星6レイドにのみ出現するブイズたちは結構特徴的な相手です。
みんな揃って「テラバースト」の使い手だからですね。テラスタルという今作特有のシステムを活用するレイド設計になっています。
今回のサンダースが最後のブイズになりましたが、ブイズはそれぞれ戦い方が異なります。タイプもバラバラですし、テラバで技タイプも流動的なのでブイズだけ集中的に戦っても結構楽しめるでしょうね。
個人的にはブイズの中ではブラッキーが一番打開難易度が高く、あとは僅差でリーフィアとブースターが次点といった印象でした。もちろん野良での話。
というわけでサンダースの対策ですね。
目次
星6サンダース(電気)の強さについて
トップクラスの素早さ(2番手)
サンダースで厄介なのはまず素早さですね。
星6間ではドラパルトに次いで2番手で、素早さ種族値は130もあります。
ホームの解禁で上を取れるポケモンは多少増えましたが、上を取るのは現実的ではないですね。
シャドーボール
また、サブウェポンには「シャドーボール」を持ってます。
なので当然エスパーやゴーストは出しにくいです。コノヨザル、サーフゴー、ラウドボーン、テツノイサハなどですね。
電気がメインウェポンなのは当然として、結構忘れられがちかなと。
エレキフィールド(固定技)
それと「エレキフィールド」持ち。
なので、等倍では10万ボルトはそこそこくらうかと思います。
「でんじは」もくらわなくなるので、電気タイプは主力ですね。
星6サンダースの技と種族値
10まんボルト
シャドーボール
テラバースト
でんじは
固定:エレキフィールド
固定:めいそう
特性:はやあし
「10まんボルト」は威力90の電気特殊技です。1割で麻痺になります。命中100なので基本的には外れることはありません。
「シャドーボール」は威力80のゴースト特殊技。2割で特防が下がります。こちらも命中100なので基本外れませんね。
「テラバースト」はテラスタイプでタイプが変動する威力80の技。サンダースは特殊アタッカーなので、特殊技になってます。
「でんじは」は命中90の麻痺させる変化技。サンダースの上を取るのは難しく、影響は少ないので、1/4で行動不能になる部分が嫌なところ。
「エレキフィールド」はフィールドをエレキフィールドにする技。電気タイプの技が1.3倍になります。残りHPが9割と2割の時に使います。「めいそう」は特攻と特防を1段階上げる技。残りHPが3.5割の時に使用。
特性の「はやあし」は状態異常の時に、素早さが1.5倍になる特性。元々素早さは高いのでそれほど影響はないですが、レイドよりは対戦などで有効な特性ですね。
種族値は以下。
HP | 65 |
---|---|
攻撃 | 65 |
防御 | 60 |
特攻 | 110 |
特防 | 95 |
素早さ | 130 |
合計 | 525 |
技のタイプ相性
電気・特殊:10まんボルト⇒水、飛行
ゴースト・特殊:シャドーボール⇒エスパー、ゴースト
ノーマル・特殊:テラバースト⇒変動
電気とゴーストなので、タイプ相性の範囲は狭めですが、テラバーストもあるのでそれなりですね。
定番内だと、マリルリ、コノヨザルが抜群をつかれます。
定番外ではカイオーガ、クエスパトラ、ヤドラン、テツノイサハ、ミュウツー、黒馬・白馬バドレックス、ラウドボーン、サーフゴーなどが相性不利。
サンダース対策ポケモン
サンダース戦ではまず電気や地面タイプが有利です。
タイプ一致+エレキフィールドの電気を半減以下に抑えて、「でんじは」もくらいません。地面に関しては無効。次点で草やドラゴンですね。
物理はがんがん削れる一方で、特殊は削りにくいのでサポーター寄りにすると◎。
アタッカー
定番内だと、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、ソウブレイズ、ハラバリーが生き残り。
テツノカイナ、ミライドン、ハラバリーの電気三柱が主力なのは言うまでもありませんが、特殊耐性は高めである一方物理耐久は低いタイプなので、テツノカイナがいるとあっさり終わることもあります。
ミライドンとはよく遭遇しましたが、あまり何も考えずに出すのは控えておきたいところ。10万ボルトの威力を上げますからね。どの道出されはするんですけど。
