パラドックスポケモンたちはSVの華とも言うべき存在ですが、個人的にはスナノケガワはなかなかインパクトのあったポケモンです。
見た目もユニークだし、動きもユニークで、テラスタル時にはテラスタルのタイプアイコンが“ちょんまげ”に乗っかっているためぐるぐるまわるという。デザイナーさんセンスあるよね~。
さすがに2位のアレを実績と言うのはあれだけど(笑)、コイルの系譜たちがそもそもユニークなポケモン部門で上位にいそうではあります。実際に票が入るかはさておき。
というわけで今回はそんなコイルの系譜であるジバコイル対策ですね。3匹がなんかくっついちゃった奴です。
目次
星6ジバコイル(電気・鋼)の強さについて
タイプ一致雷
ジバコイルは「かみなり」の使い手です。
威力が110もある電気タイプの汎用技では最大火力の技ですね。
タイプ一致威力ですし、「あまごい」も固定技に持っているので必中にしてきます。
特攻が高い&硬い
また、ジバコイルは特攻値が高く、130もあります。
なので、電気を等倍で受けるにはちょっと危険。半減にしておきたいところ。
さらにグレイシア記事でも触れましたが、グレイシアと似た種族値配分なので物理耐久も特殊耐久もあります。物理に関しては「てっぺき」もあるので通りづらいですね。
電磁波使い
それと「でんじは」使いです。
開幕はもちろん、状態異常が回復したりすればかけてきます。
麻痺は忘れた頃に痺れて動けなくなる状態異常です。( 一一)
星6ジバコイルの技と種族値
かみなり
ラスターカノン
トライアタック
でんじは
固定:てっぺき
固定:エレキフィールド
固定:あまごい
特性:アナライズ
「かみなり」は威力110命中70の電気特殊技。3割で麻痺。雨時には必中になり、晴れ時には命中率が50%になります。晴れにすれば有利展開にはできますが、威力は落ちないので、バチンウニやギャラドスほどメタ技ではないです。
「ラスターカノン」は威力80の鋼特殊技。1割で特防が下がります。電気を等倍で受けるには辛い相手ですが、鋼を受けるのは現実的ですね。
「トライアタック」は威力80のノーマル特殊技。2割の確率で麻痺・火傷・凍りのいずれかにするという変わった技です。電気タイプだと火傷・凍りのどっちかですね。
「でんじは」は命中90の麻痺にする技。「てっぺき」は防御を2段階上げる技。残り時間7.5割の時に使います。「エレキフィールド」は電気技を1.3倍にするフィールド技。眠らなくもなりますね。残り時間2割の時に使います。
「あまごい」は雨にする天候技。残りHPが8割の時に使います。ジバコイルだと雷を必中にする用途ですね。
特性の「アナライズ」は自分の攻撃がターンで一番最後の時に、技の威力が1.3倍になる特性。
ダブルバトルだと4匹中一番最後の場合に適用されますが、とりもげは検証してないので、レイドバトルだとどうなるのかよく分かってないです。単に1VS1時として扱われるなら意味のある特性になりますね。余裕があるなら技で消してもいいかもしれません。
種族値は以下。
HP | 70 |
---|---|
攻撃 | 70 |
防御 | 115 |
特攻 | 130 |
特防 | 90 |
素早さ | 60 |
合計 | 535 |
技のタイプ相性
電気・特殊:かみなり⇒水、飛行
鋼・特殊:ラスターカノン⇒氷、岩、フェアリー
ノーマル・特殊:トライアタック⇒なし
タイプ相性の範囲は狭めですね。定番内だとマリルリが抜群を取られます。
定番外だと、ヤドラン、カイオーガ、ハルクジラ、白馬バドレックス、キラフロル、テツノブジンなどが抜群を取られます。
ジバコイル対策ポケモン
ジバコイルと戦う際には、まず電気は半減させたいですね。
そもそも無効にする地面タイプを筆頭に、電気、草、ドラゴンタイプを出したいところ。ホーム解禁組が出しやすく、総じて結構色んなポケモンが出せる印象ですが、グレイシアと同じで等倍だと結構きついのは踏まえておきます。
アタッカー
定番内だと、テツノカイナ、コライドン、ミライドン、ソウブレイズ、コノヨザル、ハラバリーが生き残り。
まずテツノカイナ、ミライドン、ハラバリーの電気タイプ3者はメタ択ですね。「でんじは」も効きませんし、等倍でも手堅いです。
