FEH

ファイアーエムブレムヒーローズ/先を見据える効率的なレベル上げの方法と編成のやり方

任天堂により配信されているスマホゲームアプリ、ファイアーエムブレムヒーローズ。(以下FEH。)ここではできるだけ効率よくレベルを上げるやり方を述べていきます。

内容はざっくり言うと、「①まず火力キャラのレベルを上げる。②火力キャラを複数40付近にして殲滅力を確実にする。③大英雄戦や実装される防衛戦などで有効な壁キャラを育てていく」というものです。

上級者(ガチャ廃人)の方も使えるとは思いますが、闘技場のことはそれほど踏まえているわけではないので、一応無課金・微課金者の初心者・中級者向けとしておきます。

ではでは、レベル上げに苦心している方、マンネリ化している方などは参考にしてみてください。(「0」は前置きみたいなものなので、必要ない場合は飛ばしてください。)

0 オーブと配布キャラ集め

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まず、ストーリマップやクエスト、イベントなどでオーブとキャラを可能な限り集めます。

オーブは城の強化後、適宜ガチャにつぎ込みます。FHEは雰囲気こそ駒ゲームですが、ちゃんとガチャゲーです。強いキャラ(☆5キャラ)がいることには越したことがありませんからね。レベル上げでも同じです。

キャラは何人いても損はありません。キャラの所持数は比較的恵まれていますし、最近実装されたスキル継承システムにより、キャラを生かす方法が増えに増えたので、特に☆4以上のキャラの羽化は安易にはしないでおきます。

0-1 無料で取得できるキャラ

FEHをはじめると、シャロン、アルフォンス、アンナ、それからヴィオール(確か)を入手します。ヴィオールを除く3人は売却、継承、送還などどうやっても手放せない3人ですが、それぞれ特徴があり総合値も高いキャラなので育てておいて損はないキャラたちです。

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▲ ここに【月虹】を入れるだけで安定してしまう火力にもなり、サポートもできる初期ユニット

特にシャロンに至っては、攻撃・速さともに申し分ない上に2種類のバフも持っているので、槍やバフキャラに乏しいのなら真っ先に覚醒させたいキャラの一人です。奥義を入れるだけでいいので初心者~中級者ヘルパーですね。

彼らはFEHオリジナルキャラなので、それだけでも育てる価値はありますよね。

・スペシャルマップ(英雄戦)

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デイリーで入れ替わるスペシャルマップ(英雄戦)で獲得できるキャラは、それほどの苦労もなくほとんど無料で獲得できるキャラです。そのため、そんなに強いキャラはいないだろうと考えるところですが、なかなかそうでもありません。

ざっくり挙げても、

・カザハナ … 重装(ヘクトル)キルキャラ
・リズ、リフ … 回復力の高い使い勝手の良いヒーラー
・ギュンター、セシリア … 貴重な騎馬(騎馬バフ持ち)キャラ
・ツバキ … 守備が30を超える壁ペガサス
・オリヴィエ … 2回行動をさせる必須キャラ。2人☆4運用推奨

と、これだけのキャラが使えます。特にカザハナ、オリヴィエ、セシリア辺りは無課金者には貴重なキャラです。☆4にするなら、序盤の難敵である重装を確実に倒せるカザハナと再行動キャラのオリヴィエがオススメです。

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次点に壁役のツバキが挙がります。硬い上に【入れ替え】持ち飛行で器用に立ち回れるキャラなので、もし防御面で大英雄戦に苦労しているなら是非育ててみてください。

逆に、ソールやソフィーヤ、フェリシアなど、挙げなかった他キャラの運用はいくらか工夫が必要になってきます。(あとキャラ愛。)ただ、冒頭でも書きましたが、継承スキル要員としてはこの限りではありません。

今後英雄戦の英雄ラインナップは一新する可能性もありますが、やはり同じように、無課金・微課金者には嬉しく、重課金者には少し物足りないラインナップになるでしょうね。

・大英雄戦で獲得できるキャラと配布キャラ


大英雄戦で獲得できるキャラも高難易度を誇るだけあり使い勝手の良いキャラが多いです。斧だったり騎馬魔導師だったり、今のところ、ラインナップの乏しい部分を補う形になってますね。ガチャでも排出されないので、☆5は言ってみれば限定版なのも特徴です。

また際どい難易度で各地で悲鳴があがったウルスラ英雄戦で有効打だったルフレ(女)や、騎馬魔導師+騎馬特攻のウルスラ、そしてスキル継承で鬼化しているドーガや広範囲デバフマシーンのカムイ(女)など、配布したり、公式が有効だよと伝えるキャラは今後の実装具合やスペシャルマップなどで大いに活躍してくれる可能性があるようです。そのため配布キャラは素直に育てておくなり、類似キャラを育てておくなりした方がよさそうです。

このゲームは一般的なキャラの強さの指標でもあるステータスの高さよりも、役割性や移動力が重要なので、何かしらに特化したキャラがいる場合は、取っておいた方が、後々のクエストや大英雄戦などで幸せになるかもしれません。

