターもできるデカヌチャンが活躍できるのは言わずもがな、サーフゴーも一応眠らないのでメタ択の1つ。
テツノワダチはガブリアスとイダイナキバが出せないのでスポットを浴びるレイド。とりもげはこの2匹におされて育成してなかったので、今回改めてADで育成してみました。
あとはドドゲザンやテツノイバラ(AD)、テツノイサハ、ラランテス、クエスパトラ(スキルスワップ)など。ドドゲやイバラはバークアウト持ちで出したいですね。ドドゲは悪でテラスを切るとあとがきついので、テラスは鋼にして、テラス後は剣の舞を2回積んでアイアンヘッドにすると安定します。
▲ まさかのブロロローム被り&今となってはレアポケになったジバコ。
マイナー寄りで、ブロロロームは活躍どころでした。フェアリーは1/4に抑え、物理アタッカーなので通りがいいです。他でも活躍させてみたいのでひとまずHAで使ってますが、問題ないです。瞑想後&テラス後はそれなりにくらうけどね。
ブロロロームを注目するにあたって気付いたのですが、現状では毒って特殊寄りなんですね。基本的には毒のアタッカーはドクガやドクロッグ、ドラミドロなどでどうにかなる気もしますが、育成しておいて損はないと思います。特性も優秀だし。(キノガッサなんかは普通にメタ択)
あと、以前に記事にしたADエースバーン(挑発、バークアウト、剣の舞、火炎ボール)もサポーター兼アタッカーとしておすすめ。特攻を落とせる上、火力も高いので等倍相性でも出せます。
サポーター
サポーターは3組。
サーナイト&ブーピッグでの対策
1匹目はサーナイト。
挑発はしなくてもいいので、スキルスワップ⇒光の壁⇒応援防御⇒マジカルフレイム連打で完封します。
ブーピッグも同様の流れで、バークアウト。どちらも特殊受けですがフェアリーは等倍で受けるので、ちゃんと特殊受け想定のビルドで出した方が◎。サーナイトはS極振りにしてますが問題ないです。
デカヌチャンでの対策
2匹目はデカヌチャンですね。
やることはサーナイトたちと同じですが、スキルスワップ⇒光の壁⇒応援防御⇒這いよる一撃連打で完封。
前回のドラミドロ対策に続いてのピックになりましたが、毒の特殊で今回はフェアリーの特殊、しかもスキスワもほしいならこうもなる。( ˘ω˘ )挑発いらないしね。
ベラカス(HD)での対策
3匹目はベラカス。
スキルスワップ⇒光の壁⇒応援防御⇒虫の抵抗連打で封殺しつつ、ミストフィールドがなくなった時には神秘の守りもできます。
ミストフィールドがなくなった頃にはだいたいシールドも破壊されてたので、神秘の守りはそこまで必須って感じではないかな。
アタッカーの拓が増えそうなレイド
そんな感じでニンフィアの対策でした。
冒頭の通り、ニンフィアのレイドは選出が悪くありませんでした。沈む心配は比較的なく、ちょっと新鮮でしたね。サポーターもちらほら見ましたし。いつもこうだといいんだけどね~。
とくにデータを取っているわけではないので、撮った動画(ある程度余裕をもって勝ったレイド)ととりもげの感覚的な話にはなるんですけどね。
▲ レイド的にはマイナー寄りな色違い三匹
そういえばとりもげの育成したブロロロームはずいぶん前に野良で捕獲したレイド産の色違いなんですが、活躍の場があってなによりでした。新ポケだし、いつか使いたいとは思ってたし。( ˘ω˘ )
テツノワダチもパラドックス同士の交換でなんかもらえた色違いなので、奇しくも色違い活躍回になりました。(ちなみにヌメルゴンは落とし物集めの際に出てきた初色違いのうち1匹。最近草食方面で活躍中)