慎重勇者

慎重勇者/10話感想 まさかの敵になった戦帝の最期は結構悲しかった……ロザリーは良い君主になれるか?

休止回の総集編を挟み、遅れての10話になった慎重勇者。

最終話まで放送できるかと不安にさせられたところですが、最終話である12話はきっちり放送された模様です。よかったよかった。

それはさておき、総集編に一週多く間が空きましたが、今回は戦帝が赤ちゃんになってしまったところから。

「はぁぁぁー!燃え上れ私のメガミック・パワー!」
▲ 全くどうでもいいところで発揮するメガミック・パワー(作画的な意味で)。もはや原型を留めていない……。ちなみに負けました。

四天王は何もなければ四人とも全て撃破したことになり、残すは魔王だけになりますが……。

慎重勇者/9話感想 超概念の死神には因果律をもねじ伏せる隔離技で あの戦帝が親じゃ犬にならざるを得ない別に見下していたわけではないのですが、慎重勇者の8話は色んな意味で感心させられました……。 堂々とは神回とはちょっと言えないんです...

10話の概要

赤ん坊になってしまった戦帝ウォルクス=ロズガルド。赤ん坊になってしまったのは、かつて魔王討伐に向かった時の魔王の呪いによるものだそう。

ロザリーはそんな父、戦帝を老いの為に、魔王討伐には向かわせないで欲しいと聖哉に請い、当然聖哉はいつものストレートな言葉でそれを快諾。

聖哉たちが残党の討伐に向かった傍ら、戦帝はリスタに大聖堂を案内する。だがそれは……。

まさかの戦帝が敵

「ゴッドイーターと共に魔王から授かりし魔人の霊玉だ!フハハハハハハ!」

最初に四天王をあっさり倒してくれたので、まさか戦帝が敵になるとは思いもよりませんでした。赤ちゃんの呪いもありましたからね。

なぜ敵に回ったのかと言うと、魔王に畏怖し、それからは崇拝しだしたからなのだそう。勇者への嫉妬も災いして。

幼児化したことについての詳細は、戦帝の涙とともに、「畏敬の念すら抱いた。そう……親に従順な幼子のように」といった抽象的な表現がされている上、最期も元の老人の姿で言動だけが幼児退行していたので、

「ロザリーしゃん…大好き…」

魔法の類ではなく(その可能性もなくはないですが)、本当に精神面の方で屈服してしまったのでしょうね。

「ごめんね…」
「いいよ…もういいよ…」

(´-ω-`)真珠みたいな大粒の涙って、泣き顔の演出的に最高峰だよね。

聖哉が「休暇を取ろう」

腕を吹っ飛ばされながらも戦帝を下した聖哉は全くらしくない発言をこぼしました。

「少し休もうと言ったのだ。2、3日ぐらいゆっくりしても問題なかろう」

戦帝の死に目が意外と感動的だっただけに、輪をかけて不穏さしかありません。(笑)

「ついにお待ちかねの緩和タイムよ!冒険には必ず海とか温泉とか脳が緩む展開があるものなのよ~!」

リスタは相変わらずのようですが、単身で魔王に挑むことを考えているとか、そんなのでしょうか?

気になるロザリー政権のその後

《帝国のその後はロザリーが継ぐことになる。今の彼女ならきっと良い君主になることだろう…》

それにしても、戦帝のあとはロザリーが継ぐことになったようですが、人情派ではあるでしょうけど、正直良い君主になれるのか心配です……w

あの感動的な場面を見たのでなってはほしいんですけどね。ただ、今回のことで、ロザリーはさすがに聖哉のことを認めたようにも見えます。“わふわふ”していたのも聖哉に対してだけでしたから、聖哉の性質・意見を自分とは真逆の貴重なものだったとして、逆にいい風に生かせそうなところはあります。なかなかないんですよね、自分と正反対の性質の人といがみ合ったり、喧嘩する経験って。

慎重勇者/11話感想 慎重な勇者になった理由は王道だったけど伏線回収が見事すぎた リスタはなぜ変態に……w前回の10話は大波乱で、これまで怒るばかりでいいところがまるでなかったロザリーの感動場面もありで、面白かったです。 大波乱に思った...

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