では本編です。

1 編成を埋める

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まずは1軍から5軍まで作り、編成欄を埋めていきます。レベル順は「1軍>2軍>3軍>4軍>5軍」にします。おおよそで構いません。

もちろん、ただ埋めるのではなく、

・【育成キャラ2人】【バフ(デバフ)orヒーラー】【再行動キャラ】または
・【育成キャラ2人】【バフ(デバフ)orヒーラー】【高レベル火力キャラ】
・(【育成キャラ1人】【再行動キャラ2人】【バフキャラorヒーラー】)

の形式で編成していきます。

バフとは味方のステータスを上げる【~の鼓舞】や【~の紋章】のスキルのことで、反面、デバフは敵のステータスを下げる【~の威嚇】などのスキルのことです。

デバフは強力ではありますが、育成キャラを前に出している場合デバフ範囲が敵の2距離キャラまで届かないなど、前線に出さなければ効果を適用させづらい一面があるため、レベル上げでの採用順位はバフほどではありません。

強いて使うならヒーラーの【フィアー】などが、回復役+ピンポイント2距離デバフなので使い勝手がよく、また配布されたカムイ(女)も硬い上に3マス先までデバフを撒け、優秀です。

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▲ レベルを上げたいジェイガンが受けるバフ:ギュンター攻↑6・速↑6、オリヴィエ攻↑4(重複)、ニニアン守↑4 隣接時のみ適用される紋章は重ねがけができますが、ターン開始時のみ適用される鼓舞はバフ数値が上書きされるので注意。

高レベルキャラには2距離でそのパーティにとって厄介な敵を処理できる、魔導師や弓がオススメです。(魔導師や弓が扱いやすく強い理由。)少しまだ貴重ですが、育てていれば騎馬魔導師も加えます。基本1マスしか進めない重装は補佐役としてはあまり向きません。

1-1 編成を埋めることのメリット

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レベル上げは修練の塔で行い、相性の良い属性と戦います。LV35までは-4でもどうにかなりますが、Lv35以降はキャラユニットや強スキル持ちが多くなることもあり、油断は禁物です。(修練の塔の各レベル帯について

編成を埋め、都度相性に合った敵勢と戦うことは、戦う毎に敵勢力がシャッフルされてしまうFEHの仕様への対策と時短になります。現在編成数は5つだけですが、拡張される可能性は十分あります。

どの編成とも相性が悪い場合は、最下層のマップ(スタミナ消費1)を選び、即降参してリセットします。FEHでは個人の「体感」、もといプレイスタイルも結構重要ですから、この時に育てていないキャラに触れてみるのもいいかと思います。

2 火力を育てる

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際立った火力はしばしば戦略に勝ります。

攻撃性能の高いキャラで確実に敵の数を減らしていくことで、戦闘への打開策の数と視野が広がります。レベル上げでは敵を倒した分、安全に移動できるマップが広くなることが大きなメリットとして挙がります。

今後の新しいマップ・クエストに対する攻略でも同様で、各属性をはじめ、弓・騎馬・飛行・重装など各兵種でもレベル35~40の火力キャラを揃えておけばそれだけ攻略がしやすくなります。

レベル上げでも、難敵を処理する育成キャラを死なせないための「保険キャラ」としていざというときに頼りになるので、冒頭でも書きましたが、火力キャラを優先的にまずは40付近まで仕上げてしまいます。

2-1 火力キャラとは

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火力キャラとは具体的には

・攻撃ステータスと速さステータスが高い
・2回攻撃の出来る武器を所持
・2、3ターンで使用可能な火力奥義を持っている
・三すくみ割り増し効果や兵種特化スキル、攻撃の際に攻撃値が+されるスキルを所持
・それから反撃スキルを持つキャラ

辺りです。

FEHのダメージ計算は(特攻+三すくみ有利の場合)

 {(攻撃値 × 特攻0.5 + 攻撃値) × 三すくみ値0.2 + (攻撃値 × 特攻0.5 + 攻撃値)} - 敵防御値

なので、兵種特攻は火力要素としては特に大事です。ヒーラーは攻撃値から相手の魔防値を引いた後に半減されます。全てのバフが表示されるわけではないのが紛らわしいところですね。

奥義は以下で触れますが、コンスタントに発動してくれる理由から、基本は【月虹】などのターン数がかからないものが強いです。そのため、【月虹】の他、有効なスキルを多数所持しているオーディンとパオラ(☆4以上)は☆5や強キャラ並みに当たりだったりします。(一部では「高級技マシン」とか言われてる(笑)。)

2-2 5ターンかかる火力奥義

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火力奥義は5ターンかかるものが効果は絶大です。といっても、基本的に発動しません。

FEHでは他のFEシリーズとは違い、命中・回避・クリティカル(あるいは被クリティカル)といった概念がありません。しかもマップが手狭なため、下手をすれば2ターンで2人倒せ、戦闘にケリがつくので、そう簡単にはターン数が稼げない仕様です。

また特に範囲奥義は、5ターンかかる上に必ずHPが1残るという有難い仕様です。もちろん奥義単体での発動もできませんから、レベル上げにせよ、闘技場で使うにせよ、使いづらさが目立ちます。いわゆる“罠スキル”ですね。

