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ポケモンSV/星6アーマーガアレイドの対策と勝ち方【改訂版】

全部やるつもりはないですが、対策記事の改訂版も3つ目になりました。

今回はアーマーガアです。(ラウドボーンをピックしたかった)

星6アーマーガアの強さについて

つめとぎ(恒常技)

アーマーガアで一番厄介なのは「つめとぎ」ですね。攻撃と命中率を1段階上げる変化技です。

これ自体はたいしたことないんですが、恒常技なのがまずい。4つ技があるうちの1つに爪とぎがあるので、ごく単純な話にすると、25%の確率で爪とぎを使います。

こちらは4人いるわけなので、毎ターンきっちり全員が動くと6ターン目には攻撃が6段階になってることに。もちろん早い場合もありますし、遅い場合もありますが、おまけに固定技でも1回積みます。これがアーマーガアのえぐさの内訳ですね。

▲ こういう状況はざらにある。

調整次第ではありますが、恒常技にバフ技を入れたらどうなるかという1つの例。サーナイトとカイリューも同じことが言えますし、イベントレイドのムウマージやルカリオ、テツノイサハもきつかったレイドです。

ミラーアーマー

もう1つ厄介なのは「ミラーアーマー」ですね。

能力ダウンを跳ね返す特性。これがあるためにアーマーガアの厄介さは極まります。

冷や水をただ打ち込んでいては勝てない相手ということ。デバフをかける場合は、その前に特性を変えなければいけません。

おいかぜ

あと地味に厄介なのが「おいかぜ」

終盤に使ってくる固定技ですが、以降は上が取れなくなるでしょう。

星6アーマーガアの技と種族値

アイアンヘッド
ドリルくちばし
ボディプレス
つめとぎ
おいかぜ
特性:ミラーアーマー

「アイアンヘッド」は威力80の鋼物理技。3割ひるみつき。「ドリルくちばし」は威力80の飛行物理技。どちらもタイプ一致技です。

「ボディプレス」は防御値で威力計算する、威力80の格闘物理技ですね。

星6アーマーガアは「てっぺき」は積みませんが、元々防御の高いポケモンなのでそれなりの威力が出ます。

「おいかぜ」は4ターンの間、素早さを2倍にする技ですね。

種族値は以下。

HP 98
攻撃 87
防御 105
特攻 53
特防 85
素早さ 67
合計 495

技のタイプ相性

鋼・物理:アイアンヘッド⇒氷、岩、フェアリー
飛行・物理:ドリルくちばし⇒草、格闘、虫
格闘・物理:ボディプレス⇒ノーマル、氷、悪、鋼

タイプ相性はそれなりの範囲ですね。定番内だと、コノヨザル、コライドンが抜群を取られます。

他だと、ハルクジラ、テツノブジン、オリーヴァ、ラランテス、テツノイサハ、サザンドラ、ドドゲザンなどが不利相性です。

何もしなければ積まれまくるので、タイプ相性は他のレイドよりも気にしておきたいところ。

アーマーガア対策ポケモン

先にサポーターがいない時の話をしますが、アーマーガア戦は「ちょうはつ」か「リフレクター」があると結構変わります。

この2つはアタッカーでも覚えるポケモンはちらほらいるので、サポーターがいない場合はやっておくと◎。くわえて、応援防御ですね。

アーマーガア戦はサポーターはいないと結構厳しいのですが、依然としてサポーターの参戦率は低いようですからね。(だから負けてるんだと思う)対戦環境も落ち着いたように、レイド環境もある程度落ち着いて、レイドをやり込んでた人が減ったのもあるんでしょうね。レイド人口自体は減ってる印象はないです。

アタッカー

定番内だとアタッカーは、マリルリ、テツノカイナ、ソウブレイズ、ミライドン、ハラバリーが生き残り。

マリルリやテツノカイナが攻撃に徹して、ソウブレイズが挑発とリフレクターができると展開はそれなりによくなるでしょうね。ミライドンもソウブレイズの役割を担えますが、やってるのはまず見ませんね。

