昔から捕獲用として人気を誇るキノガッサですが、敵に回すと厄介なのは予想がつくところ。
今作ではレイドボスとして登場し、厄介なボスの一匹として君臨しています。100%眠りはね~……。
野良レイド(とくに星6)でも頻出するポケモンの一匹です。敗因は時間切れでしょう。キノガッサ自体の耐久はあまりありませんが、バリアがあるので弱点が補強されてます。強いわけです。
というわけで、今回はキノガッサの対策について。
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目次
キノガッサの強さについて
「キノコのほうし」で100%眠り
キノガッサが強いのは「キノコのほうし」による命中100%眠りですね。
星5はテツノカイナ、マリルリのゴリ押しで全ポケモンある程度なんとかなりますが、星6だと息切れ負けの確率がぐんと上がります。
息切れ負けとは、腹太鼓で一撃を与えてごりっと減らしたものの、バリア貼られたあとにバフを消されて、立て直しができないまま時間切れで負けることです。相手の方も色々としますからね。星6レイドは時間との戦いでもあります。
ここに眠りが加わり、くわえてキノガッサの「キノコのほうし」の技選択率はかなり高いです。厄介この上ありません。
特性「テクニシャン」
また、「テクニシャン」による火力アップも痛いところ。
これもまたお馴染みの特性ですが、「テクニシャン」は威力60以下の技の威力を1.5倍にする特性です。
キノガッサの使う技でテクニシャンの効果対象なのは「タネマシンガン」と「つばめがえし」の2つ。
タネマシンガン 25⇒37.5(最大5回)
つばめがえし 60⇒90
テクニシャンにより上記の威力になり、弱点をつかれるとあっという間に削られます。
特性は「ほうし」や「ポイズンヒール」の可能性もありますが、基本的には「テクニシャン」であることを前提に詰めていった方がいいです。(ちなみに星5キノガッサは「なやみのタネ」⇒「キノコのほうし」の微笑ましい?コンボをしてきます)
星6キノガッサの技
キノガッサの使用技は以下です。
タネマシンガン
ローキック
キノコのほうし
つばめがえし
グラスフィールド
ローキックが「テクニシャン」の対象外なので良心的ではありますが、「グラスフィールド」からの「タネマシンガン」はくらいたくないですね……。
弱点をつかれるタイプは
草:タネマシンガン⇒水、地面、岩
格闘:ローキック⇒ノーマル、氷、岩、悪
飛行:つばめがえし⇒草、格闘、虫
ですね。
眠らせられて攻撃を受ける回数が増える以上、タネマシンガンとつばめがえしが弱点になるのは避けたいところ。ただ、後述しますが、弱点をつかれても問題ない場合もあります。
キノガッサ対策ポケモン+α
対策ポケモンとしては2匹いますが、まずは対策ポケモンの前に「キノコのほうし」対策アイテムから触れます。
ぼうじんゴーグル
ぼうじんゴーグルは、「防塵」の言葉のままに砂嵐による天候ダメージや、粉を出す技や特性を無効化するアイテムです。花粉症にも有効ですね。←
「キノコのほうし」対策自体はこのアイテムを持たせることで全ポケモン対策完了です。「特定のポケモンでなんとか倒したい!」という場合は持たせるのが◎。
ハッコウシティのデリバードポーチで2万円で買えます。
レイドボスにはリククラゲとモロバレルを含めて「三大胞子」がいるので、3個くらいはストックしておくのがいいですね。地味に汎用性の高いアイテムです。
ラム・カゴの実は?
ちなみにラム・カゴの実はおすすめしません。キノガッサの「キノコのほうし」の技の選択率が異様に高いからです。
体感になりますが、無効化できる場合、レイド中に普通に3~4回くらってる気がします。
草ポケモンや特性
別の手立てとして、草タイプには粉技が効きません。
「つばめがえし」による弱点をカバーできそうな防御性能があるならキノガッサ戦の選出はアリです。
特性で無効化できるポケモンもいます。
サーフゴー(変化技無効)やキョジオーン(状態異常無効)、特性の「やるき」「ふみん」持ちのポケモンですね。やるきはルガルガン、コノヨザル、ふみんはスリーパー、ドンカラス、スコヴィランなどが覚えます。
特性「スイートベール」
で、話は戻ってとりもげ的にオススメなのはアマージョです。
結構マイナーめなポケモンなんですが、特性の「スイートベール」は味方全員が眠らなくなる特性です。粉に限らず、「あくび」「さいみんじゅつ」「うたう」も無効化します。野良レイド向けの特性と言えますね。
アマージョ自体の耐久性能・支援性能が高いのも◎。
素で受けると「つばめがえし」はなかなか痛いですが、防御+HPに振り、開幕「リフレクター」(光の粘土持ち)を貼り、応援を一度してしまえばそうそう沈みません。「トロピカルキック」で攻撃デバフを延々とかけられるのも優秀です。
以下は支援型のアマージョの育成方法です。
ただ、注意点として特性を無効化して眠らせてくるリククラゲは眠りを通してきます。モロバレルにしても「ヘドロばくだん」をうってくるので、特殊耐久面を意識しないと毒含めて結構辛くなるので注意。2者はまた別の対策が必要です。
特性「おうごんのからだ」
サーフゴーもおすすめです。
お馴染みですが、特性の「おうごんのからだ」で変化技は一切効きませんし、キノガッサ側にもたいした打点がありません。対策が完璧に自己完結できてるキャラです。
両壁も覚えますし、サポートもできるときます。アマージョがやりづらいモロバレルの相手もできますし、入手難易度は高いですが、苦労に見合った持っていて損はないポケモンです。
ただ、キノガッサのテラスタイプで弱点をつかないとやや火力不足なので「わるあがき」か「きんぞくおん」は必須です。
ぼうじんゴーグルかアマージョやサーフゴー
アマージョでのキノガッサ戦に慣れると、
リフレクター⇒応援で防御・特防上げ(⇒応援で攻撃上げ)
で、パーティが一気に安定します。よほどパーティの火力がない限りは放置気味でも勝てます。「にほんばれ」を覚えさせることで、スパイス集めで戦うシャワーズやヘイラッシャ戦でも大活躍できます。
サーフゴーもキノガッサ戦はもちろん、鋼・ゴーストアタッカーとして活躍できます。耐性面もノーマル、格闘、毒が無効と優秀です。リキキリンなんかは手も足も出ません。
ぼうじんゴーグルを持たせること含め、アマージョやサーフゴーの採用で一転して楽々勝利を目指してみてください。
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