先日はモロバレルの対策記事をあげましたが、ブロロロームもまた毒をかけてくる相手です。
ただ、さすがにモロバレルほど状態異常に偏ったポケモンではなく、メインウェポンの「ダストシュート」の3割毒が入るというだけ。
それでもブロロロームはじゅうぶん厄介な相手です。「たまにはこいつと戦うか」の気持ちで戦ってみると普通に負けられるくらいの厄介さは持っています。毒物理なので有能なサポーターも軒並みつぶしてきますし。
個人的には強さ・厄介さではモロバレルと同等かそれ以上かなぁ。今のところ。
さて、というわけで今回はブロロロームの対策です。
目次
ブロロロームの強さについて
ちょうはつ(S90)
ブロロロームで一番厄介なのはおそらく「ちょうはつ」。素早さが90あるいわゆるS90族なので、そう簡単には先制できません。
星6レイドの挑発持ちの中ではルガルガンとサザンドラに次いで3位の素早さですね。
挑発を使う頻度も高く、マリルリやテツノカイナは普通に腹太鼓をつぶされます。
こわいかお&ギアチェンジ
腹太鼓チームの初動をつぶしたあとは素早さの上がる「ギアチェンジ」や「こわいかお」が待っています。
ギアチェンジは攻撃1段階&素早さ2段階上げる技で、怖い顔は相手の素早さを2段階下げる技です。
毒3割の「ダストシュート」もあるので普通に攻撃されても厄介ですが、一度積まれてしまえばもう相手のペース。
素早さを落とすデバフを覚えさせている人もそういないでしょうからね。初動以外は基本的に先行されると考えていいです。
特性「フィルター」
くわえて特性の「フィルター」です。
効果抜群の技のダメージを3/4にする特性です。
……厄介な点を挙げていたら強さ的に四天王くらいのレベルなんじゃないのと思えてきました。( 一一)
星6ブロロロームの技と種族値
そんなブロロロームの技は以下です。
ダストシュート
オーバーヒート
アイアンヘッド
ちょうはつ
こわいかお
ギアチェンジ
種族値は以下。
HP | 80 |
---|---|
攻撃 | 119 |
防御 | 90 |
特攻 | 54 |
特防 | 67 |
素早さ | 90 |
合計 | 500 |
物理耐性高めなので、特殊で攻めることも考えたいところ。
タイプ相性
タイプ相性はこんな感じ。
毒・物理:ダストシュート⇒草、フェアリー
鋼・物理:アイアンヘッド⇒氷、岩、フェアリー
炎・特殊:オーバーヒート⇒草、氷、虫、鋼
マリルリ・ニンフィアは出せません。ハルクジラもきついですね。
物理の毒と鋼はせめて弱点をつかれないよう選出するのが◎。オバヒはそれほど痛くないので、鋼はありです。
ブロロローム対策ポケモン
結構速い挑発相手なので素早さ振りも意識してます。
星6のブロロローム(レベル100時)は性格補整なし+最高個体値で素早さが216、性格補整+最高個体値で237です。
細かい検証はしてませんが、星6のレイドポケモンのステータスは(少なくとも素早さは)レベル100時の値のようなのでこれを前提に対策してます。
追記:星6レイドボスのステータスはレベル90時のステータスのようです。(性格補整に関しては不明)記事内容はレベル100時を前提に構築しています。
アタッカー
アタッカーはマリルリ・ニンフィア・ハルクジラ以外です。
手頃なところではコライドン、ミライドン、ソウブレイズ、開幕腹太鼓は封じられる可能性はありますがテツノカイナも一応いけますね。ソウブレイズはすべて半減にできます。
他だとサザンドラ。挑発兼特殊アタッカーです。
性格補整なしで素早さに24振れば、開幕の挑発はブロロロームに先行されることはないです。速いので手頃。
くわえて特殊アタッカーで、相手からも弱点はつかれません。
「わるだくみ」「きあいだめ」に「リフレクター」まで覚えるので、ブロロローム戦では挑発をしつつ急所アタッカーになったり、そのまま支援役もできます。
星6レイドではサザンドラはそんなに劇的な役割がないので、活躍させたいのになぁと持て余しているなら挑発アタッカーにするのはありです。結構汎用性あると思います。
ラウドボーン(天然+メトロノーム)もいい感じ。特性の天然で積み技を無視し、ブロロロームの攻撃をすべて受け流しつつ安全に積めます。テツノドクガも同様にブロロロームの攻撃はすべて半減です。
サポーター
次にサポート役です。挑発持ちを前提にしておきたいところ。ただ例外もあります。
挑発役の相手(それもS90)をさせるのはサポート役にとって最難関というか鬼門なので、普通に素早さにも振ってます。いたずらごころ欲しい……。
ブラッキーの場合の対策ムーブ
まずはブラッキー。サポート役としてはおなじみですね。ただ今回は先行挑発が何より重要。
性格で素早さを補整して204振れば、最高個体値+性格補整込みのブロロロームの237を超えます。
Sに204振っても広範囲にぶつけられるサポートとしてじゅうぶんやっていけるのがブラッキーですね。防御110、特防130は伊達ではありません。支援技を色々覚えるのでブロロローム以外でも活躍できます。
あと、ブラッキーは「てだすけ」を覚えるのもグッド。
挑発合戦は確実性に欠け、長丁場にもなりやすいので、手助けはバリア後にたたみかけるのに適してます。その時は応援もいけいけドンドンに切り替えてください。
挑発⇒リフレクター⇒応援防御が開幕で、バリア前に挑発をかけ直せたならいい塩梅ですね。あとは攻撃の応援と手助け連発です。(挑発されたら「どろかけ」も挟みつつ)
ゴチルゼルや、エースバーン戦が控えてるので需要は低いと思いますがグレンアルマも似たことができます。
ポットデスの場合の対策ムーブ
こちらも結構見かけますがポットデスもいいでしょうね。どうせ素早さは上がるし。
「スキルスワップ」で「フィルター」をつぶしつつ「くだけるよろい」を与える戦法です。挑発はないですが、一瞬で防御を数段階下げられるのは魅力的。
ただ、味方に物理が2人以上ほしいのと、対ブロロロームではポットデスの素早さに振って先行しないと意味がない点は注意。スキスワしたらあとは壁貼りと応援ですね。
挑発持ちで速いのはルガルガン、サザンドラ、ブロロローム
そんな感じでブロロローム対策でした。
挑発はバリア中に効かないので、挑発戦を制そうと思うとどうしても不確定要素が阻んできます。(実際、他と比べて勝っても時間かかってます)腹太鼓チームが出しにくいのもあるでしょうけど。
しかもブロロロームは素早さ積んできますからね。野良で後半に挑発をかけられるかは運というか、そもそも野良でやるべき戦法ではないのかも。
ちなみに星6で挑発をしてくるレイドポケモンは
ルガルガン(S110)
サザンドラ(S98)
ブロロローム(S90)
マフィティフ(S85)
ギャラドス(S81)
の5匹です。
とりもげの体感的にはブロロロームはこの中で一番厄介かもしれません。
追記:タイプ相性にもよりますが、泥かけをもう少し意識することで安定しやすくなるようです。(泥かけで安定ってそれは安定とは言わないんじゃ) あと、「アロマベール」バウッツェルもサポート役によさそうです。アロマベールは「アンコール」や「かなしばり」といった自分と味方へのメンタル系の技を防ぐ特性です。「ちょうはつ」も含みます。