ただ、単純に戦闘の回数をカウントとすることから、勇者系武器や守備系キャラとは相性はいいので、そうしたキャラが持っているなら放置できる程度には実用性は見込めます。もちろん、一本道マップやオート発動な砲台などでの被弾、今後マップの種類がある程度でも選べる状況になった場合では考慮しておきたい奥義です。

2-3 ターン数のかからない火力奥義は扱いやすい

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ターン数3の範囲奥義が実装したりなど、今後の実装次第でもありますが

・2ターンでいい【月虹】や【月光】などと勇者系武器・奥義のカウント数減少武器
・自分の魔防の数値の50%【氷蒼】、守備の数値の80%を加える【華炎】と守備・魔防の高いキャラ

上のようなターン数の少なめのものと勇者系武器、カウント数減少武器、生存力の高いキャラなどとの組み合わせが、火力としての強さはもちろん、レベル上げもしやすくなる組み合わせです。

2-4 魔導師・弓キャラを育てる

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▲ 障害物のないこのマップはレアな部類

FEHのマップはスマホ対応で、全コマに対する障害物の比率が高いです。だだっ広いマップは少ないです。敵が障害物を遠慮なく利用することもあり、なるべくなら2距離で攻撃でき、主導権を握りやすい魔導師と弓を優先して育てていく方が育成がはかどります。

ただし魔導師・弓キャラの多くは、耐久面はよくてほどほどかお察しなので、動かす際は無理はさせません。(特にレベル25辺りから実感すると思います。)

FEHでは死ねばそのマップで得た経験値がなくなってしまいます。そのため、経験値をたくさんもらったり、レベルが上がったりなどしたらなおさら無理はせず、「踊る」「歌う」を使ったり、「連れ戻し」などを用いてさっさと下がらせるのも重要です。戦況が悪い場合は、HPに余裕のある味方を間に挟んだりします。逃げやすい騎馬や飛行はレベル上げの場面でも有効です。

火力を育てることそれ自体は攻めの姿勢でいいのですが、FEHにおいては特に攻めるより逃げることを常に考えて動かした方が基本的にはうまく行きます。バフも大体のところ隣接か2マス間適用ですしね。

2-5 「追撃」システムという概念

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既に知っているとは思いますが、FEHには「追撃」というシステムが存在しています。

追撃とは、自分から攻撃した場合、敵から反撃を受け、速さが相手より5以上高ければその後に再度攻撃をしかけられる戦闘システムのことです。

・相手にダメージを30与えられるが、相手との速さの差が5以内で、追撃ができない場合 ⇒ 与えるダメージは30
・相手にダメージを20しか与えられないが、相手より速さが5以上高く、追撃ができる場合 ⇒ 与えるダメージは20×2

これがアルフォンスのように攻撃が高いが速さは低いという戦士系キャラがいまいち通じない理由ですよね。追撃をするには相手との速さの差が5以上必要で、これが火力キャラにおける速さが重視されている理由であり、FEHを難しくも面白くしているシステムの一つです。

細マッチョが強いってことですね。(違う)

3 歌う・踊るキャラの重要性

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ある意味どんなキャラより重要なのが、アクア、オリヴィエ、ニニアンの3人(現状)です。この3人は「歌う」or「踊る」スキルを持ち、行動し終えた指定した(「歌う」or「踊る」キャラ以外の)味方を再行動させることができます。

再行動させたあとの制限は一切ないので、同じ敵に再度攻撃をしかけることで仕留める、ヒーラーを動かすことでHPをより回復させる、2回移動させることでより遠くに戦線を離脱させる、壁キャラで味方を守れるドンピシャリな位置に配置する、などなど多方面で有効活用ができます。

アクアとニニアンは現状ガチャでのみ排出されるキャラですが、オリヴィエはスペシャルマップで最大2体入手できます。つまり、どんな人でも1キャラを1ターンで最大3回は行動可能です。

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レベル上げの面でも2回行動のアドバンテージは非常に有効で、火力に乏しい場合でも倒しきることができるようになり、経験値をもらいやすくなります。それはまた、大幅な時間短縮とスタミナ節約にもなります。(2人使用の場合レベル20以下なら1マップにつき、コンスタントに2以上上げられる)

ただ、オリヴィエをはじめ、再行動キャラは耐久面の不安があるので過信は注意です。オリヴィエなら最低でも☆3にはしておきます。

また再行動がメインのためか奥義を持っていなかったりもするので、【月虹】や【相性激化】などを持たせることにより、レベル上げの安定度の向上、ないしはパーティ強化の底上げも図りやすいキャラたちです。彼女たちは基本的に火力には数えず、苦手属性にぶつけることはありませんからね。ちなみに彼女たち自身を育成する際には、「歌う」「踊る」を外して育成を行います。

4 ヒーラーについて

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現状の仕様では、ヒーラーは主メンバーに組み込むより、むしろこのレベル上げの方面に適しています。

ヒーラーのメインである回復力やステータスの差で優劣は確かに存在していますが、回復してくれることには変わりありませんし、バフ・デバフ持ちも多くいます。火力面にしてもダメージが半減しているヒーラーたちは削り以上の役割は難しいですしね。(特に重装相手)

