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2019年アニメ化予定のなろう作品まとめ 賢者の孫、蜘蛛ですがなにか、能力は平均値など

【4/7更新】2019年になり、元号も変わろうとする今、SAOやオバロなど劇場版も増えましたし、なろう作品のアニメ化は世間にもかなり定着してきましたね。

ひと昔前は、ゲーム(VRMMORPG)からの現実に戻れない状態や、赤ん坊からの一からの転生が主流でしたが、今ではジャンルもだいぶ増えましたね~。

なろう系は内容的に衝撃的な作品もありますが、個人的にはやはり「蜘蛛ですが、何か?」の衝撃を超えるものはまだ出ていません。(衝撃という意味ではオバロは次点)中身は普通に読みやすい作品なんですけどね。(あと、なろうではないですが、『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』の衝撃も個人的にはなかなか超えられない。稀~にいるんですよね、オンゲやっていると超強いお母さん……w)

今のところ、アニメ化が決まっているものは以下のラインナップのようです。

・盾の勇者の成り上がり(放送中)
・賢者の孫(4月から)
・ありふれた職業で世界最強(7月から)
・私、能力は平均値でって言ったよね!(製作中)
・異世界チート魔術師(マジシャン)(7月から)
・蜘蛛ですが、なにか?(製作中)
・魔王様、リトライ!
・乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
・痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
(2019、3月現在。判明しているもののみ)

一部では、なろう作品のタイトルは、頭を抱えたくなるタイトル群と思われているようです。(笑)まあ、そのくらい異世界ファンタジー作品が多いってことでもありますし、なろうは受賞作品と違い、文章力や構成力などの技術が物を言う世界でもないので(悪く言えばそこのところはレベルが低い)、「せめてタイトルは目立たせる」というのが主流になったのではと思われます。

例によってアニメ公式やなろう作品ページへのリンクなど軽くまとめます。とりもげ自身も参考にしますが、気になる作品があったら参考にしてみてください。(ちまちま更新)

盾の勇者の成り上がり(放送中)

図書館で四勇者について書かれた本を手にとった大学生の岩谷尚文は、盾の勇者として異世界にある国家・メルロマルクに召喚された。そこには、剣の勇者、弓の勇者、槍の勇者の3人も召喚されていた。次元の亀裂から魔物が大量に湧き出すという波から世界を守ることを国王から命ぜられ、それぞれの武器を鍛えるために供を連れて旅をすることになる。

だが、盾は攻撃ができず人気が全くなかったため、盾の勇者である尚文の供になったのは、女従者マインのみであった。しかし、マインは尚文を裏切って全財産を盗み取っただけでなく、尚文は婦女暴行の冤罪をかけられる。勇者としての名声や金銭や信頼を失い、異世界の人々に絶望して1人で旅に出ることを決めた尚文は、パーティーの攻撃役として奴隷商人から亜人の少女ラフタリアを買い、2人での旅を始める。

主人公の尚文は勇者として召喚されますが、「盾の勇者」らしく、攻撃が一切できない・関節技もダメと、結構な制限がかかっています。さらには女性から騙され、女性不信にも陥りました。この状況を尚文がどう打破し、成長していくのか、攻撃役に抜擢した奴隷のラフタリアなどの女性たちの、相手が女性不信ゆえの心温まるハートフルな展開にも癒されます。

アニメは丁寧に作られていることもあり、人気を博しています。 「灰と幻想のグリムガル」や「Re:ゼロから始める異世界生活」「ゴブリンスレイヤー」などが好きだった人は好まれていそうです。放送予定の「ありふれた職業で異世界最強」も相性がよさそうです。(関係ないけど、ドメインのshield heroかっこいい)

【⇒アニメ公式サイト】
【⇒なろう作品ページ】

賢者の孫(4月から)

この世界では名を知らぬものはいない偉大な『賢者』マーリンに拾われたシン。彼は前世の記憶を持つ異世界転生者であった。

マーリンに育てられ規格外の魔法使いとなったシンだったが、人里離れて育てられたため一般常識を知らない世間知らずになってしまった。家に良く訪れるディスおじさんの勧めもありシンは王国アールスハイド高等魔法学院へ通うことになったのだが、型破りな彼は様々な事件に巻き込まれる

なろう作品にしてはタイトルが短いですが、その短さのままに、シンプルに転生した主人公が前世の記憶を駆使して俺TUEEEしていく内容です。

展開的には転生ものの王道ものと言えますが、賢者の二人をはじめ、国王や王子、元騎士団総長(剣聖)、宮廷騎士団長、商会長などの歴々が既に主人公と既知の仲にあり、やり取りが非常に微笑ましく、流れがスムーズです。学園ものでもあり、クラスメイトたちを鍛えて最強の魔術師軍団にしていきます。

また、女性関係では、主人公であるシンは、シシリーへの一目ぼれから始まり、交際、婚約まで結構な早さで至ります。もちろん、嫁の存在は敵勢から付け入られることにもなるのですが、そこをどう潜り抜けていくのかが楽しみどころの一つです。アニメ化の際には「転生したらスライムだった件」のように、誰でも気軽に楽しめるスタンダードな転生ものの一つになりそうです。

【⇒アニメ公式サイト】
【⇒なろう作品ページ】

ありふれた職業で世界最強(7月から)

「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」
“いじめられっ子”の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。

クラスメイトが次々に戦闘向きのチート能力を発現するなかで、地味な錬成師となってしまったハジメ。
異世界でも最弱の彼は、クラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまう。
魔物が蠢く絶望のなか、ハジメは最強へ至る活路を開き、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。

