大抵のアニメでは1話では賛否両論の論争が起きますけど、2話になるとそれも落ち着きます。
当然と言えば当然ですよね。1話切りの人よりも2話まで見る人の方が、その作品を好き、もとい容認できる人は多いのですから。
筆者は1話切りとかの前に、初見での絵や全体の雰囲気や公式サイトの印象、好みのキャラクターの有無やOP&EDの良し悪し、PV動画などで見るか・見ないかを決めるのがほとんどなので(見ることになったら3話以上は見てる)、既に1話を視聴し、2話も見れているありふれは普通に視聴決定済みです。
あとあと評判いいな、見ようかな? って思った時は、始めからではなく3話とか6話辺りの盛り上がりどころを見て決めます。盛り上がりどころで興味を引かれなかったら、見てないです(たぶん)。
2話の概要
オルクス大迷宮の奈落に落ちるも命からがら生き延び、生き残ることを強く決意したハジメの容赦ない魔物駆除は続く。
大迷宮の魔物たちを食らって、食らい続けてレベル上げを図りつつ、落ちた場所から下って50階層目にあったのはいかにも何かありそうな巨大な扉。
開けた先にいたのは……。
完全にダークヒーロー化したハジメ
「爪熊だとこれ以上は上がらないな」
2話はもしゃもしゃと肉をむさぼる主人公の絵から始まります。
「上への道が見つからない以上 下りていくしかないが…。錬成で壁を横に移動できるんだから 上下でもできりゃ手っ取り早いんだけどな」
レベルも17に。食べれば食べるだけレベルアップするようですが、同じものを食べ続けているとやがて上がらなくなる様子。ゲームっぽいと言えばゲームっぽいです。
「この迷宮は全100階層って話だったが そもそもここは何階層なんだよ」
そんなハジメは、なかなかワイルドでダーティな感じになりました。(笑)
「ふっ」
バジリスク的な石化系のヤモリに石化を食らうも悪態つきつつ冷静に対処、銃をメイン武器にする辺り、デビルメイクライのダンテや、疑似ヨーロッパを舞台とするガンナー系主人公を彷彿とさせるスタイリッシュさがありますね。
一方その頃…
「それでオルクス大迷宮の20階層で見つかった物というのは?」
「はっ!グランツ鉱石を囮に使った新たなトラップです。65階層に転移させるものでした」
そうしてハジメが下から数えて44階層に達した頃、クラスメイトたちの場面に移ります。
そこではハジメを巻き込んだ崩落事故、もといハジメの存在はなかったことに。
「放して!南雲君を助けないと!」
「南雲はもう無理だ…!」
「私が守るって…守るって約束したもん!」
元々、ハジメを含む召喚された子たちはありふれの世界を救ってもらうための神の使途――もとい人材ではありましたが、だからこそ神の使途(勇者)の欠落は国民に動揺と不安を招くため、かん口令が敷かれることに、ということ。
期待が大きいだけに、厳しい現実です。
「絶対バレやしない…誰も見てやしないさ…。俺は上手くやったはずだ…大丈夫…」
「どうかしたの?」
「い、いや別に!お前は!?」
「私は自主練よ。何もしないと鈍ってしまうでしょ?」
▲ まぁ、したことがしたことなだけにフォローはできないけど、この狼狽っぷりは、不良組というか、年相応って感じだよね。
そしてせんせーがかわいい
それにしても元の世界に戻れる方法がないため、世界を救うために張り切る中、せんせーは皆からガン無視。(笑)
「皆さんダメです!ダメですってばー!」
この辺りはイヤホンで聞くのを推奨します。皆のボイスのバックでわちゃわちゃ言っているのでwちなみに、この先生、愛子先生と言います。
新たな出会い
ハジメが奈落に落ちてしまったことを嘆きつつも、生存を強く信じる香織の「ハジメ像」とのギャップが凄いですが、サイクロプスを戦闘狂のごとく倒したハジメ。(バトルシーンは普通に見ごたえある)
そこで待っていたのは、封印されていた少女でした。
▲ 細い緑色の繊維が暗い部屋に広がっている神秘的な様子や、綺麗な宝石細工の断面図のような封印石だったり、なかなか好きな凝りっぷりです。(こういうところ凝ってる辺り、見ていてよかったなと思うところ)
ですがハジメは……
「邪魔したな」
「待って!お願い助けて!」
まさかの「じゃあの」
「待って!私 裏切られただけ!」
「…くそっ」
じゃあのにちょっと笑いましたが(笑)、少女もまた裏切られたサイドということで、結局助けることに。さすがに完全に堕ちてはなかったね。
軽く事情を聞きつつ、封印石をなんとか壊し、先祖返りの吸血鬼――ヒロインのユエが、ハジメの連れとして加わりました。
「私 今日からユエ…」
もっと楽しむ方法
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