賢者の孫

賢者の孫/1話感想 なろうアニメとは思えない見やすさ!分かりやすすぎる「主人公はなぜ強いのか」

小説家になろう出の作品というと、結構堅苦しいイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?

堅苦しいというのは、世界観ないし設定の作り込みですね。

物語を面白くするためには作り込みは大事になってきますが、なろう作品はその度合いが個人の裁量にかかってくる上、人気作品となると、これでもかというほど設定を綿密に作り込んである作品が多いです。例を挙げるなら、SAO、劣等生、オバロ、リゼロ、デスマなどですね。

そこにくると賢者の孫はライトで読みやすい方です。1話を見ていて、アニメ映えする作品でもあるんだなぁと改めて思いましたね~。

物語の概要

(この地球には俺みたいなやついっぱいいるんだよな…)

サラリーマンである主人公は、仕事により疲れた体でぼんやりと帰宅中、赤信号の横断歩道にふらふらと歩きだしてしまいます。

そして、ドカーン! この辺りは定番ですね。(笑)

で、やってきたのが物語の舞台となる魔法のあるファンタジー世界でした。

魔物に食い荒らされた馬車の中で泣き叫ぶ赤ん坊。それが主人公が転生した肉体であり、その赤ん坊を拾ったのが賢者と呼ばれている英雄マーリン・ウォルフォードなのでした。

主人公であるシンが、賢者である老人マーリンに育てられるので、「賢者の孫」というわけですね。

▲ こんな風に泣く可愛らしいおじいちゃんも久しぶりというか、なかなか見ません(⌒∇⌒)イイハナシダナー

分かりやすい「なぜ強いのか」

(イメージは燃焼。火種を生み出し酸素を加えて燃焼を促す)

異世界転生で主人公が強いのはお馴染みなので、気になるのは「なぜ強いのか」という部分。

主人公のシンが転生した世界の魔法は、イメージによる構築が魔法の強さを担うのですが、シンは魔法のイメージが現代の科学知識により明確であり、付与魔法が文字数が少なくすむ日本語の言語で付与できるという他の現地人にない利点があります。

結構ここの主人公の強みの部分はアニメで説明されてもすぐには分かりにくかったりするのですが、上でも触れましたが、賢者の孫ではとくに説明描写がなくともアニメを見ただけで分かるような、割と分かりやすい設定になっています。

「しっかし猪まで仕留めるとは武術の鍛錬 次からもっと厳しくするか」
「えぇー!やだよー!」

もちろんそこには魔法を教わるのにこれ以上もない師である大魔法使いのマーリン・ウォルフォードや、付与魔法の権化であるメリダ・ボーウェン、そして騎士団を率いていたミッシェル=コーリングから武術と剣術まで習っていたと言う、これまた分かりやすい最強主人公育成方法が展開されています。

「そういえばシン君 これからどうするのかね?」
「これから?」

王や近衛騎士団の二人、さらには商会代表の商人までいて、清々しいくらいそうそうたる顔ぶれです。(笑)森から出したことがない上、マーリンが溺愛していたので、自分の強さを比較できず、自覚していなかったという部分もこれまた分かりやすいです。

展開はテンポよく進み、あっさりと言えばあっさりなのですが、このあっさりさと分かりやすさとなろうの3つが上手く絡んだ作品は少ないので、結構貴重な作品だなぁとか地味に筆者は思いました。

2話も楽しみなところです♪

もっと楽しむ方法

また、賢者の孫は、動画ストリーミングサービスのサイトで一気見することができます。

動画ストリーミングサイトとはようするに、「月々いくら払ってアニメ見放題できる」というサイトのことですね。(視聴できるアニメは各サイトにより異なります)

ストリーミングサイトはしっかり管理されているサイトですので、動画投稿サイトで投稿された動画を貼りつけているサイトのように、ウイルスに感染したり、キャッシュが異様に溜まったりなどのそういったリスクは伴いませんから安心してみることができますよ♪ もちろん、違法サイトでもありませんから、安心して視聴することができます。

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どちらも初月無料で試せる上、解約の手間もないので、アニメファンにおすすめのサイトです。

一つデメリットを挙げるなら、見すぎてしまうことなので、そこだけは注意してください。(笑)また、見たいアニメが配信しているかどうかあらかじめチェックしておくのも、無駄遣いを防ぐ有効活用の方法ですね。

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