とりもげは子供の頃は魚の図鑑を飽きずによく眺めていたものですが、魚って結構色んな種類がいるんですよね。
ネオンテトラやエンゼルフィッシュのような綺麗な小魚もいれば、トビウオだったりアンコウだったり、ウナギ、エイ、マンボウ、アロワナ、シュモクザメ、ハリセンボン、はたまたグラスフィッシュやらリュウグウノツカイやら。楕円のフォルムはあくまでも「スタンダードフォルム」に過ぎず、容姿・生態は実に多岐に渡ります。子供心に惹かれるわけですね。
タツノオトシゴもそんな惹かれた1匹ではあるのですが、ドラミドロは近縁種であるリーフィーシードラゴン(leafy-sea-dragon)がモチーフなのだそう。とりもげはたぶん初めて見ましたが、気になる人はググってみてください。
というわけで?今回はドラミドロの対策案ですね。
目次
星6ドラミドロ(毒・ドラゴン)の強さについて
どくどく(恒常技)
ドラミドロは「どくどく」持ちです。
開幕に使ってくるのはもちろん、応援の回復で治しても隙あらば使ってきます。
幸いにして応援の回復は毒も猛毒も関係なく治してくれますが、HPが減りやすいレイドなのは言うまでもありません。
高い特殊耐久&バフ解除なし
あと特殊耐久が高いです。
HPは低めですが、5指に入りそうなレベルではあるので、物理で殴った方が通りはいいです。
ちなみに星6では珍しくバフ解除のないレイド。なので開幕から積み放題。覚えておくといいでしょうね。
特性:てきおうりょく
それから、特性が「てきおうりょく」です。
自分のタイプと同じ技のダメージが1.5倍ではなく、2倍になる特性ですね。テラスタイプと一致だと2.25倍に。
結構強い特性だと思うのですが、テラスタル状態だと影響はテラスタイプのみになります。
つまり、星6ドラミドロではテラスタイプが毒かドラゴンの時にはそれぞれの技の威力が2.25倍になり、水の時には威力が2倍になるということですね。
ややこしいけどなんかそんな感じなので、そこまで警戒すべき特性ではないのですが、少なくとも毒とドラゴンでは抜群をつかれないのはもちろん、特性をどうにかしたいですね。
星6ドラミドロの技と種族値
りゅうのはどう
ヘドロばくだん
みずのはどう
どくどく
固定:アシッドボム
固定:りゅうせいぐん
特性:てきおうりょく
ドラミドロはちょっと変わった技構成です。基本的に固定技には変化技が多いですが、攻撃技が2種類もある構成。
「りゅうのはどう」は威力85のドラゴン特殊技。追加効果はありません。「ヘドロばくだん」は威力90の毒特殊技で、3割で毒になります。
「みずのはどう」は威力60の水特殊技。2割で混乱が入ります。「どくどく」は猛毒にする変化技ですね。
「アシッドボム」は威力40の毒特殊技ですが、確定で特防2段階ダウンが入る技ですね。残り時間が8,5割の時に使います。固定技なので入るのは1人ですが、ドラミドロは特殊アタッカーなので相性はいいです。
「りゅうせいぐん」は威力130命中90のドラゴン特殊技。攻撃後に特攻が2段階下がります。残りHPが7.5割の時と3割の時の2回。1回目のあとはデバフ解除が入りますが、2回目のあとはデバフ解除がないので終盤は楽になるレイド。
特性の「てきおうりょく」は上に書いた通りで、一致時にはドラミドロの火力が通常時よりも高められます。
種族値は以下。
HP | 65 |
---|---|
攻撃 | 75 |
防御 | 90 |
特攻 | 97 |
特防 | 123 |
素早さ | 44 |
合計 | 494 |
技のタイプ相性
ドラゴン・特殊:りゅうのはどう⇒ドラゴン
ドラゴン・特殊:りゅうせいぐん⇒ドラゴン
毒・特殊:ヘドロばくだん⇒草、フェアリー
毒・特殊:アシッドボム⇒草、フェアリー
