ドラゴンタイプのレイドも結構やってきましたが、今回はボーマンダですね。
なんですが……たぶん一番苦労しました。タイトルの通りなんですが、星6レイドの野良では一番難易度高いと思います。(動画の残り時間もいつもより少なめ)
解答を既に知っているのもありますが、コノヨザルとかアーマーガアをサポーターなしでやる方がまだ気が楽でしょうか。そもそも結構レアレイドなのも。
ちょっと前に個人的にポケソルのサイトで星6野良レイドのティア―ランク表をつくってみたんですが、ボーマンダは普通に一番上に来ました。感覚的にぽんぽん入れただけですが、勝率は低い(選出で終わってたことを理由に抜けた分も含めて)印象です。
さて、まずはボーマンダの基本的な強さから。
目次
星6ボーマンダの強さについて
逆鱗+テラバースト
ボーマンダ普通に強いんですよ、まず。
逆鱗に加えてテラバースト持ちです。この時点でもう強い。攻撃種族値135ありますからね。
でもここまではフェアリー出せばなんとかなる範疇。
結構威力のある火炎放射
それから「強いかえんほうしゃ」持ちです。
ガブリアスの「かえんほうしゃ」は怖くないと思いますが、ボーマンダは特攻種族値が110あります。両刀です。
サブウェポンと言えど、ドラゴンタイプを半減するために鋼タイプを出したところで結構くらうことになります。強いですね~。
ここまでもまだなんとか。結構きつめだと思うけどね。
特性:じしんかじょう
くわえて、「じしんかじょう」持ちです。特性は固定です。さて雲行きが怪しくなってきましたね?
ギャラドスやヘラクロスも持ってる特性なんですが、倒すと攻撃が1段階上がる特性です。死ぬ度に上がります。
環境次第で脅威度が変わる特性とも言えます。年末年始、いや、2月までくらいの方がゲームやポケモンが上手い人も多く、死ににくかったでしょうし、戦いやすかったでしょう。
弱体化解除が3回もある
で、さらにボーマンダはシステム的な部分でも攻めてきます。
デバフの解除が3回もあります。
星6間では2回はあっても3回はボーマンダだけです。残りHPが9割、5割、3割の時に解除してきます。このために攻撃デバフがなかなかまともに入りません。
ついでに最後の3割時には「りゅうのまい」もしてきて、もちろんバフ解除(残り時間6割の時)もあります。なんとしても倒すマンです。_(:3 」∠)_ なので、その辺の憂き目に合わないリフレクターはまず必須。
ちなみにバフ2回消してくるのはガブリアス、ムクホーク、ドオー、クレベースの4者。ドオーとクレベースはともかく、ガブとムクホークはこれがあることも理由に強いです。
味方の選出不安
あと、自信過剰の項目とは少し被りますが、ボーマンダのレイドは味方の選出がいまいちです。
なんか知らないけど、対ドラゴン界隈ではドラゴンタイプを選出する傾向があります。なぜか。ボーマンダ戦でも散々見ました。当然すぐ死にます。ミライドンはパラボラ連打すれば多少生きるはずですが、なかなかそういう運用も見ません。
で、死んだら「じしんかじょう」ですからね。
野良における味方の死ぬことへのリスク意識が低いのはいまさら言うまでもないことなのですが、攻撃が上がったあとにHP管理を気にしだしてもあまり意味がありません。
元々きちんと強いのもあいまって、総じてボーマンダ戦は野良と最悪の相性のレイドと言えます。なかなか検索に出てこないのもあってあまり戦ってはこなかったのですが、片手間で勝てる相手ではないでしょう。少なくとも今の環境では。
基本的に味方が足を引っ張ってそれがしかも致命傷になる、という前提意識を持ったうえで戦わないと勝てないです。野良レイド全般に言えることではありますけどね。ボーマンダ戦ないし自信過剰持ちはこの辺もう少し強めに意識する必要があります。
