ありふれ

ありふれた職業で世界最強/12話感想 死闘すぎる勇者パーティ 攻撃、補助、回復と理想的だけど「人間」だから……

ありふれも残り1話となってしまいましたね。

前回の11話では、のんびりフューレンの都市を観光していましたが、ひょんなことから幼女――海人族のミュウを助けることに。

最終的にはありふれらしいとも言える、不運な交通事故のような壊滅劇(笑)で人身売買組織は一瞬にして蒸発しましたが、まだまだ騒ぎは途絶えないようです。

「魔人族…!」

ただし、今回はハジメ側でなく、クラスメイトたちの側の方にスポットが当たりました。

ありふれた職業で世界最強/11話感想 ミュウの登場でキルヒーローらしさはもう一歩減ったけど狼狽えるハジメもたまにはいいありふれというと、やはりハジメの“キルヒーロー”な傍若無人っぷりが特徴なのですが、その程はアニメ化(または書籍化)に際してだいぶ緩和され...

12話の概要

「パパ?どうしたの?」
▲ 最強に可愛い

イルワの手紙を届けるため、宿場町ホルアドを訪れたハジメたち。ホルアドは、オルクス大迷宮の傍にある町で、かつてクラスメイトたちとともに訪れていた町だ。

ギルドのロア・バワビスと面会の折、見知った者がギルドに助けを申請してくる。

見知った者とは、かつて一緒に大迷宮に潜った一人であり、クラスメイトでもあった遠藤浩介だった。

「お願いだ 南雲!一緒に迷宮に潜ってくれ!早くしないと死んじまう!」
「ん?」

久しぶりのクラスメイトたち

「光輝、一度戻らない?」

序盤は結構登場していたクラスメイトたちですが、最近はハジメの活躍にスポットが当たっていました。

なので、随分久しぶりな感じ。そうしてハジメとはだいぶ実力差が開きました。

1~3人で迷宮を既に二つクリアしているハジメと、複数人掛かりでありながらまだ一つの目のオルクス大迷宮を攻略できずにいるクラスメイトたち。差は明白です。

これもアニメでは語られない要素でしょうけど、ステータスの数字の上では、ハジメと天之河を比べて10倍以上もの差がついているのが現状です。

ピンチすぎる戦闘

「なんなんだよ!この魔物たちは!?」

▲ このカットはかっこいい嫉妬でハジメにやらかした檜山君(ちょっとテイルズオブアビスのルークを思い出した)

序盤やオルクス大迷宮のヒュドラ戦以来、全く苦戦することのなくなったハジメたちの安心感のある戦闘を見ているせいか、クラスメイトたちのパーティ、もとい勇者パーティの戦いはかなり危なげない感じ。

「にゃめんな!天絶!」

補助をかけ、攻撃をし、時には囮をして、適宜回復をする。

理想的なパーティ構成ではありますが、相手と拮抗している時は、一人欠けると辛くなるのがこのパーティの欠点。一人一人がその役割の専門家であり、それ以外は不得手ですからね。(そういう意味ではせめて一人一人を素早さマックスにして、いつでも逃げられるようにしておきたいところ。死んで蘇生できないなら尚のこと)

また、ハジメたちほど圧倒的な力量を持っているわけでもないので(つまり「人間」)、ほとんど五分五分といった死闘が、カトレアという女魔人と繰り広げられました。

「呆れたね。今になってようやく気が付いたのかい?人を殺そうとしていることにさ」
「俺は…」
「自覚のない坊ちゃんだね。私たちは戦争をしてるんだよ!」

結局、少年向けのものや、勧善懲悪の王道物語の主人公たちと同じく、人を、「人型の魔人」を倒すのに躊躇してしまったことで、パーティは壊滅の危機に陥りました。(魔人が人型をしているという情報を認識していなかったこともある)

個人的には、筆者の戦闘パート好きに反して驚くほど感情移入できず、退屈に感じもした珍しい戦闘シーンでしたが(戦闘だけを見れば、動いているし、魔法のエフェクトなどしっかりと描かれているし、八重樫の戦いっぷりなど要所要所でかっこよかった部分はある)、考えてみるとそれは種族的な意味と思想的な意味で「非人道的」であるハジメを主人公に据え置いたありふれの仕様の“仕掛け”になるのかと、ちょっと思いもしたところ。

「相変わらず仲がいいな、お前ら」

「ハジメ君…!」

ともあれ、ラストにはなんだかんだハジメはやってきて、彼らの危機を救いました。ハーレムは構築してしまっていますし、もう少し下種くてもいいと思ったりしますが、あんな死闘や団長の死などを見せられてれば、この登場にはやっぱりニッコリしますよね~w

さて、最終話での暴れっぷりや、殺戮を厭わないハジメに対してひと悶着あるでしょうけど、どうまとめるのか気になりますね! 人道にまつわる一悶着もありふれの見どころの一つでもありますからね。

もっと楽しむ方法

▲ 今回のエンドカード。

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