ポケモンスカーレット・バイオレットで主要人物であるボタンは、イーブイ使いのトレーナーでした。
なにげにストーリー中に出てきたトレーナーでブイズ使いは歴代初だったでしょうか。個別だったらいくらでもいるんですけどね。
そんなボタンの手持ちで残念ながらグレイシアと共にはぶられてしまったエーフィですが、星6レイドではなかなか厄介なポケモンとして君臨しています。(次のブイズはいつ出てくるんだろう)
目次
星6エーフィの強さについて
サイコキネシス&サイコショック
エーフィは数あるレイドポケモンの中でも結構特徴のあるポケモンなのですが、その理由の1つが「サイコキネシス」と「サイコショック」の使い手であること。
同じタイプの技を2つも持っていることは立ち向かうこちら側からすると対策しやすくなる技チョイスになるのですが、「サイコショック」は特殊技でありながら防御値でダメージ計算する技です。
例えば、エーフィは特殊アタッカーだからということで特殊耐久の高いポケモンを出したとします。
通常の特殊アタッカー相手だと正解です。ですがエーフィ戦ではサイコショックもあることにより特防と防御の低い方で狙い撃ちされます。
変わってますよね。なので対策としては特殊耐久を重視するのではなく、エスパーを半減以下にするタイプを選ぶことが重要です。理想的なのはさらに防御も特防も高いポケモンですね。
マジックミラー
他にも「マジックミラー」があります。変化技を跳ね返す特性ですね。
変化技は一切通じないので、「ちょうはつ」や「いやなおと」なんかも効果がなく、返ってきます。
テラバースト
さらに「テラバースト」持ちです。ブイズの特徴ですね。エーフィは特攻が高いので特殊攻撃になります。
攻撃技がエスパー2種であるカバーはじゅうぶんすぎるほどできていますね。
対策ポケモンもテラスタイプ次第では流動的になるので、ブイズはすべてそうですが面倒な相手です。でも息が長いレイドになるでしょうね。
星6エーフィの技と種族値
サイコキネシス
サイコショック
テラバースト
くすぐる
めいそう
サイコフィールド
「サイコキネシス」は威力90のエスパー特殊技、「サイコショック」は威力80のエスパー特殊技。上で触れましたが、「サイコショック」は防御値で計算する技です。
「くすぐる」は攻撃と防御を1段階ずつ落とす技。地味に厄介で、「サイコショック」の威力も上がることに。
「サイコフィールド」はHPが9割、2割ほどの時に使ってくる固定技で、「めいそう」も3割ほどの時に使ってきます。なので開幕の挑発は有効ですね。
技のタイプ相性と種族値
エスパー・特殊:サイコキネシス⇒格闘、毒
エスパー・特殊:サイコショック⇒格闘、毒
ノーマル・特殊:テラバースト⇒テラスタイプタイプによる(特殊)
タイプ範囲は狭いですが、テツノカイナやコノヨザル、コライドン、テツノドクガなどが出せません。
カイナとコノヨザルが出せない上に特殊アタッカーですし、じゅうぶん厄介な部類でしょうね。
ポケモンを選ぶ時には格闘と毒タイプにくわえて、テラスタイプで抜群を取られないようにするのが◎。
エーフィ対策ポケモン
アタッカー
防御が低いので物理アタッカーで攻めたいですね。
定番内だと、マリルリ、ミライドン、ソウブレイズ、ハラバリー。他だとドドゲザン、ハッサム、デカヌチャン、サーフゴー、バンギラス、ハルクジラなど。
この中では悪タイプのドドゲザンやバンギラスはエスパー技が効かないので主力。
とくにドドゲザンは「まけんき」のためくすぐられると一気に3段階バフもかけられるので、メタレベルに近い活躍を見せられます。つるまいもしなくていいレベルです。
また、マスカーニャ(しんりょく)も本領を発揮できる数少ない場です。(ブラッキー戦も活躍できる)
テラスタイプで有利をつけた場合はサポーター兼アタッカーとしてメタポケモンレベルの逸材になれます。エスパー技が効かないのはもちろん、「トリックフラワー」は急所確定技なので「くすぐる」も意味を成しませんし(そもそも物理積み技もない)、「サイコフィールド」も「グラスフィールド」で消せます。とりもげは使っていませんが、スキスワor悩みの種+挑発で封殺もできます。
ただ、テラスタイプはだいたい草だと思うので、テラスタルを切るタイミングは選ばないといけないですね。
サポーター
サポーターはスキルスワップ後に挑発やデバフ技をかけると封殺できます。2組挙げます。
ブラッキー&サーナイトでの対策
1匹目はブラッキーですね。
エスパー技は通らないので、気にするのは「テラバースト」のみ。グレンアルマ戦では珍しく死ねる戦いでしたが、エーフィ戦ではいつものように浮沈艦。
スキルスワップ⇒挑発⇒光の壁⇒バークアウトの流れで封殺できます。
開幕に挑発をうてるわけではないので味方にくすぐるを許してしまいますが、盤面は確実に有利にできます。最速だとエーフィを抜けます。めんどくさかったら光の壁⇒バークアウトでも一応OK。
サーナイトも同様のやり方で封殺できます。レイド用で紹介しているサーナイトですね。
使うのはバークアウトではなくマジカルフレイム。グレンアルマもサポーターだと同じ事ができます。
ブリムオンでの対策
2匹目はブリムオン。
サーナイトとタイプが被りますが、相性有利で防御も特防も高いので、沈むことはそうないでしょう。
挑発はできませんが、回復ができますし、光の壁⇒マジカルフレイムの流れで順当に有利にできます。スキスワも一応できます。ブリムオンは人によって技構成が結構違うと思いますが、回復の代わりに「ミストフィールド」や「ほっぺすりすり」でも活躍できるでしょうね。
ヘルガーもサポーターとして活躍できますね。残念ながら挑発はマジックミラーにより使えませんが、バークアウトや泥かけ、遠吠えなどで。アーマーガアやジバコイルも雑に耐性有利なサポーター。
マスカーニャの活躍の場
▲ 奇跡的なレイド。(レイド内容はぼちぼち)うち2人は「へんげんじざい」だったので対戦用だったのかも。
マスカーニャはレイドではちょくちょく見かけるポケモンですが、星6野良においては残念ながら活躍しているのはあまり見ません。
星6野良において最強系レイドの御三家(+ピカチュウ)は間違いなく地雷で、2匹いたら参加をやめていいレベルですが、マスカーニャも地雷寄り。(ラウドボーンは言わずと知れたライトユーザーが使ってもトップティア―の強さで、ウェーニバルはつるまいがあるし、急所アタッカーにもなれる)
最強ピカチュウ戦での「はたきおとす」役をはじめ、サポートをさせたらかなり器用かつ優秀なんだけど、サポーターのマスカーニャはまず見ませんし、火力を上げられる「グラスフィールド」を使ってる人も見ません。冷や水は見たことある。
ライトユーザーが多そうなのはもちろんなのですが、一方ではマスカーニャは、対戦環境では使用率がトップクラスの逸材です。対戦で使ってるマスカーニャを使いまわしてる人が多そうなのも活躍出来てない理由なんでしょうね。耐久面もね。アマージョやオリーヴァは優秀なので惜しまれるところ。
なんにせよエーフィ戦はそんなマスカーニャの貴重な活躍の場なので、活躍させてみたい人はぜひ使ってみてください。