他だとラウドボーン、サーフゴー、オノノクス、デカヌチャン、クエスパトラ、ウネルミナモ、ヒスイゾロアーク(B振り)など。

ラウドボーン(メトロノーム)はアーマーガア戦におけるメタ択ですね。「てんねん」で爪とぎの積みを無視しつつ、抜群を取れるとテラスを切った時にHPをごっそり減らすことができます。メトロノームと「フレアソング」の特攻1段階上昇の組み合わせは、シンガーポケモン的に言えばハーモニーの美しい組み合わせ。

ただ、バフ解除時に特性を消されてしまうので、この時には「まもる」をするのがおすすめ。積み数が少ないなら普通に応援防御のかけ直しで。

ラウドボーン自体はバフ消し時さえ注意すれば落ちないと思うので、等倍でも出していいくらいのかなりのメタ択なのですが、ラウドボーンが生きてても天然ではない味方はバタバタ死ぬので、負けることがあります。個人で完結してるのが辛いところ。なのでソロ寄りのメタ択ではありますね。

サーフゴーは例によって相性◎で浮沈艦。浮沈艦ではあるのですが、抜群を取れない時なんかは「リフレクター」と応援防御も担当するサポーターを兼任させるのがいいです。サポーターがいなくて、勝ちたいなら。

クエスパトラとデカヌチャンは「スキルスワップ」と「リフレクター」が使える逸材。駆使することで勝率は上がるでしょう。クエスパトラは2匹以上揃ってたらサクっと終わりやすいです。相方はラウドボーンでもいいですね。

オノノクスやミナモ、ヒスイゾロアークはスキルスワップ役がいた場合には挑発役ないしデバフ役として活躍できます。ハッサムやバンバドロは殴るだけ。スナノケガワはリフレクター持ち。

サポーター

サポーターは肝です。いなかったら勝率はがくんと落ちるでしょうし、いたら勝てます。

ヤレユータンでの対策

1匹目はヤレユータン。

挑発⇒スキルスワップ⇒リフレクター・応援防御⇒冷や水連打で完封します。頼もしいものです。( ˘ω˘ )

やや手間はありますが、味方がへなちょこでも勝てる択はやはり強いです。

ゴルダックでの対策

2匹目はゴルダック。器用さんですね。

挑発⇒スキルスワップ⇒応援防御⇒冷や水で盤石にしつつ、クリアスモッグでアフターフォローもできます。

前々からどこかでピック出来ないかとは思っていましたが、アーマーガア戦ではクリアスモッグがあることにより主役級。

ゴルダックはクリアスモッグとスキスワないし特性つぶし技ができる数少ない逸材です。投げつけるもできますね。

グレンアルマでの対策

3匹目はグレンアルマですね。

前回と同じで、挑発⇒リフレクター・応援防御⇒折を見てクリアスモッグで封殺案件。アーマーガアは元々火力はそこそこなのでプラマイゼロにできるだけでもそれなりに効果的です。

あとは「かえんだま」を持たせて、デバフ解除のタイミングを見計らって「なげつける」をしてより盤石にすることもできます。デバフ解除は体力が半分を切るとしてくるので、これ以降ですね。「もらいび」なので火傷も負いません。これは人がやってるのを見たんですが、なるほどな~と。

ポットデスでの対策

最後はポットデスですね。

スキルスワップ⇒リフレクター・応援防御でミラーアーマーをつぶしながら展開を早めつつ、防御も固めます。「トリックルーム」をすれば以降は上を取れますね。

上の3組に劣るのは、物理で固まってないと機能しないことと(デバフ主体の特殊アタッカーだと生きるけど)、ポットデス自身には貫通攻撃デバフや挑発がないこと。早く終わることももちろんありますし、作戦の難易度もそれほど高くはありませんが、やはり味方頼りの作戦は野良だと評価はどうしても落ちます。

カイナをはじめとした物理アタッカーが2匹以上いるときに出したいですね。先に選出しても察してくれる保証はないですから。(むしろポットデス側が察しろと強要している印象もある)

あとはスキスワと冷や水のできるヤドキングやママンボウなどですね。ヤドキングはリフレクターもあります。ブラッキーも挑発、スキスワ、リフレクター持ちなら。抜群は取られますが、不一致だし問題ないでしょうね。