ポケモン

ポケモンSV/星6コジョンドレイド対策と攻略法 まさかの物理から特殊へスイッチ

先日のミロカロスの記事では第三世代のポケモンのデザインの完成度が高いと書きましたが、第五世代のポケモン(デザイン)はとりもげ的にはあまり刺さりませんでした。

内容はBW・BW2ともに総合的に好きだったし、そんなに気にしてなかったけど、今見たらそうかなって。もちろん好きなポケモンはいます。

SVで好きになったのもいれば、当時から好きだったのもいましたが、コジョンドは後者です。旅パにも入れてたかなぁ。(今見たら入ってた。ジャローダ、デンチュラ、コジョンド、ワルビアル、ヒヤッキー、ウルガモスでした。BW2は違うポケモンでいったので全員違う)SVではモーションが良き。

レイドで使いたいとは考えてたけど……けど……。火力はあるけど、耐久がゲッコウガ並みで封殺方面が投げつけるだけ。そして格闘の単。( ;∀;)あうち。

というわけで、コジョンドのレイド記事ですね。結構強いというか、ミロカロスと戦法は似てます。

星6コジョンド(格闘)の強さについて

瞑想*2

コジョンドの厄介な点は「めいそう」を積んでくること。しかも2回。

元々格闘両刀持ちで、積まなければ物理で攻めてくるはずなのですが、一度積んだあとは特殊で攻めてきます。

物理受けだと踏んで選出すると痛い目を見るというレイドです。こういうスイッチするレイドポケモンは初でしょうか? 最近の野良ではコジョンドの募集を結構見かけるので、やられていそうです。

対戦でも見かけないですし、割と人気はあるポケモンかもしれませんが、マイナーポケなのも拍車をかけているんでしょうね。

素早さ105(実数値221、補整込み243)

あと、結構速いです。素早さ種族値が105あります。

基本的にレイドポケモンは素早さには振りませんし、腹太鼓ポケモンやラウドボーンなど、レイドポケモンには鈍足ポケモンも多いです。

なので、諸々の対処も遅れますね。

格闘両刀

既に触れましたが、コジョンドは格闘単だからか、格闘の両刀にしてあります。

「かわらわり」(あと一応「きしかいせい」)と「はどうだん」ですね。コジョンドの攻撃値は125、特攻値は95なので、一応両刀圏内です。

星6コジョンドの技と種族値

かわらわり
はどうだん
きしかいせい
つばめがえし
固定:はどうだん 残り時間2割
固定:めいそう*2 残り体力9割、残り体力4割
特性:さいせいりょく

「かわらわり」は威力75の格闘物理技。壁を破壊する効果があります。「はどうだん」は威力80の格闘特殊技。自分の命中率、相手の回避率に関係なく必ず命中する技。

「きしかいせい」は自分のHPが残り少ないほど威力が高くなる格闘物理技。威力は20~200)とりもげは使われたことはないので不明。

「つばめがえし」は威力60の飛行物理技。必中技ですが、タイプ不一致なので抜け穴の技ですね。

「すてみ」は自傷技の威力が1.2倍になる特性。ムクホークは活用してきましたが、コジョンドは対象技がなく、死に特性になってます。

種族値は以下。

HP 65
攻撃 125
防御 60
特攻 95
特防 60
素早さ 105
合計 510

技のタイプ相性

格闘・物理:かわらわり⇒ノーマル、氷、岩、悪、鋼
格闘・物理:きしかいせい⇒ノーマル、氷、岩、悪、鋼
格闘・特殊:はどうだん⇒ノーマル、氷、岩、悪、鋼
飛行・物理:つばめがえし⇒草、格闘、虫

定番内だと、コライドン、コノヨザルが弱点をつかれます。

定番外だと、ガチグマ、ハルクジラ、テツノイバラ、ドドゲザン、ダークライ、ヒスイダイケンキ、サザンドラ、ディアルガ、コバルオン、ヒスイヌメルゴン、ザマゼンタ、ブリジュラス、ハハコモリ、ドレディア、ブリガロン、ラランテス、オーガポン草水炎、カミツオロチ、ジャラランガ、テツノブジンなど。

バフ・デバフ解除

デバフ解除はありません。バフ解除は残りHPが6.5割を切ってから。

コジョンド(格闘)対策ポケモン

コジョンド戦はまず、格闘・飛行で弱点をつかれないポケモンを探ります。

上で書いたように始めは物理で、瞑想後には特殊アタッカーに変化する相手です。なので、格闘半減以下ならとくにベター。

野良で勝つためのポケモンとしての1つのテンプレ理想を挙げると、「開幕挑発で1回目の瞑想を封じ」「特攻デバフがあり」「ついでに攻撃デバフ技もある」ポケモンは優秀です。アタッカーは技枠的に挑発とどちらかのデバフがあればいいですね。

また、サブウェポンの燕返しも不一致かつ威力がそこそこ&物理バフもないので、ポケモンによっては飛行弱点も拓にあがるでしょう。

アタッカー

定番内では、マリルリ、テツノカイナ、ミライドン、ソウブレイズ、ハラバリーが生き残り。

この中だとソウブレイズが頭1つ抜けて、メタ択です。上でも触れましたが格闘が無効化できるので、実質くらうのは「つばめがえし」だけ。デバフはないですが、挑発もあるし、アフターフォローの「クリアスモッグ」まであるのでメッタメタです。

▲ およそコジョンドに勝ち目なしな揃いっぷり。

ミライドンは挑発やバークアウトを使いたいところ。コノヨザルは抜群をつかれますが、格闘は無効化できるので、応援防御やビルド1回するなどすればじゅうぶん動かせるでしょう。

