エクスレッグというと旅パで連れ歩いた人もいるのではないでしょうか。
ワナイダーがいわゆる“序盤虫ポケ”で、外見のデザインからも不人気ポケモンであってしまった一方(それゆえに一部のファンからは熱心な人気があります)、エクスレッグは結構男心をくすぐるフォルムをしているポケモンです。モーションの動きもロボットめいていて凝ってます。
そんなエクスレッグですが、対戦環境では猛威を奮っている様子。
種族値
HP | 71 |
---|---|
攻撃 | 102 |
防御 | 78 |
特攻 | 52 |
特防 | 55 |
素早さ | 92 |
合計 | 450 |
種族値に触れておくとこんな感じ。素早さ高めの物理アタッカー型ですね。
虫ポケらしくそこまで高水準ではないですが、環境に必要なのは高い種族値ばかりではありませんね。
特性「いろめがね」
エクスレッグが脅威になっているのは、特性の「いろめがね」と「であいがしら」を利用した攻撃。
「いろめがね」は半減を無効に、1/4ダメージを1/2に抑える特性。夢特性なので、レイドでゲットするか、6ボスを倒したいところ。「であいがしら」は出た直後限定ながら威力90の物理虫技ですね。
で、「いのちの玉」「テラスタル一致」も合わせて、
であいがしら90 * テラスタルタイプ一致2.0 * いのちのたま1.3 = 234ダメージ(先制)
というダメージを安定的に叩きだすことができます。タイプ相性無視と先制技なのが最大の強み。
「とびひざげり」と似た威力120の新技の「かかとおとし」も覚えますし、タイプ一致の「ふいうち」や「じごくづき」もあります。入れ替え役が必要ですが、優れたアタッカーになっているというわけですね。
人気高火力アタッカーたちが一発で落とされてしまうことも多々あり、「あのエクスレッグが?」ということで、結構インパクトがあるようです。
弱点
弱点はやはり種族値と耐久面の低さ。
「とんぼがえり」で自分で帰ることもできますが、エクスレッグが最大限力を発揮するためには他のポケモンでのフォローは必須です。
また、役どころははっきりしているので、展開を読まれやすいのもネック。
何にしてもテラスタイプを無視できるのもまた強みなので、ある程度の読みの先は考えておきたいところ。
まとめ
そんな感じでエクスレッグのご紹介でした。
今作では未来産ポケモンがいますが、エクスレッグはアーマーガアなんかと同じく、素で未来産っぽいフォルムのポケモンです。
バッタっぽいたためる脚によって体を浮かせ、攻撃を繰り出します。「にどげり」や「かかとおとし」の場合はそのままくるりと宙返りしますし、冒頭でも触れましたが、道中にモーションで興味を惹かれた人は多そうです。そのまま対戦で使えるなら愛着もひとしおでしょうね。今作は王冠も集めやすいので嬉しいところ。
とはいえ、珍しさは全くないけど(笑)