転スラ

転スラ/イケメンオーガベニマルのテンペスト国一?の辛いお仕事 だけど結婚できるし救いもある

スライムであるリムルの仲間の中で、または登場キャラの中で一番のイケメンは誰? という質問があったら真っ先に候補に挙がりそうなのがベニマルですよね。

個人的にオーガたちのアニメ版の人型寄りの進化は、人外好きとしては、人外らしさ・オーガらしさを持っていた進化前も捨てがたかったです。

▲ さすがにこんな感じがいいとは言いませんが。(笑)(パズドラ、ダンジョンズアンドドラゴンズのオーガたち)オーガって6~7割こんな感じなので、転スラのオーガはちょっと珍しい。

ハクロウに関してはロマンスグレーという言葉が出るほどにはあまり変わっていないし、同じくちょこっと残念な部分もありましたが、そうはいっても、いざ実際に動いているのを見ていると愛着も沸いて、やっぱり進化後がいいなあとも。(アニメってこういうところほんと楽しい)

現状オーガのなかで一番強いのはヴェルドラ曰く経験と技術の差でハクロウのようですが、背が縮んだこともあって(あふれ出ていた魔素がギュっと詰め込まれた)、能力にしても容姿にしても一番まともに進化を遂げたのはベニマルと言えるかもしれません。

▲ 得意技は進化前も進化後も、炎にまつわるスキル

つら~いお仕事…

「名を付けてもらうのも誰でもいいってわけじゃありませんからね」

そんな元オーガのまとめ役で、そのために本当の意味でリムルの側近らしい部分(実際にも総大将)もあるベニマルですが、爽やかイケメンの宿命なのか、リムルが元童貞だからか、すぐにも辛いお仕事が舞い降りてきました。

それがこれ。

「さ、召し上がれ」
「(ダメだったー!)」

かわいい女の子の壊滅的な料理の腕は、お約束ではあります。うん。最初見たときは、描写の“遠慮のなさ”に爆笑しましたがw

「(あんまりですリムル様…!)」

このシオンの料理の味見役にベニマルがまさかの抜擢。ゴブタが瀕死になり、毒耐性のスキルを獲得するほどの劇味なので恨みつつも、リムルの命ということでベニマルはしぶしぶ承諾します。

▲ ハクロウのステルス具合には笑いましたけど…w

とはいえ、料理の際にはしっかりおそらく味見をしていたらしいのは、シオンの復活の際、いろんな想いを込めて『シオンの料理は?』『クソまずい』という合言葉を決めている部分からもうかがえもするところ。いい男です。(´∀`*)

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言葉の割に現実的な転スラの世界の結婚

進化前の血気盛んな若武者といったイメージからだいぶ丸くなったことも影響してか、(かつてもそうだったのかもしれませんが)主にシオン方面で結構かわいそうな役どころにもなっているベニマル。アニメ版だととくにそうなると思う。ゲルドを許すシーンなんかは、かっこよかったりするのですけどね。

ですが、やがて大きな名誉挽回的なシチュエーションが訪れます。

その一つが結婚。(転スラの世界では「結魂」。なかなかロマンチックです)しかも、複数の女の子から人気を集めつつ、ベニマルはハクロウの娘である長鼻族(テング)のモミジという子と結ばれることになります。イケメンらしくもあり、ちょっと主人公らしくもありますね。事の始まりは気の強いモミジのリムル(スライムという弱小魔物)に対する居丈高な態度からでしたが、仲はうまくいきます。

「つきましては、謝罪の意味も込めまして……、
私がベニマル様の下に嫁ぐと言う事で、話を進めさせて頂きたいのです!」
(省略)
チラリとベニマルを見れば、寝耳に水だったらしく大慌てしている。俺に視線を向けて、ムリムリ! という感じのアイコンタクトを送って来た。(Web 116話より

といっても、転スラは人間の世界ではありません。魔物たちは結婚に関しては「種族の繁栄のため」くらいの認識しかなく、ベニマルにしても同じことが言えました。

ただこの結婚に関しては、リムルが魔物たちにさらなる力を与えて進化させる際、ベニマルは一族の首領として子供を作らなければ進化ができないという状況に陥ったので、ベニマルはこの結婚に踏み切ったのでした。