もちろん【リバース】持ちはヒーラーとして優秀で、特に紙装甲の火力育成では重宝しますから、Lv40まで育てておいて損はありません。というか、勝手に上がります。(笑)また、実装予定の防衛マップ増援がくるマップなどでは重宝するのでしょうね。

継承素材やSPに余裕があるなら、バフの継承はもちろん、サイゾウ☆4が持つ【蛇毒】や、カミラやレオンが所持している【死の吐息】を持たせることでもスムーズなレベル上げが図れます。

5 重装と暗器キャラは現状玄人向き

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このレベル上げはスピーディかつ効率的なレベル上げがベースであるため、弱点はないが確殺は難しい暗器や、移動が遅いことで色々な対応が遅れてしまう重装の彼らは率先しては採用していません。

今のところ、ヘクトル、エルフィ、カゲロウなどを除くと、暗器は削り以上の役割、重装は移動力のハンデを凌ぐほどの火力や壁以上の役割は持てずにいて、多くの重装・暗器はスキル継承前提で重課金者向け、言ってみれば晩成型、玄人向けキャラの位置にあります。(マップを無視するなら、暗器は3マスから攻撃できてもいいと思えてしまうくらい)

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▲ 武器に「歩行特攻」を持ち、暗器でありながら随一の火力と突破力を持つカゲロウ

とはいえ、今後が楽しみな職でもあります。新しい反撃スキルが出る可能性は、(重装限定なのかもしれないですが)重装が一番高いですし、例えばカゲロウの歩兵特攻が現状唯一無二のスキルの現状から、今後の暗器に「色仕掛け」的な女忍者or女暗殺者限定の“男性特攻スキル”が出てくると面白いななんて思います。

いずれにしても、このやり方での「火力および補助役」としての(現状での)両職の優先順位は低いので、お気に入りのキャラがいたら、スキル継承でのブーストや今後のアプデ待ちも含めて気長に育てることをおすすめします。

6 レベル上げで選ぶレベル帯

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▲ こういう偏った編成の場合は、うまうまさせてもらう

闘技場でも経験値はもらえますが、基本的には修練の塔であげていきます。FEHでは、敵のLvが4以上高いと獲得経験値が+90%され、3Lv高いと+60%、2Lv高いと+30%、1Lvで+10%、以降レベルが4低いと-90%、敵より5Lv高いと経験値はもらえません。

なので、基本的にはレベルを上げたいキャラより4以上高いレベルの敵がいるマップで戦うことが最も効率的です。

ちなみに修練の塔に明記されているのはあくまでも推奨レベルで、推奨レベルよりも低い敵もいれば高い敵もいます。(大体±5。)そのため、獲得経験値が変わらない5以上高いマップでも入る余地は十分ありますが、もちろんその分敵も強くなっているので、スキルがブーストされているレベル35以降は特に注意しておきます。

<Lv1~20>
Lv1~20までは敵のレベルが4高くとも踊りキャラやヒーラー、バフを駆使することでサクサク上がります。敵はステータスも低く、スキルも下級スキルなので、基本苦労はそこまでなくストレスフリーです。再行動を二人連れれば、普通に1マップで3上がったりします。

<Lv20~30>
Lv20以降は、サクサク上げは厳しくなってくる局面も出てくるので、レベル差を縮めたり、攻略が難しくなったらレベル+5程度の火力キャラや削れるキャラを入れるなど、スムーズなレベル上げのための調整を適宜図っていきます。

<Lv30~>
Lv30以降も同様ですが、この辺りで耐久の低い踊りキャラはきつくなってきます。☆3オリヴィエならなおさら。ここでヒーラーや踊り子、バフ・デバフキャラのお守りを卒業し、レベル40級の「保険キャラ」を編成に組んで不利な敵など、頭数を確実に減らすことも検討していきます。

<Lv35~>
Lv35以降、特にアルティメット仕様のマップからは、モブであっても2回攻撃武器持ちやサーリャもどき、歩行特攻のカゲロウもどきなどが出てきて、バレーボールのようにやたら使ってきていた「入れ替え」などの位置替えスキル乱用が洒落にならない局面も出てくるので、一人は保険キャラを入れることがアンパイになってきます。

またアルティメットマップでは、マップ・キャラ・配置が固定のものもいくつかあるようで、運営の方で“凶悪な組み合わせ”というのを都度更新しているようです。(最近新しく見たものではルキナ2人とドニキの計5人+1本道でない火山地帯マップで、「ほぉ~ドニかぁ珍しいなぁ」と、育成キャラでドニを誘ったら即バレーボール確殺されました。アニメをオフにしていると位置替えスキルのあまりの手際の良さに驚くし、倒された時に「消された」ようにも見えるので少しびびる。)

6-1 アルティメットマップで注意する敵

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斧であればヘクトルの可能性があります。1、2人ならまだいいですが、中にはまさかのヘクトル3人計5人という厨パーティもあり、その時は全員生存でのレベル上げはかなり苦しいので、注意が必要です。(燃える戦いにはなりますけどね。)