そんな感じで、ボーマンダのレイドは野良における最高難易度の1つになっているわけですね。
星6ボーマンダの技と種族値
げきりん
ダブルウイング
かえんほうしゃ
テラバースト
りゅうのまい
特性:じしんかじょう
「げきりん」は威力120のドラゴン物理技ですね。命中も100なので外れません。2~3ターン後に混乱はしますが、あまり期待はできません。
「ダブルウイング」は威力40命中90の飛行物理技。2回攻撃です。ここは穴かと思いますが、技の優先順位的にどうなのという話。総ダメージなら確実にくるでしょうけど。(分かったら追記します)
「かえんほうしゃ」は威力90の炎特殊技。1割で火傷。「テラバースト」は威力80の変動技。ボーマンダだと物理技になります。
「りゅうのまい」は攻撃と素早さを1段階上げる変化技で、上でも触れましたが「じしんかじょう」は相手を倒すと攻撃が1段階上がる特性です。ちなみにソロだと地獄を見れる特性です。
種族値は以下。
HP | 95 |
---|---|
攻撃 | 135 |
防御 | 80 |
特攻 | 110 |
特防 | 80 |
素早さ | 100 |
合計 | 600 |
技のタイプ相性
ドラゴン・物理:げきりん⇒ドラゴン
飛行・物理:ダブルウイング⇒草、格闘、虫
炎・特殊:かえんほうしゃ⇒草、氷、虫、鋼
ノーマル・特殊:テラバースト⇒テラスタイプによる(物理)
タイプ相性はそれなりです。ただ、テラバもありますから広めではあります。もうドラゴンを出さなければなんでもいいと思ってます。←
実際、極論を言えば「ドラゴンタイプ以外」です。野良だと妥協点の1つと言えるでしょう。(もちろん例によって最強系御三家2匹以上ももちろん無理)
定番内だと、コノヨザル、コライドン、ミライドンが不利相性。
定番外だと、ガブリアス、サザンドラ、オノノクス、ドラミドロ、ウネルミナモ、ラランテス、オリーヴァ、テツノイサハ、ドドゲザン、デカヌチャン、サーフゴー、ハッサムなど。ハルクジラは「あついしぼう」なら外れます。
ボーマンダ対策ポケモン
各対策ポケモンを挙げる前に。
「ミストフィールド」が欲しいです。
状態異常対策で挙がるフィールド技ですが、ドラゴン技を半減させる効果もあります。ミライドンがいるようなら都度貼り替えましょう。そのくらいしないと安定しません。
これを使うことにより、完全ではありませんが、死因ないし敗因の1つをつぶします。デバフ解除の対象でもないので、安定的に半減できるのが◎。他のドラゴンタイプでも流用できます。(混乱はしなくなるけど、まあ、混乱だし)
めぼしいところではマリルリが覚えるので覚えさせるのがおすすめ。他にもオーロンゲやらママンボウやら、覚えるポケモンは色々といます。
もう1つは「スキルスワップ」などの特性つぶし技ですね。これが出来るのと出来ないのとでは安心感が違います。
アタッカー
定番内だと、マリルリ、テツノカイナ、ソウブレイズ、ハラバリーがタイプ相性的に生き残りですね。
ガブリアスやオノノクスもそうですが、アタッカーはマリルリ(貝殻の鈴)がまずおすすめ。逆鱗をすかしつつ、順当に活躍できます。自信がないなら無理に抜群を取りにいく必要はないです。ガブもそうですが、等倍でもマリルリが手堅いです。
「ミストフィールド」を覚えさせて、開幕に使うと◎。技枠に余裕がないならテラスタイプが水とフェアリーで2匹持っておくといいですね。さらに「ひやみず」があるなら最高。カイナはオノノクスほどには逆鱗をくらわないにしても、格闘で抜群を取りたいですね。