定番外だと、ブリガロンとガチグマは主力です。どちらも電気に耐性があり、「ぼうだん」でシャドーボールも無効化できるからですね。ガチグマはノーマルなので「ぼうだん」でなくとも無効です。
地面タイプのガブリアスやイダイナキバ(D振り)、テツノワダチ(D振り)、グラードンなども主力。ただこの面子はサポート能力は控えめです。イダイナキバが挑発できるくらい。
他では電気もゴーストも半減できるマスカーニャ、サザンドラ、メブキジカをはじめ、テツノイバラ、ラランテス、リーフィアなんかも拓です。マスカーニャは「グラスフィールド」、サザンドラは挑発+バークアウトを使いたいですね。
等倍拓だと、デカヌチャン、ザシアン、ハッサム、チヲハウハネ、テツノブジン、エースバーン辺り。エースバーンは例によってADの奴ですね。
サポーター
サポーターは3組。特殊対策ですね。
オーロンゲ(HD)&ヤミラミ(HD)での対策
1匹目はオーロンゲですね。「いたずらごころ」で変化技を使う限りでは素早さの差は関係ありません。
挑発⇒光の壁⇒応援防御⇒ソウルクラッシュ連打で完封案件。
シールド前に挑発をもう一度かければ「エレキフィールド」を一度も出されることなく終わることもあります。ヤミラミもバークアウトで同じ内容。
ストリンダー(D振り)での対策
2匹目はストリンダー。ジバコイルで出した型です。
挑発⇒応援防御⇒バークアウト連打で有利展開に。特殊アタッカーがいたらアシッドボムでアシストもできます。
「はやあし」であまり意味がなくなってしまいますが、一応「ほっぺすりすり」も有効です。
ブラッキーでの対策
3匹目はブラッキーですね。
とりもげのブラッキーたちはみんな最速(S極振り+臆病)にしてありますが、上が取れないという珍しいレイド。ただ、「シンクロ」なので、麻痺にはできます。
挑発⇒光の壁⇒応援防御⇒バークアウト連打で完封します。
忘れられるシャドーボール
そんな感じでサンダース対策でした。
レイドポケモンの主力がいる電気タイプということで、どうしても難易度は相対的に低くなりますが、電気タイプ以外の半減できないポケモンを出すとそれなりに火力は出してきます。
とりもげはたまに忘れていたのですが、シャドーボール持ちであることは忘れないようにしたいですね。( ´ω` )
ブイズの3Dアニメーション(Patafoin)
SVとは全然関係ない余談ですが、ブイズ関係で面白い3Dアニメーションがあります。
Patafoin のアニメはポケモンの個人製作の3Dアニメーションの中でもかなりクオリティが高い方で、話の展開も面白いです。(ホラー味ある「One night with Sylveon」は圧巻)一連の動画は個人的にはポケモンジェネレーションズ並みに楽しみました。
英語も聞き取りやすい&やさしい方で、英語が分からなくても楽しめるかと思うので(ゲラゲラ笑える)、気になる人はぜひ見てみてください。ユナイトも面白いです。
軽く解説しておくと、トレーナーのジョン・イーヴはロケット団のしたっぱ。ロケット団で、裏ではしっかり悪事を働いている一方、留守番気味のブイズたちにとっては普通に良いトレーナーです。(初期設計ではいかついボイスとともに悪人を意識されてるけど、現在のボイスになって善人とおバカさに寄った)
エーフィがジョンの子供の頃からの相棒でおそらくレベル30前後、ニンフィアが森で最強だった個体を何故かゲットできて(笑)レベル50~60前後、あとは10台ほどで、ブラッキーが20前後で少し高いといった程度です。
マニューラ、キリキザン、アブソルの3匹はブラッキーの悪友的な仲間たちで、捕獲される以前は一緒に行動していました。アブソルは子供です。
・Jean-Yves(ジョン・イーブ) / トレーナー♂(ロケット団)
・Espeon(エスピオン) / エーフィ♂
・Umbreon(アンブリオン) / ブラッキー♀
・Graceon(グレイスオン) / グレイシア♂
・Leafeon(リーフィオン) / リーフィア♂
・Sylveon(セルビオン) / ニンフィア♂
・Jolteon(ジョルティオン) / サンダース♂
・Flareon(フラリオン) / ブースター♂
・Vaporeon(ヴェイポリオン) / シャワーズ♀
・Eevee(イービー) / イーブイ♀