でもコノヨザルよりはコライドンです。とりもげはあまり使っていませんが、実はワイドブレイカーに加えてバークアウトも使える逸材なので。挑発と高すぎる素早さと合わせて局面をいくらでも操作できます。さすがアギャス。

定番外だと、タイプ的にはサーフゴー、ボルトロスがまず浮沈艦拓です。サーフゴーは応援以外はアタッカーに専念、耐久そこそこなボルトロスはバークアウトも入れたいですね。

同じようにラウドボーン、ギラティナ、ヒスイバクフーン、シャンデラ、イダイトウ、黒馬バドレックスなどのゴースト陣も両刀の影響を受けずに戦える逸材。ハバカミは戦えなくはないと思いますが、物理はぺらいのでH振りだとそこそこ入りますし、甘えるがあるにしても物理の適性はかなり低いです。

ラウドボーンとヒスイバクフーン以外は特攻デバフ持ちなので、勝ちやすいです。黒馬は挑発したいですね。ギラティナは挑発はなく、瞑想*2の特防アップがスルーになり、自身の火力の低さもあいまってちょっとダメージが出ませんが、例によって落ちる心配は皆無です。

あと最近気づいたのですが、ギラティナは「はいよるいちげき」も覚えるんですね。なんかすっかり忘れてたみたいです。ともあれ、コジョンド戦では主役級です。なんならレイド用ポケモン全体でもかなり評価上がりますね。いつか記事にした、雑に扱える級に近しいポケモンです。

格闘半減拓では、レックウザ、グライオン、トルネロス、マフォクシー、ニンフィア、アシレーヌ、クワガノン、ネクロズマ日、ムゲンダイナ、クエスパトラ、B振りドククラゲなど。


結構物理・特攻デバフ持ちもいますが、グライオンは挑発持ちで素早さも高いので優秀。ドククラゲも挑発はないにしても物理・特攻デバフ持ちで速く、「じごくづき」なんかもあるので、育成していて損はなさそうです。

等倍拓だと、ガラルファイヤー、ハッサム、ミロカロス、スイクン、カイオーガ、グラードン、ガブリアス、D振りオノノクス、B振りヌメルゴン、ザシアン、白馬バドレックス、ウガツホムラ、レシラム、デカヌチャン、ウネルミナモ、タケルライコなどがいます。

オノノクスは挑発持ち両刀デバフ持ちです。おなじみのハッサムに、ヌメルゴン、スイクン、ミロカロス、ウネルミナモ、ウガツホムラ、タケルライコも挑発はないですが両刀デバフ持ち。ウガツの方は火傷マンでじゅうぶんお釣りがくるので物理専門でいいとは思います。

あと、ジャラランガなんかは「ぼうだん」で「はどうだん」を無効化できますね。弱点の「つばめがえし」もそこそこのダメなので、ワイブレ使いつつ動けば問題ないかと思います。

サポーター

サポーターは基本特殊対策ですね。

物理と特攻デバフ技が両方ともあれば御の字ですが、そうなると拓は多くはないと思います。

積み技もないですし、物理は応援防御で代用でもいいかと思いますが(つまり特殊受け)、せっかくなので両刀デバフ持ちにスポットを当てたいと思います。

B振りブーピッグでの対策

1匹目はブーピッグ。相変わらずの選出頻度ですが、今回は両刀の格闘を半減できる&両刀対策も兼ねるので主役級。

挑発⇒応援防御⇒冷や水*1、バークアウト連打⇒バフ解除後、応援防御で完封。

基本バークアウト寄りでいいと思いますが、冷や水とバークアウトの打ち数は味方のポケモンを見て調整するといいですね。壁は割られるので使いません。

HDグライオン、HDオノノクスでの対策

2匹目はグライオン。ここではサポーターです。じゃっかん耐久面が気になるのも理由。コジョンド戦では出せませんが、色々と似通っているワルビアルがライバル。

ブーピッグとやることは同じで、挑発⇒応援防御⇒飛びかかる*1、虫の抵抗(這いよる一撃)連打⇒バフ解除後、応援防御で完封します。

HDにしていますが、とりもげは暫定的に性格で素早さを上げてます。オノノクスはワイドブレイカーとバークアウト。

B振りドククラゲ、B振りオニシズクモ、フライゴン、スイクン、ミロカロス+αでの対策

3匹目はドククラゲ。2匹目から続いてとりもげ的には珍しい選出となりました。こちらは挑発ない組。ドククラゲがいいのは素早いところですね。

挑発がないこと以外は上と同じで、応援防御⇒冷や水*1、這いよる一撃連打⇒バフ解除後、応援防御で封殺。

オニシズグモ、フライゴン、スイクン、ミロカロスも各攻撃・特攻デバフは違いますが(ヌメルゴンは「なみだめ」もある)、似た流れ。この面子はオニシズグモはワンチャンいけそうですが、アタッカーよりはサポーターの方が活躍が見込めそうな面子です。

あとは、デバフ解除がないのをいいことに甘えるやフェザーダンス+特攻デバフ持ちですね。色々いるかと思います。

意外性トップクラス

▲ ZAではなにか変化あるのか楽しみなマフォクシー。

そんな感じで、コジョンドのレイド対策でした。

ソウブレイズはメッタメタですし、マリルリやカイナで結構力押しもできるレイドなのですが、やっぱり物理から特殊へのスイッチを理解しているかどうかが肝のレイドですね。

なんだかんだ瞑想の2積みは影響が強いです。野良でもちょくちょく募集が出ている辺り、難儀めに感じているレイドではあるのかも。戦わせるのは物理の方がいいですが、特殊もまあまあ出てきますしね。