ポケモンではいつからか、旅パでは鋼もフェアリーも1匹は欲しいタイプになっていました。
フェアリーは使いやすいポケモンも多いのですが、一方の鋼は鈍足物理受け系が多く、曲者揃いの印象です。対戦環境だと強いんですけどね。
旅パだと受け系統のポケモンはどうしても選出から漏れやすくなります。時短を考慮し、薬の消費を抑えたい旅路に、彼らの選出はちょっとね。
そこにくると今作で登場した「デカヌチャン」は使いやすい筆頭と言えました。クチート系かと思えば、いやいや普通に使いやすく、エンジョイ勢の選出率もかなり高そうなポケモンです。
デカハンマー習得後から本領発揮
とにもかくにもデカヌチャンが本領発揮するのは「デカハンマー」を習得してからです。
つまり、レベル38で進化した直後です。進化と同時にデカハンマーは覚えます。
デカハンマーを習得後は、ばっさばっさとハンマーで敵を叩き潰すようになってくれます。
鋼160命中100の物理技
このデカハンマー、鋼物理の威力160命中100技なんです。バカ技。(笑)
続けて出せないというデメリットはありますが、弱点を突いていたらたいていの敵を粉砕してくれます。今作は新技・新特性が強いと言われていますが、その筆頭ですね。
他の技も強い
他の技もしっかり強いです。旅パでは「じゃれつく」の使用が多いかと思います。
フェアリーの90技「じゃれつく」、虫の70技「はいよるいちげき」、悪60技の「ぶんまわす」など。旅パでは普通にフルアタ構成で問題なく、わざマシンを使う必要もありません。コスパもいい~。
ストーリー後半になると弱点をついてもワンパンでは倒せなくなってきます。また、タフなドラゴンタイプと戦う場面も増えてきます。
そうしてこれまで頼りになっていた攻速アタッカーたちないし、種族値が低めのポケモンたちが少し辛くなってきます。お馴染みですね。
そこにくるとデカヌチャンは安定しやすいポケモンです。とくにジムやヌシ戦などのここぞという場面で活躍してくれること請け合い。偽竜のヌシ付近になるとドラゴンタイプとやたら戦わされるので、とりもげのデカヌチャンは大活躍でした。
カヌチャン・ナカヌチャンはどこにいるの?
そんなデカヌチャン、カヌチャンの時から比較的序盤で出てきます。
分布はこの辺り。
「南2番」エリアの廃墟辺りが分かりやすく、手頃。
ライドが解放していない状態ではぐるっと回り込んで坂から上っていきます。「オリーブ大農園」に飛ぶことでも行けます。
ナカヌチャンになると、ナッペ山周辺などの物語中盤~終盤エリア(レベル20~30台)に生息してます。よほど変な進み方をしていない限りは一度は目にしたことがあるかと思います。
ちなみにデカヌチャンは生息地不明。
弱点
そんなデカヌチャンですが、弱点もあります。
上でも触れましたが、肝心の攻撃値がやや心もとないからです。
HP | 85 |
---|---|
攻撃 | 75 |
防御 | 77 |
特攻 | 70 |
特防 | 105 |
素早さ | 94 |
合計 | 506 |
▲ 種族値
なので、旅パに連れていく場合は、「デリバードポーチ」で「パワーリスト」を購入して持たせるのがおすすめです。
デリバードポーチはテーブルシティ、ハッコウシティ、カラフシティにあります。マップを出して、各街にカーソルを合わせて、Yで拡大していくと店名が見えます。パワーリストはジムバッジ入手数に関係なく初期でも購入できるので、利用しない手はありませんね。
人気ポケモンになりそう
それにしても、デカヌチャンは人気ポケモンになりそうです。
見た目はもちろん、捕獲は難しくないし、採用法は分かりやすくて攻撃力も高いし、鋼の例によって耐性も高いですからね。
とりもげはそんなに旅パで鋼タイプを手持ちに入れた印象はないのですが、無機質系でもないし、すんなり入ってくれました。序盤がカラミンゴやパモないしパーモットなら、中盤からはデカヌチャンが採用率の人気筆頭になってそう。
可愛いよね、見た目。( ˘ω˘ )