また、魔導師キャラが騎馬である可能性も高く、筆者はまだ見たことがありませんが、今後、狭いマップでの全員騎馬魔導師(弓)という絶対一人は殺すマンな敵勢も出てくると思います。

他にも上で挙げたカゲロウやアクア、タクミ、それからラインハルトなどももちろんいるので、特に最上階ではレベル上げパーティというより、育成キャラ+レベル40級の主力3人という編成で臨むことをオススメします。スキル継承も広まった最近では、しれっと獅子奮迅持ちだったりしますからね。

上でも書きましたが、アルティメットマップの凶悪な組み合わせ、ステータスの変動は日々更新されているようです。任天堂のFEH構成員は結構サラっとえぐくて面白いです。

7 壁キャラについて

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▲ 壁キャラ度MAX、イラストの迫力MAXなシーマ(だが奥義で火は出ない)

ある程度主力火力キャラが育ってきたら、壁キャラの育成も考慮に入れます。

壁キャラとは、HPや守備、魔防などが高く、生存力の高いキャラです。重装キャラに多く、数値で言えばレベル40時にHPが42↑、守備か魔防が30↑、スキルも【大盾】【聖兜】【反撃系スキル】などがよく持たせられています。

壁キャラは火力にしづらいキャラも多いですが、実装したスキル継承により奥義を持たせるだけでもかなり生きるようになりました。また壁キャラは、難易度の高い大英雄戦(ウルスラ戦でのシーマ、ツバキ、エルフィ)や、今後実装がされるらしい防衛マップなどで活躍してくれることが予想されますので、属性ごとに1体以上硬いキャラを持っておく&育てておくのはオススメです。

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ちなみにステータスの部分では、今後も増えるでしょうし固体値にもよりますが、

<HP>
・ドニ
・マリク
・ハロルド
・ウェンディ
・ソール
・ホークアイ

<守備>
・ツバキ
・フレデリク
・シーマ
・ベルカ
・オボロ

<魔防>
・各ヒーラー
・フェリシア
・ゼロ
・ジェイガン
・シーダ
・ピエリ
・フロリーナ

辺りなどが高いです。もう少し詳しい情報は各攻略サイトのデータベースをご覧ください。

今でこそ壁キャラは注目され始めていますが、上記はヒーラー以外は比較的腐りやすいキャラだったと思います。他にも最近大英雄戦が行われた、そのままでも硬い飛行であるミシェイルの【アイオテの盾】を別の硬めの飛行キャラに継承するなど、壁キャラには様々な形があります。

8 キャラの動かし方

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モブユニットの敵勢は基本的に

・徒歩の物理キャラは魔防が低く
・魔導師とヒーラーは守備が低く
・飛行キャラは弓にとても弱く
・重装は魔法にやたら弱く
・騎馬と勇者系武器持ちは打たれ弱く
・そして暗器は意外と仕留め切れない

がベースです。(あくまでベース。)

FEHでは今のところターン数の制限がないので、動かす際はこのベースと時間無制限の部分を最大限活用します。以下、理想的な戦い方の凡例です。4人なら2人以上、5人相手なら3人以上を育成キャラが倒すことを目標としています。

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<敵勢の選定>(マップに入る前)
基本的に属性・スキルなどで相性が有利な敵勢を選びます。斧なら魔防が低めなのでサポートキャラには魔導師を入れたり、弓が2人以上なら飛行はやめたり、竜がいるならキャラがある程度特定できるので、対策を想定しておきます。杖が2人以上ならしめたものです。

<1ターン目>※位置調整は4/12のアプデで1ターン目にできるようになりました。
序盤の1ターン目では、狭い盤面で少しでも有利に事を運ぶため、直線距離で敵勢の弱点を狙い、バフを受けるための位置の調整に使います。敵勢は動かしません。(アルティメットマップではたまに即やってくるので注意。)もちろん、反撃を受けずにor次のターンで生存が確認できるのであれば、倒しておきます。

マップ画面での左下にある「危険範囲」と、敵ユニットを長押しすることで表示されるそのユニットの危険範囲なども活用していきます。

<2ターン目>
2ターン目では、一番近い敵をおびき寄せるか、倒します。

もし相手勢が5人なら、複数から攻撃を受けるなどしない範囲でできれば1人倒しておき、対等&安全に移動できるマップを広くしておきます。もちろん育成キャラは死守です。

<3ターン目>
3ターン目でも死ぬことなく倒すことができたなら、こちらは4人、相手は2~3人なので大体勝つことに関してはアンパイです。移動の遅い重装が多く残るので、場合によっては一度下がり回復させるなどして、安全に経験値をいただく思考にシフトチェンジします。

マップが広いなら、1体倒して引かせ、壁役を配置し、回復するというルーチンワークのような戦法もAIが単純なだけに効果的です。上手く事が運べば、強力なバフ持ちを一人真ん中に配置し、残りの3人がバフ持ちの周囲を回るような完全な迎撃戦法でも勝てたりします。

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▲ 泥仕合の例 一応ドーガが全員そこの川に蹴落としたけどね!