ありふれた職業で世界最強と、なかなかタイトルからは内容が推察しにくいところ。異世界転生ものは今日さまざまなストーリーがあり、ある程度のテンプレートも把握されつつあるところですが、

「クラスメイトたちと異世界へ」「序盤に仲間にハメられる(裏切られる)」「魔物転生のように、魔物の能力を手に入れる」などの、異世界転生の主要な要素を、3つも兼ね備えるこの作品はじゅうぶん個性的といえる作品でしょう。

可愛らしい主要キャラクター群を見ると、なろう系というより従来の“萌えるアニメ”に連なりそうな部分も見えますが、絶望の淵からもがくために魔物の肉を食らいつづけ、憎悪のために性格が冷徹かつ殺伐としたものになってしまった主人公の生への執着心、もとい作品の持つ力強さもあり、なろう系に少し飽きてしまった人、逆になろう系に興味があるけどなろう系の雰囲気に抵抗感を持っている人のための“入り”など、とくに楽しめるのかもしれません。

【⇒アニメ公式サイト】
【⇒なろう作品ページ】

私、能力は平均値でって言ったよね!(製作中)

 私、アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。
自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18歳の日本人であったこと、幼い少女を助けようとして命を落としたこと、そして、神様に出会ったことを……

出来が良過ぎたために周りの期待が大きく、思うように生きることができなかった海里は、望みを尋ねる神様にこうお願いしたのであった。
『次の人生、能力は平均値でお願いします!』

なのに、何だか話が違うよ!

3つの名前を持つ少女、剣と魔法の世界で、うっかりS級ハンターなんかにならないように気を付けて普通に生きて行きます!
だって、私はごく普通の、平凡な女の子なんだから!

異世界転生で、女の子が主人公の“私TUEEEE”物語ですね。なろうものの人気作品でもやはり少年主人公が多いですから、これだけでもじゅうぶん特色と言えます。さらには10歳という年齢もなかなか規格外です。それだけに主人公ないし作品の内包している「はじけるような瑞々しさ」は随一です。

タイトルから察せられる通り、目立つことを嫌い、できるだけ力を隠すタイプの少女(中身は18歳+空白の10年)なのですが、それでもやはり魔物の討伐をしていく辺り、なろう作品の宿命が垣間見えるところ。

また、魔法を行使するのに「ナノマシン」を介するという一風変わった世界設定もあります。

【⇒アニメ公式サイト】
【⇒なろう作品ページ】

異世界チート魔術師(マジシャン)(7月から)

どこにでもいる普通の高校生・西村太一と、運動神経抜群でモデル体型の美少女・吾妻凛。
平和な高校生活を送っていた二人はある日突然、
不思議な魔法陣の光に包まれ、見知らぬ土地へ迷い込んでしまう。
そこは恐ろしい魔物が生息し、獣人やドワーフ、エルフといった
多様な種族が存在する、まるでファンタジーのような世界。
異世界へと導かれた太一と凛は、ここで生き抜くために「冒険者」になることを決意するが、
その適性検査で、二人が“チート”な魔力を持っていることが判明して……。

ちょっと没個性なタイトルではありますが、魔術師ものないし魔法使いものではあるのは当然として、異世界に行くのが主人公とヒロインの二人という配役が少し個性的な作品です。もちろんヒロインは既に主人公に惹かれていて、少し懐かしい感じのする物語でもありますね。

異世界転生ものは、魔物に転生する物語があり、ダンジョンRPGやMMORPGなどのゲーム知識が豊富だったり、史実的な中世の人々の生活観に関する造詣が深かったりして、まだまだ一般的と言いづらい内容もちらほらありますが、そういう意味では異世界チート魔術師は日本寄りの異世界ファンタジー知識を生かした作品で、見やすい内容になっています。

【⇒アニメ公式サイト】 
【⇒なろう作品ページ】

蜘蛛ですが、なにか?(製作中)

女子高生だったはずの「私」は目覚めると……なんと「蜘蛛」に転生していた!
周囲は毒ガエルや猿の化け物、果ては龍まで……って、コレもう詰んでない!?
種族底辺・メンタル最強女子の、迷宮サバイバル開幕!

なろう作品ないし、異世界転生ものには衝撃的な作品も数多くありますが、「蜘蛛ですが、なにか?」はその最たる作品と言えるでしょうね。

なぜって、主人公が蜘蛛になってしまうのですから。さらにはその蜘蛛になる主人公が女子高生だというのだから、なかなか、というかかなり、……いや、日本屈指と言っていいほどエッジの効いた物語です。(蜘蛛にばかり目がいきますが、クラスが丸々異世界転移してしまうタイプの転生ものです。)

蜘蛛というと代表的な嫌悪される虫です。そのためにこの作品の映像化の難しさは想像に難くないものですが、PVを見てみるとその辺もしっかり考えられていることが分かります。蜘蛛子のキュートさは、どことなく海外アニメーションの動物たちの可愛らしさがありますね。(笑)

そのアニメのDVD/BDや放送に伴って伸びる原作本の売り上げなどの人気度を争うことを覇権争いと言いますが、「蜘蛛ですが、なにか?」はまだアニメ公式サイトが出来ていないにもかかわらず、覇権争いの一翼を担うであろうと目されています。アニメ自体の作りもそうですし、PVの再生数もその注目度の高さを物語っています。

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