ロクアカ

ロクアカの楽しみどころな一つ グレンやシスティーナたちの“面白顔芸”を追ってみた

ロクでなし魔術講師と禁忌教典も早くも5話に入りました。1クールのアニメってこの辺りが一番楽しいですよね。

何を楽しみにしているのかは人により様々かと思いますが、ロクアカを盛り上げている要素の一つには、グレンとシスティーナが中心に展開してきているダイレクトな生き生きとした表情、しいては「面白顔芸」があります。

もちろんユーモアという意味だけでなく、真面目な場面ではしっかりその場に合う真摯な表情を描いてきますから、その辺りの緩急のつけ方、センスが、ロクアカの製作陣は抜群なんだとはしみじみ思います。(*´∀`)

今回は、そんなロクアカの面白顔芸をまとめてみました。(追記していきます。)

1話:思い起こせば結構出オチだった

「そ…そこをどけ!ガキ共~!」

「大いなる風よ!」

「大丈夫だったかい?お嬢さん達」

「あ~悪い悪い遅れたわ」

「違います!私が言いたかったのは!」

「代わりにそっちもよこせ」

「だが次はないぞ!さらばだ!」

グレンやりたい放題ですねwシスティーナの最後の〆の顔がツボ。

それにしても、特にグレンのやる気のない1話なだけあるせいか、清々しいほど画面いっぱいにグレンの顔芸、“全てがめんどくさい表情”が展開されています。

「あ~。非常勤だけど」

女性のスネをかじりすぎると男性は往々にしてこうなるかもしれない、というのはさておき、

グレンの表情の節々がどことなく艶っぽいのは、まだシスティたち生徒を「単なるガキ」だとしか思っていないことはもちろん、傍から見ればセリカという美女に慣れ、庇護されてもいる男の一つの余裕(美女、というだけではないのだけども。)を演出してみたのかもしれませんね。

▲ ハーレイも結構顔芸してるし、1話は全体的にはっちゃけていて、それが人によっては一昔のアニメの雰囲気を思い出させた

2話:一転して人気ものへ

「世界の真理を追究した所でそれが何の役に立つんだ?」

「悪かった。嘘だよ。魔術はすげー役に立っているさ」

1話では良い意味でやりたい放題だったグレン。それらやる気のない、人をこけにする表情がまたなかなか従来の主人公たちでは見られる類でもなく、面白かったわけですけど、

「人殺しにな」

2話では(グレンの凄絶な過去の琴線に触れたこともありますが)当然その魔術学園にはあるまじきやりすぎた報いは飛んできました。

「お前もこんなくだらんことに人生費やすならもっとましな…」

それでもヒロイン感たっぷりなルミアのおかげもあり、グレンはしっかり謝罪、

みんなから(一応)認められた一人の講師へ。顔つきもなんだかちょっぴり大人っぽくなったグレンですが、

「それじゃ授業を始める。その前に言っとくことがある。お前らほんと馬鹿だよな」

1話から続く煽りはもちろん込みな2話と言う名の顔芸集でした。(笑)

終盤では天の智慧研究会が襲撃してきましたが、まだ余裕のあるグレンはともかく、ルミアやシスティの必死な表情、ジンの悪役ではあるけど先生呼ばわりされる表情もしっかり描かれていました。

「ま、俺も魔術起動できないけどな」

ちょっぴりのおふざけで良い〆。ここまでが「ロクアカの1話だ」と言う人もいて、それには筆者も納得でした。