他だと、ラウドボーン、イダイナキバ、ヤドラン、ヤドキング(B振り)、テツノイバラ、クエスパトラ、テツノツツミ、ニンフィア(B振り)、ミミッキュ(B振り)など。基本B振りがいいです。
ニンフィアは「ミストフィールド」「スキルスワップ」「リフレクター」を覚える逸材なので、どれか2つほどあると有利展開に出来ます。
クエスパトラは逆鱗がまず辛いですが、「リフレクター」と「スキルスワップ」が使えます。(「フェザーダンス」も一応)B振りなどで死なないように動くつもりならあり……かもしれない。ヤドキング(B振り)も同様の理由で。
テツノブジンはダブルウイングがこないなら候補です。
サポーター
サポーターは「ミストフィールド」や「スキルスワップ」は必須。結構数はあります。
持ち物はフィールド効果を8ターンに伸ばせる「グランドコート」が理想です。
ブリムオン&ニンフィアでの対策
1匹目はブリムオンです。対ドラゴン用兵器ですね。
ミストフィールド⇒スキルスワップ⇒リフレクター・応援防御で万全にします。1回目のデバフ解除後、余裕があるなら「あまえる」を入れます。
同様のやり方で、ニンフィア(HB)も。
ニンフィアは基本的にアタッカー運用だと思いますが、ボーマンダ戦に関してはサポーターをやった方がいいです。
スキルスワップは「メロメロボディ」だと厄介なことになりかねないので、「フェアリースキン」を渡します。
ママンボウ&フラージェス(HB)での対策
2匹目はママンボウ。
ミストフィールド⇒スキルスワップ⇒応援防御⇒冷や水連打で万全にします。
特防に少し不安がありますが、火炎放射は半減できるのでモウマンタイ。
フラージェス(HB)も同じ流れ。
デデンネ(HB)での対策
3匹目はマイナー枠でデデンネです。どっかで使いたいとは思っていました。
似たやり方でミストフィールド⇒なかまづくり⇒応援防御で盤石にして「あまえる」を適宜入れます。「なかまづくり」は特性をデデンネと同じものにする技。光の壁も余裕があれば。
もちろん種族値は低いので、HB振り前提。
オーロンゲ&ヤレユータンでの対策
4匹目はオーロンゲ。デバフ解除が終わるまでいけば盤石ですが、珍しく優先度がやや低め。
ミストフィールド⇒リフレクター・応援防御⇒冷や水連打の流れで盤石にします。スキスワは残念ながら覚えません。
デバフ解除が3回もあるので、冷や水はそんなに入りませんが、1~2回の自信過剰の上昇分を0にできるくらいには機能します。
あとはミストフィールドはできませんが、「スキルスワップ」持ちのヤレユータンですね。こちらは逆鱗が痛いので、自分のHP管理も気にする必要があります。
ポットデスでの対策
5匹目はポットデス。手頃択ですね。
いつものように、スキルスワップ⇒リフレクター・応援防御⇒トリックルームの流れ。光の壁も入れられたら◎。
はまれば勝ちやすいと思います。ただ、例によって味方に物理がいるのと、逆鱗を耐えられる選出である前提。
マンダは(野良で)最強
そんな感じでボーマンダの対策でした。
なんでボーマンダ戦に限って選出がへなちょこになるのか。とりもげはこの問題が気になります。
なんでしょうね、ボーマンダは今作では対戦環境であまり使われていないポケモンです。その辺の不人気具合も加味されて、適当な選出になるのでしょうか。トドロクツキのデザインは人気なんだけどね。(でもカイリュー2匹の選出はないよなぁ……)
それとも、そもそも難敵としてあまり知られてなかった部分でしょうか? カイリューは強いとは騒がれてたんですけどね。どうせ勝てないと諦めているのもありそうではありますが、単に子供のユーザーなのか、思考放棄しているのか。
なんにせよやり応え?はあるので、腕に覚えがある人は戦ってみてください。