水・特殊:みずのはどう⇒炎、地面、岩
範囲自体はそれなりですが、レイド用ポケモンへの影響力はそれなりに強め。定番内だとマリルリ、コライドン、ミライドン、ソウブレイズが抜群を取られます。
定番外だと、ガブリアス、オノノクス、サザンドラ、ウネルミナモ、オリーヴァ、ラランテス、ラウドボーン、イダイナキバ、テツノイバラ、ニンフィアなどが不利相性。タイプ不一致かつ威力が低めの「みずのはどう」は抜け穴ではあります。
ドラミドロ対策ポケモン
まず有利なのは毒が無効でドラゴンも半減する鋼タイプですね。これだけでもじゅうぶんメタです。
あとは「てきおうりょく」があるので、テラスタイプが毒、ドラゴン、水の時には弱点をつかれないようにすること。
アタッカー
定番内だとテツノカイナ、コノヨザル、ハラバリーが生き残り。
どれも活躍できると思いますが、バフ解除もないしテツノカイナは安心できますね。ただ、等倍で入って攻撃はそれなりに痛いのし、毒もあるしで、ADの方がいいです。
他だと、鋼タイプのドドゲザン、ハッサム、サーフゴー、ルカリオ、デカヌチャンなどはメタ択で有利に戦えます。サーフゴーはいつもの浮沈艦っぷりに戻って「おうごんのからだ」で「どくどく」の無駄ターンも引き出せます。ドドゲザンは1回くらい「バークアウト」うっとけば生存力が上がりますね。
デカヌチャンは頭1つ抜けていて、特性の「マイペース」により、受け続けることになる「みずのはどう」の混乱もくらいません。サポーターもできるし、バフ解除がなく安心して積めるしで、対ドラミドロのガンメタ枠かつ活躍どころですね。ただ例によって非力なので、アタッカーとしては抜群を取れる時に出したいところ。
鋼タイプ以外だと毒をくらわず水を無効化するドクロッグを筆頭に、ウェーニバル、エルレイド、ハルクジラ、クエスパトラ、チヲハウハネ、ハリテヤマあたり。ウェーニバルは地味に「ミストフィールド」を覚えたりします。
ハルクジラは腹太鼓型ならD振りでないと厳しめです。ハリテヤマは眠らせてくる相手よりはマシですが(応援の回復が入って眠らされる)、野良では応援の回復が入るので状態異常が消えることが何回かあるはずです。
サポーター
サポーターは3組挙げます。
デカヌチャンでの対策
1匹目はデカヌチャンですね。サポーターの方。
光の壁(⇒スキルスワップ)⇒応援防御⇒這いよる一撃連打で封殺します。
「みずのはどう」をくらい続けると思いますが、たいしたダメージではありませんし、特性の「マイペース」により混乱もくらわないので問題ありません。
ブラッキー&ブーピッグ&エルレイドでの対策
2匹目はブラッキーですね。
挑発(⇒スキルスワップ)⇒光の壁・応援防御⇒バークアウトで完封。スキルスワップはシールド貼られるとできないので、するのなら2手までにはしておいた方が無難です。ブーピッグも同じ流れ。
エルレイドはマジカルフレイムですね。ミストフィールドがあるなら挑発より◎。
ベラカス(HD)での対策
3匹目はベラカスですね。特殊相手しか想定してないのと、手数が多くなるのでHD振り。
イベントの星5ニンフィア戦で育成したものですが、久しぶりのピックです。
神秘の守り(⇒スキルスワップ)⇒光の壁・応援防御⇒虫の抵抗連打で完全封殺します。こちらは毒もきかないので完璧なお仕事。
流星群のおかげで終盤は楽め
そんな感じでドラミドロの対策案でした。
定番ポケモンや鋼タイプ以外だと結構アタッカーの拓が少なくなってるな~という印象ですが、流星群後はへなちょこになりますし、バフ解除もないしでなんとかいけてそうな雰囲気はありますね。
気になる点はドラゴンタイプであることかな。動画でも結構いますね。ドラゴンが2匹いたら抜けてもいいと思う。