テツノカイナは格闘の方はともかくテラスタイプを電気で使う際には、貝殻の鈴を持たせると◎。上の動画のカイナがそうですね。テラス飛行でこの面子だとまず負けません。(いけドンのタイミングも適切で、ブラッキーがシンクロで麻痺まで入れてる)
ミライドンはエレキフィールドで雷の火力を上げてしまうので、味方が半減できないようなら出すのは控えた方がいいでしょう。ハラバリーは光の壁を貼りたいですね。
定番外だと、地面タイプのガブリアス、テツノワダチ(D振り)、スナノケガワ、グラードン、ガチグマ、ランドロス辺りがまずメタ択ですね。電気無効で、電磁波もくらいません。
「てっぺき」もあってガブリアスとテツノワダチはやや火力不足だと思うので、貝殻の鈴を持たせると動かしやすくなります。スナノケガワは光の壁や怪電波などでサポーターも兼ねられます。貴重ってほどでもないと思いますが、アタッカーとしてのスナノケガワは活躍どころですね。コイルの系譜同士の戦いなので、映えますし。( ˘ω˘ )
電気半減組では、サザンドラ、テツノイバラ、ムゲンダイナ、オリーヴァ、ラランテスなど。サザンドラやイバラはバークアウトを使わせると◎。テツノイバラは岩テラスだとテラスを切るタイミングは考える必要がありますね。
アローラライチュウもサポーター寄りですが、壁や怪電波を駆使すれば戦えるレイドです。雷獣ボルトロスなんかは蓄電持ちなので、飛行テラスでも安心です。(テラバだけど)
等倍組だとデカヌチャンやサーフゴー、テツノドクガ、ザシアン、黒馬バドレックスなどがいます。応援防御はもちろん、壁貼ったり、特攻を落としたり、貝殻の鈴を持たせたりしたいですね。
サポーター
サポーターは3組。
ストリンダー(D振り)での対策
1匹目はストリンダー。スナノケガワと同じく技は結構いい反面そんなに出番がなかったポケモンなのと、電気・鋼を半減できる逸材なのでピックしてみました。
挑発⇒応援防御⇒バークアウト連打で封殺。アシッドボムがあると特殊のアシストができます。
とりもげは一応アシッドボムからのD振り毒特殊アタッカーとして使っていますが、なんとかなります。HDで完全特殊受けなら問題ないですが、サポーターならトライアタックの2割が気になるので隠密マントがいいでしょうね。日本晴れも使えます。
サーナイト&エルレイド+αでの対策
2匹目はサーナイト。特殊受けサポーターですね。
やることはいつもと同じで、挑発⇒光の壁⇒応援防御⇒マジカルフレイム連打で完封案件。一応スキルスワップもできますね。
他には、エルレイド、ブラッキー、ブーピッグなど。ブラッキーとブーピッグはバークアウトで、みんな仲良くスキスワを覚える組。
トドロクツキ&シビルドン(D振り)での対策
3匹目はトドロクツキです。とりもげのサポータートドロクツキはHDで育成してあります。ドラゴンの耐性を生かして意外と活躍しますね。
挑発⇒応援防御⇒雨ごい後日本晴れ⇒バークアウト連打で封殺します。
シビルドンは結構前ですがブロスターメタのもの。
胃液⇒怪電波*2⇒光の壁⇒応援防御で有利展開に。怪電波を一度入れたくらいで雨ごいが使われてると思うので、日本晴れを使います。シールド中はやることないので、回復したり応援の張り替えだったり。
「アナライズ」の威力上昇が適用されているなら戦況をさらに楽にできますね。ないなら胃液はする意味はないです。あとはADエースバーンとか。
サポート技なしだとそれなりに不安
そんな感じでジバコイルの対策案でした。
種族値も主力技も似ているグレイシアと違うのは、カイナ、ミライドン、ハラバリーなどのレイド界隈では定番かつ主力と言える電気組でメタれる点。
なので、必然的にグレイシアよりは戦いやすいレイドです。(グレイシアも比較的定番拓のソウブレイズやドクガ、負けん気ドドゲザンがメタではあるんだけども)
ただ地力はグレイシアと同等なので、基本的には挑発や光の壁、バークアウトなどのサポート技は入れておきたいですね。みんながみんな電気組を出すわけもなく(等倍ならなおさら)、ジバコイルは鉄壁やらエレキフィールドやら変化技も多めな相手なので、何もないとちょっと不安になれるレイドです。もっとも色々と試しやすいレイドでもあるかなと思います。