「決まっているだろう」
「たとえここが戦場のド真ん中だったとしても俺はここを選んだよ!」
「先生!一生ついて行きます!」
1話の頃から比べたらかなり良い教師をしてるグレン。
「これを機会にまっとうな人間関係を学んでくれりゃ」
「それを教えてやるのが教師の仕事じゃないか?」
特に今回の7話のグレンの表情、行動の数々は、リィエルという気難しい編入生受け入れ編でもあったので、良い教師っぷりが際立っていましたね~(´◡`)
「だな。今度の遠征学習でリィエル自身が何か掴んでくれれば…うまくいくかわからんが」
日の当たる場所の心地よさ
「そんなんじゃねーし。たまたま偶然通学路と時間が被るだけだし」
それにしてもグレンが良い先生になっていっている今、目立つのはルミアの正ヒロイン感、フォローの早さ。(システィは理由が分かっていないとフォローはしない、もといできない。あとツッコミ役(笑)。)
「私達を軍用魔術から遠ざけたいから。だからここなんですよね」
「そんなんじゃねーし。俺は水着姿を拝みたかっただけだし」
ヒロインというか、理解者というか。慈愛の子なのもあって立ち位置がちょっとセリカに近いところもあります。
また、そうしたルミアの指摘は少しヨイショ感もあるんですけど、グレンは決して強くは否定してきません。その辺りが(女子からみた)グレンの可愛さでもあり、グレンの心の中では「みんなの良い教師」でいることに居心地の良さを覚えてもいるところでもあって。
「そういう怪しいもんうちの生徒に売りつけないで貰えますかね~。しっしっ」
ロクアカは今のところあまり回想が多い部類ではないですが、グレンが常日頃から悪人であったとはいえ、秘匿に魔術師を殺す、あるいは捕縛してきた殺伐とした日々を送ってきた魔導士であったことを鑑みると、
改めてグレンという主人公が教師である以前に、(最近では少し多くなった感はあるけど)流行の“実は強い”系のラノベ主人公であること、影から光を目指していく部類の主人公であることも再認識できます。
「かかってこいやぁ~!!」
▲ てかここさ、ボイス一番気合入ってたと思うんだ。今までで。(笑)
良き教師とは、生徒と切磋琢磨できる関係にあることだ
「か…」
「海水浴~~~!」
▲ ちょっと笑ったところ。こんなキャラだっけって思うw
生徒に教えるものはしっかり教え、自主性を尊び、しっかり一緒に遊ぶ。製作陣もその辺りのロクアカの先生ものらしさを意識してか、生徒たちは各場面で少ないながらもしっかり登場。
「お前は相変わらず固ってーな」
彼らの勇姿は主に日常パートだったり、ギャグパートだったり。1クールなのでなかなか主役とはいきませんが、決してでしゃばらせず、かといってモブ化はさせず。
グレンの戦果はおよそ秘匿される案件のため、システィやルミア以外では生徒たちに伝わってはいないんですけど、暗躍して解決したことだけはその仲の良さから汲み取れるようになっているグレンなのでした。8話でのエレノアの画とか、右肩上がりで意欲も増しているようなので次回も気になりますね~w
▲ セリカの結界は情報遮断していたけど、女王やセリカと対面している辺り、察することはできるし、一応グレンはこの事件で叙勲している