もちろん、全てが上のように上手くはいきません。特にレベル35以降になると、泥仕合も多くなります。火力がそこまででない育成キャラで踏ん張るとよくなります。ただ、レベル35以降は主力キャラがSPを稼ぐことができるので、場合によってはそっちの稼ぎに切り替えたりします。

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▲ 限定的な人の一人

最後までワンマンでのレベル上げはキャラが非常に限定的で、かつ、それでも厳しいので注意です。(火力高めの騎馬魔導師で「ウェェーイw」と調子に乗ってると…。)慣れない内は、騎馬ヒーラーだと単独特攻になるし賢いとは言えませんが、あえてAIに任せて、戦況を眺めてみるのも一つ勉強になるかもしれません。

8-1 塔の敵キャラはある意味闘技場より手ごわい

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▲ ←お前はどこの国の王族よヽ(´Д`;)ノなオボロ →アプデ前に見かけた普通に魔王の尖兵なオボロ

塔は修練の塔と名前がついているだけに、低レベル帯では驚くくらい貧弱なステータスとスキルだったりしますが、それも30くらいからは改善して、スキルも○殺し系や獅子奮迅がちらほら見られるようになります。

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キャラにはそれぞれ攻撃が高い、守備が低い、魔防が高い、スキルが微妙など、それぞれ固有の特徴がありますが、塔のアルティメットマップからはそれが通じません。画像のこれぞ魔王なオボロ、魔防一桁のミネルバが極端な形ですが、このキャラはこうだという固定概念は通用しない場合も多々あるので注意してください。

8-2 大英雄戦や実装予定の防衛線では火力<移動力

・大英雄戦

大英雄戦はFEHのメインイベントの一つです。報酬で強いキャラがもらえる代わりに難易度の高いマップを攻略しなければなりません。

ただ攻略をするだけなら強いキャラでいいのですが、大英雄戦に限っては「全員生存」「光の加護禁止」という条件なので、移動力や回復はもちろん、守備・魔防の高さ、壁キャラの役割もより大事になってきます。

移動力は、1~3マスのターン開始時の移動そのものも指しますが、移動を補助してくれたり、対象を動かす以下のようなスキルがあれば攻略がよりスムーズになります。

・【歌う】【踊る】などの再行動スキル
・【引き寄せ】【引き戻し】【ぶちかまし】などの移動補助スキル
・【引き込み】【叩き込み】などの攻撃+強制移動のパッシブB
・範囲関係なく移動可能な【離脱の行路】【救援の行路】

火力面は充実してるのにクリアできないといった場合、【救援の行路】を持つ【歌う】【踊る】の再行動キャラ、【引き寄せ】と【引き込み】持ちの物理キャラ、騎馬キャラや飛行キャラに【連れ戻し】を持たせ似非救援&位置最適化、魔導師か弓に【引き寄せ】あたりを持たせると、案外あっさり初見でクリアできたりするかもしれません。

また、手数が増えるという意味でもやはり反撃持ちキャラは大英雄戦でも有効です。

・防衛戦、増援マップ

防衛戦はそのままの意味で、防衛をするマップです。増援マップとは、途中から敵が複数名乱入するマップのこと。告知はされていますがどちらもまだ未実装なので、完全に予想になります。

FEシリーズに限らず、防衛戦とは自城なり拠点なり、敵の侵入を阻むべく臨む戦いのことで、ゲームにおいてはおおよそ「あるラインを敵に越えられては負け」というものです。

FEHの現状からどう転ぶかはなんとも言えませんが、少なくとも敵のAI、現在の攻撃脳に、ある地点を目指して一直線に移動する「移動脳」が加わる可能性は高いです。

そうなると、現状のFEHではあまり有効活用されていない【進軍阻止】【すり抜け】【叩き込み】【グラビティ(杖)】などの移動に制限をかけるスキルが生きてくることが予想されます。

増援マップは、防衛戦と重複しそうですが、単独での導入があるならまず持久戦になることが予想されます。再行動スキルの【踊り】【歌う】などを始め、防衛戦と同じように耐久性の高い壁キャラやヒーラーの存在は手堅いです。

「実装された防衛・増援マップについて」

9 継承システムは無課金・微課金者にとっては幸い

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最近実装された継承スキルは、1.5倍のスキルポイントが必要な上、継承させるスキルの前提スキルも覚えさせなければならないため、そうほいほいと覚えさせることもできません。習得可能なスキル、できないスキルもちゃんと考えられていますしね。

とはいっても、役割を持たせづらかったお気に入りキャラを強化できることもあり、FEHの楽しみどころはぐっと増えたといえます。(⇒「限凸以外でのSPの効率的な貯め方」

例えば初期キャラにして強キャラのシャロンは奥義を持っていません。最強格の一人エルフィなんかもまた同じです。シャロンやエルフィのように奥義に空欄がある場合、継承させ、習得させるだけでも大幅な戦力増強が見込めます。

9-1 扱いやすい継承スキル

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ここでは使い勝手の良いお手軽なスキルをざっとまとめます。(例によってもっと念入りな詳しい情報は各攻略サイトのデータベース要参照。)

