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ポケモンSV/シャリタツは進化もフォルム効果もないけど旅パでは貴重な水・竜の特殊アタッカー(120)

とりもげは今回のSVの旅パ構成で悩んだ点が、水ポケモンでした。

一応新ポケ中心で組んでいたんですが、ウミトリオがね~。

ミガルーサはサーナイトいるし素早さ遅いし、採用率が高いらしいマリルリはあんまり惹かれないし。結局ウミトリオを使い続けていたんですが、脆すぎて困ったちゃんでした。

そこで選んだのが水・ドラゴンの「シャリタツ」でした。

出現場所

シャリタツは普通に進めていたら、出会うのは物語中盤以降です。

具体的には「オージャの湖」

チャンプルタウンの北西の土地もオージャの湖扱いのエリアなので、ちょっと寄り道をしたらいきなりレベル50前後のポケモンが出てきて逃げ帰った人は多いかと思います。

でもここでのシャリタツは「おきみやげ」ばかりしてくる上、攻撃技も水技が1つ。経験値稼ぎとして美味しくいただいた人も多そうです。とりもげもそうでした。

出会うのが遅めなのがネックではあるのですが、「ちょすい」持ちを前に出してクイックボールを投げていたら安全にゲットできます。偽竜の攻略でも出会うんですけどね。

種族値

シャリタツはステータス的には特殊アタッカーです。

HP 68
攻撃 50
防御 60
特攻 120
特防 95
素早さ 82
合計 475

なんといっても特攻120が魅力的。素早さもまずまず。「パワーアンクル」などを用いて補いたいところ。

これまでのポケモンの傾向は把握していませんが、今作の水ポケモンって物理系が多いんですよね。

マリルリ、ウミトリオ、ギャラドス、パルデアケンタロス、ミガルーサなど。別格のイルカマンのマイティフォルムにしても物理系です。

旅パにおいての採用率の高そうなポケモンたちにしても、パーモット、カラミンゴ、デカヌチャン、マリルリ、キョジオーン、ソウブレイズ、セグレイブなど物理攻撃タイプが多い印象なので、水ポケが欲しい&特殊アタッカーが欲しい人はささってくれること請け合い。

色違い(フォルム違い)はシャリタツ自体には効果はなし

また、シャリタツには「そった」「たれた」「のびた」の3種類の姿があります。

この姿は、ダブルバトル時にヘイラッシャの使う「いっちょうあがり」の技効果を変えるのみに存在します。「そった」では攻撃1段階、「たれた」では防御1段階、「のびた」ではすばやさ1段階です。

シャリタツ自体には何の影響も及ぼしませんが、フォルムの違い扱いのようで、色違いはそれぞれあります。

シンプルな使い方

そんなシャリタツですが、技も最低限揃ってます。

始めから覚えている「だくりゅう」「りゅうのはどう」を主力に、「わるだくみ」でバフをかけていくのでも素直に強いです。元々特攻120もありますからね。

「なみのり」はわざマシンですぐに覚えさせたいところ。「こごえるかぜ」もあります。

終盤のトレーナー戦では「ハイドロポンプ」「りゅうせいぐん」などで補強すると万全です。技範囲は水・氷・ドラゴンと狭めで、耐久性能もウミトリオほどではないですが高くないので、シンプルな使い方ですね。面倒なタイプがいたら「みずびたし」で崩す役割を与えるのも◎。

特性が死ぬ

残念なところでは専用の特性である「しれいとう」が死に特性になってしまうところ。

この特性は、ダブルバトル時にヘイラッシャと登場して初めて効果を発揮する技なんですが、ストーリー上(1周目)ではダブルバトルの戦闘はライム戦などごくわずかだからです。

仕方ないですね。一応夢特性には水技を無効にする「よびみず」があるので、補強はできます。

しれいとうはなかなか凶悪

ちなみに「しれいとう」はヘイラッシャに食われの口にぽーんと入り、シャリタツは姿を消して行動不能になる代わりに、ヘイラッシャの能力をすべて2段階上げるというもの。

くわえてヘイラッシャの専用技「いっちょうあがり」を使うことでも上がります。この上昇する能力はシャリタツの姿によって異なります。

1体2になってしまいますが、ヘイラッシャの耐久性能は高いですし、耐久を意識した努力値振りや技構成にしたり、持ち物を持たせることで、なかなか凶悪な場持ちポケモンになります。

クリア後のライム戦は、特防・防御振りで挑みましたがじゅうぶん戦え抜けました。

まとめ

そんなところで、シャリタツのご紹介でした。

水の特殊アタッカーを使いたい人はおすすめのポケモンです。どちらかといえば、旅パ運用がお手軽だと思いますが、ダブルの対戦環境で活躍してるのもぜひ見てみたいところ。普通の対戦環境だとヘイラッシャの方が色々と役割を持てそうではありますけどね。