<武器>
【勇者系武器】 … 2回攻撃速さ-4(ドーガ、アベル、レイヴァン、カインなど)
【~レイヴン】 … 無属性にも三すくみ有利になる(ルフレ、セシリア、ヘンリーなど)
【~ブレード】 … 奥義カウント+1 自分が受けている強化の合計値を攻撃に加算(サーリャ、ニノ、オーディンなど)
【ペイン】 … 射程2確定10ダメ杖(アサマ、ルセアなど)

<補助スキル>
【入れ替え】 … 使い勝手の良い位置替えスキル(ハロルド、ソール、ツバキなど)
【引き戻し】 … 実質移動が2マス増え、急襲もできる(ルーナ、バーツなど)
【回り込み】 … 対象の反対側に移動する。重装と相性◎(セルジュ、マルス、エイリークなど)
【相互補助】 … 簡易治療。使いどころは様々(ドニ、セツナ、マシュー)

<奥義>
【月虹】 … 2ターンで発動できるため、コストパフォーマンスが高い(オーディン、パオラ、エフラムなど)
【緋炎】 … 守備の高いキャラと相性◎(大人チキ、男ルフレ)
【氷蒼】 … 魔防の高いキャラと相性◎(シャニー、ゼロなど)
【月光】 … 月虹の上位版(フレデリク、カチュア、ルキナなど)
【長盾】 … 1距離攻撃のダメージを30%減(シーマ、ウェンディ、カインなど)
【聖兜】 … 2距離攻撃のダメージを30%減(ミネルバ、エリウッドなど)

<パッシブA>
【獅子奮迅】 … HP以外の全てのステを最大+3する代わりに戦闘後最大6ダメージ(バアトル、ジェイガン、ヒナタ)
【相性激化】 … 三すくみ有利だとさらに最大+20%される(ロイ、ティアモ、ルーナ)
【死線】 … 守備と魔防を最大5下げる代わりに攻撃と速さを最大+5(カザハナ、ミネルバなど)
【鬼神の一撃】 … 最大で戦闘中の攻撃が+6(ホークアイ、ウルスラ、クレインなど)
【飛燕の一撃】 … 最大で戦闘中の速さが+6(シーダ、フロリーナ、カミラなど)

<パッシブB>
【待ち伏せ】 … 攻撃を受ける際、HPが最大75%以下で先制攻撃(ロンクー、ゴードン、ラインハルト)
【攻め立て】 … HPが最大75%以下で追撃可能なら2回連続攻撃(シャニー、カレルなど)
【切り返し】 … HPが最大70%以上で速さに関係なく絶対追撃(レオン、ツバキ、クレインなど)
【引き込み】 … 自分から攻撃時、戦闘後、敵を自分の位置に移動させ、自分は1マス手前へ移動。倒した後もしっかり下がる(ドニ、ウェンディなど)
【○殺し系】 … HPが最大50%以上で、速さに関係なく絶対追撃&敵は追撃不可(ラズワルド、ハロルド、アベルなど)
【○封じ系】 … 戦闘後、敵の○最大-7(ロイ、カチュア、カムイ女、エストなど)
【離脱の行路】 … HPが最大50%以下の時、味方の隣接マスへ移動可(マルス、セシリアなど)
【救援の行路】 … 最大でHPが50%以下の味方の隣接マスへ移動可(パオラ、フレデリク、カインなど)

<パッシブC>
【○の鼓舞】 … ターン開始時、周囲1マスの味方の○+4(セーラ、ラズワルド、マシュー、ソフィーヤなど)
【○の紋章】 … 周囲1マスの味方は、戦闘中、○+4(ピエリ、サイゾウ、クロム、リリーナなど)
【○の威嚇】 … ターン開始時、周囲2マスの敵の○を最大5下げる(シャニー、ピエリ、レイヴァンなど)
【死の吐息】 … 自分から攻撃した時、戦闘後、敵の周囲2マスの敵に最大7ダメージ(カミラ、レオンなど)

9-2 強くなるお手軽なスキル組み合わせ

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▲ 何気にかっこいいんだけど、君の運命は素z(ry

ここでは継承スキルとキャラのお手軽な組み合わせを載せていきます。

・火力キャラに【死線】や【獅子奮迅】
・速さの高いキャラ+【攻め立て】
・速さの遅いキャラや反撃キャラ+【切り返し】
・(特に遅いキャラに)同色に同色の【○殺し系】
・再行動キャラに【離脱の行路】【相性激化】
・ヒーラーや紋章持ちキャラ、火力キャラに【救援の行路】
・奥義が空欄のキャラに【月虹】
・2回攻撃武器持ちに【速さの威嚇】
・2回攻撃武器持ちなど手数の多い火力キャラに【鬼神の一撃】
・ルフレやセシリアなどレイヴン持ちキャラに【相性激化】
・各属性の壁キャラに【相性激化】や各種【激化系武器】
・バフが充実している部隊の魔導師に【ブレード系武器】
・重装に【~の行路】【回り込み】などで移動のデメリットを軽減させる
・騎馬や飛行に【入れ替え】【引き戻し】などで立ち回り力アップ

上記は1つ継承するだけでぐんと強くなるというお手軽な組み合わせの例ですが、闘技場用構成など、突き詰めたら可能性は無限と言えます。そして多数の怪物を生んだ。

ひとまず【月虹】持ちの☆4オーディンとパオラ、【攻め立て】の☆4シャニー、【相性激化】と【速さの威嚇】【引き戻し】持ちの☆4以上ルーナ、【相性激化3】の☆4ロイ、【獅子奮迅3】の☆4ヒナタ、そして各種【○殺し系】辺りは下手な☆5よりも当たりなスキル継承要員として覚えておくと吉です。

9-3 スキル継承は兵種縛りパーティを楽しくした

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スキル継承で生きるようになったものの一つに、兵種縛りパーティが運用しやすくなった点があります。兵種縛りパーティとは文字通り、騎馬だけ、竜だけ、飛行だけなどの兵種を限定したパーティのことです。

騎馬であればギュンター、ジェイガン、アベル、飛行ならヒノカ、パオラ、ミネルバ、重装ならウェンディ、ドーガなどの【騎刃系】や【飛盾系】などの兵種限定で2種類のステが大幅に向上するバフを有効に生かすべく構成するのですが、いかんせんかんじんの兵種バフ持ちの奥義が空欄だったり、攻撃と守備低め・魔防が高めと攻撃を容易にできないステだったり、キャラの運用が苦しいという課題がありました。

そこのところがスキル継承システムにより強化をすることである程度解決し、楽になったというわけですね。兵種縛りは、まだまだ強いキャラが少ないこともあってか、個人の趣味のような部分も強いのですが、楽しいですよね。(最近は闘技場に魔改造ノノ率いる竜パーティがいるとか、いないとか。)

9-4 スキル継承のために羽を消費すること

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スキル継承は手軽にお気に入りキャラを強くできますが、【死線3】だったり【切り返し3】だったり、現状☆5専用スキルなどもあります。その継承用キャラの☆5を持っていなくて、☆5で継承させようと思ったら当然羽2万枚が必要になります。

それはもう、きっついです。羽はなかなか手に入りませんからね。

ここで書かずとも実感していると思いますが、無課金・微課金で羽が厳しいなら、☆5でよほど優秀な効果にならない限りは稼ぎつつ待った方が無難ではあります。(2回攻撃でないキャラに【鬼神の一撃3】とかね。)FEHはコンテンツもまだまだ少なく、発展段階ですからね。

羽はできれば「最強に育てるぞ!」と決めた好きなキャラにこそ使うべきではありますが、(筆者のように)ひとまず育成を終えたキャラが多く、しかも奥義なしが多くて足踏みしているなどの状況には、オーディンだったり、ロンクーだったり、ヒナタだったり、羽を使って継承させるのも一つの手だと思います。モチベーションもあがりますしね。

10 固体値について

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この記事は一応無課金・微課金者向けなので、あまり推奨するところではありませんが、一応触れておきます。

固体値とは、キャラのステータスにわずかに差を持たせたシステムのことです。基本は1つの能力が上がり、もう1つの別の能力が下がりますが、配布キャラなどがそうですが、そうした上がり下がりのない固体値(基準値)の2種類があります。基準値はガチャでも排出されます。

キャラを入手した時点で固体値は確定していて、覚醒させても固体値に変動はありません。ポケモンの種族値ですね。

火力に長けたキャラなら攻撃値を上げ、魔防(守備)を下げます。元々攻撃は高いが速さは低めのキャラなら、速さを上げる。壁キャラだったら守備を上げるなど、より役割に特化させることができるのが固体値システムの強みですが、難点として☆5であっても攻撃や速さが下がっていれば外れ…といった「固体値外れ現象」が起きます。

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▲ HP↑守備↓といううちの残念なエルフィ

しかも、最終的にその数値は±3されるのですが、そのキャラの得意なステータスならさらに+1、苦手なステータスならさらに-1されるという仕組みです。ともあれ、速さの下がる個体と上がる個体であったら同キャラであっても追撃を許すという事態に。

…と、なかなか無視できないシステムではあるんですが、やり込む予定でない人は無視してもいいシステムではあります。お金が足りなくなりますし、ゲームがつまらなくっては意味がありませんからね。

それに固体値は☆4からでも厳選できます。キャラを多く持っていれば、かぶるキャラも出てくるはずなので、そこから攻撃や速さの上がっている火力の個体、守備や魔防の上がっている壁キャラを厳選&育成すれば十分目覚しい活躍をしてくれること請け合いです。☆4から育成していればスキル継承用のSPもある程度は貯まりますから、そのまま☆5にしちゃってもいいですよね。

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4/12の今回の仕様変更アプデで、「聖印」というステアップアイテムが実装されました。これに乗じて固体値を基準値にしてくれるオーブ消費アイテムが後々出てくれたら嬉しいなぁとは個人的に思ったりもしますが、固体値はあくまでも「裏の要素」的な扱いでしょうから、見込み薄ではあるんでしょうね。

おわりに

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ひとまずこの辺りで〆ておきます。仕様の変更、キャラ・コンテンツの追加など、アプデはまだまだあるでしょうし、何かあれば追記していきます。

ではでは、良いFEH生活を!